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わずか1000ウォンの弁護士 第12話(最終話) あらすじネタバレ感想

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わずか1000ウォンの弁護士 第11話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第12話(最終話)のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

マリと共にミンチョルのオフィスを訪れたジフンは、かなりビビった様子のミンチョルに「お前の上司に私が戻ったと伝えろ」と言うとおとなしく撤収。

その後、ジュヨン殺害の罪を被ったチョ・ウソクに面会へ。

再審請求をしてここから出すと言って受任料1000ウォンを要求(* ´艸`)


そしてジフンは、事務所は危険なのでマリとムジャンを自宅へ招待。

立派な家にびっくりするムジャン(゚д゚)!

しかしマリは、ジフンの捜査網の写真に祖父であるペク代表の姿があるのを見て少し複雑な様子。

それを察したジフンは、マリの祖父は悪い人ではなかったと言って写真を外す。

実はペク代表と会っていたジフン。

もう一度マリを導いてほしいと頼まれていたのだ。

ミッション開始

ジュヨンが殺害されたとき、ウソクは坡州パジュの酒場にいた。

その時の防犯カメラの映像もあるのだが、1つの証拠だけでは不完全。

だからこれを餌にするというジフン。


早速、ミンチョルがいるところに現れ、ウソクにはアリバイがあると画像を見せて揺さぶり不安な気持ちを煽る。

そしてわざとらしく親しげに接し、それをマリとムジャンが遠くから撮影(* ´艸`)


ジフンと親しげに映るミンチョルの写真を見たGQ会長のチェ・ギソクは、ミンチョルに電話。

ジフンがウソクの再審請求をしている件に触れ、全ての責任をおえるのかとミンチョルにプレッシャーを与える。

追い詰められたミンチョルは、ジフンの事務所に侵入し、再審請求の書類を盗み見。

そしてチェ・ギソクに電話をして何かをお願い。

ミッション其の2

翌日、ジフンがウソクに面会に行くもここにはいないから会えないと言われ。

その頃、ウソクは病院のベッドの上でのんびり。

眠っているウソクの元にミンチョルが現れ、点滴に何かを注入すると素早く去っていく。

そしてジフンも病院へ。

病室にはイェジン検事と検察に合流したミンヒョクもいて、ウソクも元気!

ミンチョルの行動は全てお見通しで、点滴もうまくかわしていた。


ミンチョルがウソク殺害を企てたことはニュースにもなり、ミンチョルは警察に追われる存在に。

チェ・ギソクに電話をすると、そこに隠れていろと言って住所が送られてくる。

しかし実際にはチームを送り、ミンチョルは殺されそうに。

それを救ったのはジフンだった。


ジュヨンの殺害を命じたのはチェ・ギソクだろ?と聞くジフンに、キム議員の書類を回収しろと言われたと言うミンチョル。

そこへチェ・ギソクからミンチョルに電話が!

その電話に出たジフンは、直接会って話をしようと提案する。

ミッション其の3

一方、ジフンの指示でペク法律事務所に来ていたマリ。

チェ・ギソクが父に関連した書類を回収しようとしていた、ペクにあるかもしれないとジフンから電話があり探してみるも、アクセス権限がなく、パスワードがわからない。

すると祖父のペク代表からパスワードのヒントを知らせるメールが!

探していた書類には「麻薬性鎮痛剤の規制緩和戦略」と書かれており、中にはジフンの父のファイルも。

すぐにジフンに電話し、JQ製薬事業発展のためロビー活動をしていたと伝える。


その後、部下を大勢はべらせたチェ・ギソクと飲食店で会うジフン。

麻薬性鎮痛剤の規制緩和の件、裏金の件を尋ねるもはぐらかされ、証拠となるような言動は引き出せず。

私の望みは会長が監獄に入ることだと言うと店を後にする。

ミッション其の4

ブルゴムの事務所に匿われていたミンチョル。

そこへミンヒョクとイェジンがやってきて、チェ・ギソクからの殺人教唆があったことを告発するミンチョルの証言を撮影。


ジフンはまずマリと合流し、ジュヨンが見たと思われる書類をとうとう手にする。

そしてミンヒョクたちとも合流。

後はそれを裏付ける証拠が必要だと言うイェジン。

ミンチョルがかつて盗んだ、ジフンの父が書き記していた裏金を受け取っていたメンバーたちの名簿と書類の名前を照合したところ一致。

イェジンのチームは、賄賂を受け取った関係者の取り調べを開始し、大きなニュースに。

最終ミッション

ミンチョルの証言録取を手に入れそれを見ていたチェ・ギソクの元に、ミンチョルから助けて下さいと電話が!

