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わずか1000ウォンの弁護士 第11話 あらすじネタバレ感想

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わずか1000ウォンの弁護士 第10話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第11話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

パーティーでの出来事

テーブルナイフを握りしめミンチョルの後を追っていたジフンだったが、ジュヨンのことを思い出し、ナイフを手放し追うのをやめる。

そしてマリとムジャンと合流。

マリは、JQの次男坊から仕入れた情報、男の名がチャ・ミンチョルで、JQの会長の元秘書であること、ケイマンファンドの新代表であることをジフンに伝える。


壇上では、JQグループ会長のチェ・ギソクが盛大な拍手で迎えられ、その声を聞いたジフンは、父が自殺した夜に最後に電話してきた男の声だと気付く。

会長との夕食の権利がオークションにかけられ1億ウォンで落札するジフン。


その後、ジフンはミンチョルのオフィスへ。

出世してこんなオフィスまで構えたと嫌味を言うジフンに「死にたいのか?」と言ってナイフを手にするミンチョル。

しかしジフンは強かった(゚д゚)!

逆にナイフを奪い「このナイフでジュヨンを刺した?」と言うとナイフを首元へ。

命乞いするミンチョルに「同じ痛みを味合わせてやる」と言ってナイフを振り上げるが、ジュヨンの「あなたの笑顔が好き」という言葉を思い出して思いとどまる。

翌日の事務所

翌朝の事務所では、事件がやっと終わりに近付いたと言って、ジフンを助けるべく結束を固めていたマリとムジャン。

2人がもしかしてジフンは裕福かも?疑惑について話しているとジフンが出勤。

今は時期尚早な気がするから1億ウォンは必要ないと言うジフン。

代わりにマリにある質問をする。

それは最も尊敬する人が最も嫌悪することをしたらどうするかというもの。

それに対し、「相応の罰を与える」と言うマリ。

ジフンはうなずき、外は日差しが強いようだと言って自分のしていたサングラスをマリにはめ、そのまま外出。

ジュヨンの墓参りへ。


翌日、マリが出勤すると、ジフンが去ったことをムジャンから知らされる。

ムジャンにはメールで、マリには手紙が残されていた。

それから1年後

マリはペク法律事務所で働いていたが、仕事内容はあまり自分の意に沿うものではなく。

弁護を終え、ジフンの事務所を訪ねてみると、そこでムジャンと鉢合わせ。

久々に再会した2人。

ジフンがいつ戻ってきてもいいように掃除していたムジャンに、私たちを捨てた人だと言い、もう忘れてもいい頃だと言うと帰って行く。


一方、ミンヒョクも検事をやめてペク法律事務所で弁護士として勤務。


そしてジフンはというと、ある田舎町で住民たちの相談に乗っていた。

相談には乗ってくれるものの、弁護を引き受けてくれないジフンに、本物の弁護士なのかと疑惑を抱く住民たち。

そこでジフンは、マリたちと解決した事件の案件たちを掛け軸にして、55勝1分0敗の弁護士だと自分で力説(* ´艸`)

わずか1000ウォンの弁護士であることを証明する。

その帰り道、孫が検察に捕まったというおばあさんから、孫は悪い子ではないからと言われ検察に渡して欲しいと手紙を託される。


家に戻り、手紙を読んだジフンは、孫のイ・シヌの勤め先がJQ製薬というのが気になりネットで検索。

研究員を拘束というニュースを目にする。

再会

検察庁で、偶然ジフンの姿を目にしたマリは、ジフンを追いかけとっ捕まえる。

知らせを受けたムジャンも検察庁へ。

1年前に捨てられた怒りを、貰った花束で何度もぶつことで発散させるマリ(# ゚Д゚)

そこへムジャンも到着し、ジフンに走り寄ると一発パンチ!


そして露店に場所を移す3人。

姿を消した理由を聞かれたジフンは、手紙を残したと言い訳。

アッカンベーと書かれた手紙のことを持ち出すマリに、その手紙じゃない、そっちはふざけていたというジフン。


真面目に話してと言われ、チャ・ミンチョルがジュヨンを殺した犯人だと明かし、パーティーの後に彼に会い、殺すところだったこと、混乱していたことを話す。

だから去ったのだと。

心の整理ができて相応の罰を与えらえれると判断したら戻ろうと思っていたと素直に謝る。

しかしマリは、気持ちは理解できるとしたものの、突然ジフンが去りつらかったこと、自分たちと一緒に乗り越えて欲しかったと言って、あの時のサングラスを返して先に帰る。


その後、部屋で一人、一年前のマリとムジャンの言葉を思い出すジフン。


マリは、ジフンが残したもう1通のふざけていないほうの手紙に初めて気づく。

そこには今の自分にあるのは復讐心だと悟ったこと、そして1000ウォンの意味を見つけるまで少しだけ待っていてくださいと書かれていた。

再集結

翌日、事務所に出勤するジフン。

そこにはムジャンの姿も。

大家さんもやってきて家賃を払えと要求されたため、耳をそろえてお支払い。

そしてマリもやってくる。

昨日は私の態度が冷たかったかもと言うマリに、2人に話があるというジフン。

けれどムジャンは、お金があるのに家賃を支払わずに逃げ回っていたことに納得がいかない。

するとあれのせいだと言って「受任料1000ウォン」の張り紙を指さすジフン。

受任料1000ウォンと定めたのがジュヨンで、彼女の心を理解するための私なりの方法だったという。

1000ウォンで弁護しながら言い表せないほど多くのことを学んだ、その気持ちは思い出として残し、これからは喪失感を抜け出し一生懸命生きないとね、と言い、ペク試補が言った「相応の罰」を与えられそうだと言うと、もう一度集まりませんか?と提案。

ムジャンは賛成だと言い、楽しそうな2人。

しかしマリはもう遅いと言って断る。

けれどジフンがあきらめるはずもなく。

いろんな言葉を並べ、最後に100ペク1000チョンは10倍の差で、ペクよりも私と一緒にいるほうがはるかに似合うと力説。

私が悪かったと真面目に謝るジフン。

すると、復帰を歓迎してあげると言ってジフンを抱きしめてあげるマリ。

ムジャンとも抱き合いはしゃぐ3人。


後日、「私の準備がやっと整った」と言ってマリをある場所へと連れて行くジフン。

そしてそのオフィスにいたのは、ジュヨンを刺したチャ・ミンチョルなのだった。

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感想+α

踏みとどまったジフン

パーティーでミンチョルの姿を目にしてどうなることかと思ってましたが、ジフンの復讐心を思い留めたのは亡くなったジュヨンの言葉でした( ノД`)

3年間、ずっと一人きりで事件を追っていたジフン。

その間、ムジャンと出会い、なぜジュヨンが受任料を1000ウォンと定めたのかを考えながら過ごしてきたんですよね。

そしてやっと突き止めた犯人!

よく思いとどまれたなぁと思う気持ちもあり、3年という月日が長く、自分でもどうなるか予測不能だったのかなぁとも思ってみたり。

そんな危うい感情の中、ヨンジュの「あなたの笑顔が好き」という一言を思い出し留まれたのは、その言葉だけでなく、やっぱりムジャンやマリの存在もあったからなのではないのかなぁと思うんですよね。

意識していなかったとしても、無意識の中にあったのではないかなぁと。

それと3年ものあいだ、受任料1000ウォンで弁護を引き受けていたという時間、これがジフンを成長させていたのだと思います。

姿を消したジフン

いざ、反撃!って、ムジャンもマリもきっと思っただろうに、そのタイミングで姿を消してしまったジフン。

マリはあの様子から察するに、おふざけの手紙は読んだようだけれど、ジフンが真剣に書いたもう1通には気付いてなかったみたいでした。

だから余計に傷付いていたんだろうなぁ。

アッカンベーだけじゃ、完全にふざけてますもんね。

手紙を残したから消えてもいいなんて、そんなの絶対にダメですよね(# ゚Д゚)

やっぱりふざけてる⁉

1年ぶりの再会は、2人に会いに行ったのではなく、偶然マリに見つかるというもの。

この状況でもふざけてしまえるジフンに少し呆れましたが、でもさすがにちゃんと空気は読んでました。

真剣に謝りましたね。

そして「もう一度集まりませんか?」というお誘い。

ムジャンは喜んでましたが、マリはそうはいかず。

でもジフンは諦めずにちゃんとマリを誘い入れました。

そこはジフンを誉めてあげたい!

マリは1年間、捨てられたと思って傷付いていたんだもの。

「ペクよりも私と一緒にいるほうがはるかに似合う」

これは最高の口説き文句だったし、その通りだと思う。

そしてジフンが2人に寄せている信頼を感じることもできました。

最後に

相応の罰が与えられそうだと言っていたジフン。

最後はマリを連れてミンチョルに会いに行ってましたが、どんな作戦を用意しているんだか。

それとこのドラマの良いところ。

それは張り詰めていてもおかしくない状況なのに深刻ぶり過ぎないところ。

おふざけでうまく隠しながらも、込み上げる怒りや正義を下そうという意気込みがちゃんと伝わってきます。

そしていよいよ次回は最終話。

ちょっぴり寂しいですね。


第12話(最終話)の感想はコチラ
わずか1000ウォンの弁護士 第12話(最終話) あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