全て私がやったと自首するというミンチョル。

その後、トイレに行きたいと言ってブルゴムの事務所から逃走。

ジフンに電話し、決定的証拠を見つけたと言ってジフンを呼び出す。


一人で指定された港へ行くと、続々と車が到着しチェ・ギソクの姿も。

部下に抑えられ跪かされても笑顔のジフン。

死ぬ前だから一つだけ教えてくれと言い、ジュヨンを殺せと指示したかを尋ねる。

すると愉快そうに私が指示したと認めるチェ・ギソク。

お前が嗅ぎ回らなければ今でも全員が平穏に暮らしていた、お前が全員を殺したんだと責任転嫁。

そしてジフンの父には、ジフンが議員の息子だとメディアに明かしたら息子さんは耐えられるかなと脅したことも告白。

笑うチェ・ギソクの腕を取って払い走って逃げだすジフン。

チェ・ギソクは後ろから発砲し、ジフンは海の中へ。

事件の結末

地検にはミンチョルが自首し、検事に偽証を強要されたと証言。

会議室の大勢の前で責任を問われるイェジン。

そこへミンヒョクもやってくる。

イェジンはこれが事件の真実ですと言って、港でチェ・ギソクが「私が指示した」と罪を認めた映像を流す。

実はジフンのジャケットには隠しカメラが仕込まれていたのだ!

ミンチョルがチェ・ギソクに電話し逃げ出したのも全てはジフンの作戦。

隠しカメラの映像が決定的証拠となり、とうとうチェ・ギソク逮捕!

ジフンも腕を撃たれていたもののかすり傷だった。


そしてチェ・ギソクには無期懲役が言い渡される。

一方、政界をも揺るがす裏金に関するJQゲート事件は特検が担当することになり、国民の指示を得てジフンが特別検事に任命される。

国民の意志に従い、JQグループと政界の裏金関連疑惑を厳正に捜査すると約束すると会見し頭を深々と下げるジフン。


そして3か月後、JQゲート事件の捜査は終結。

裏金を受け取った議員は全員起訴される。

事務所の受任料をあげたいマリとムジャンだったが、「私が最も愛した人の心の価値でもある」と言ってジフンが却下。

私たちはチームなので一緒に1000ウォンだと言い、私は1000ウォンの弁護士だからと決めゼリフ( ̄▽ ̄)

エピローグ

漢江川の鬱蒼とした中州には、一人取り残された絶望した男が1人。

そこへスワンボートに乗ったジフンが駆け付ける。

いろいろと文句の多い依頼人に「死ぬほどつらいと聞き私が駆け付けました」と言うジフン。

そして音楽と共にエンディング。

物語は幕を閉じたのでした。

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感想+α

相応の罰

最終話だというのに序盤はおふざけが満載(* ´艸`)

危うくミンチョルがジュヨンを殺した凶悪犯だということを忘れそうなくらいだった。

でもそれは、ジフンが復讐ではなく「相応の罰」を望んだから。

一年間という時間がきっとそれを可能にしたんですね。

「私の準備がやっと整った」

最終話を観て、その言葉の重さと意味を少しとはいえ理解できたような気がします。

憎たらしいチェ・ギソク

黒幕のJQ会長のチェ・ギソクは本当にイヤな奴でした(# ゚Д゚)

金をバラまいては権力を強め、邪魔者は容赦なく殺してしまう。

それも殺せとは言わない。

だからこれまで決定的な証拠も残さずにやって来れたんでしょうね。

本当に腹黒い男。

でもジフンのように命を懸けられたら・・・

気が緩んだのか、自己顕示欲には勝てなかったのか。

殺せと指示したと認めたギソク。

逮捕されてざまぁみろですよ(*`艸´)

作戦はやっぱり・・・

最後の危険なミッションを遂行するにあたり、ジフンが信頼していたのはやっぱりイェジン検事でした。

あの様子から察するに、ミンヒョクは今回も何も知らされてなかったのでは?

演技が下手ですからね(* ´艸`)

仕方がない!

けれど一生懸命なミンヒョクは最終話でも好感度アップ。

すっかり愛されキャラになるとは、ドラマの序盤では想像できませんでした。

ブルゴム再び

そしてまたまたブルゴムの登場(〃艸〃)

もう準レギュラーやね。

思わず愛を持って足を洗ってしまえ!と言ってしまいましたよ。

ジフンが仲間にするくらいだから、やっぱり大それた悪事は働かない小悪党なんでしょう。

検事の顔

普段はユルさ9割くらいのジフンですが、特別検事に任命されたときの会見は、以前検事だった頃の顔をしていました。

裏金を受け取った関係者も全員起訴出来たことですし、これでジフンも一区切りついたのではないかと思います。

ただ、チェ・ギソクの逮捕もそうですが、かなり簡単に済まされた感は否めません。

けれどこのドラマにはこれくらいがちょうどいいのかもしれませんね。

やっぱり1000ウォン!

受任料の1000ウォンはこれからも永遠!ってことみたいですが、「私が最も愛した人の心の価値」なんて言われちゃうと反対できませんよね。

幸いなことにジフンにはお金がある、マリもお金持ち。

ムジャンにはクリーニング店があることだし、ムジャンの妻はジフンに恩義を感じているようだからきっと文句は言わないでしょう。

ただ一つ難点は、この事務所に入りたいと思う人がいてもお金持ち以外はお断りってことになりそう(* ´艸`)

それにステキなスーツを着こなす人でないとね。

最後に

かなりコメディ色が強く、下手をするとわざとらしくて白けてしまいそうな演出なのに、そうはならないところがこのドラマの本当にスゴイところ。

素直に笑える(´∀`)

特にシリアス展開だった次の9話目、おふざけに戻り、いんちきディーラーを「アチョ~ッ」とか言いながら追いかけるジフンなんて、ないわ~と思いながらも声をあげて笑ってしまう。

ドラマの内容からするとシリアスが8割くらいでもおかしくないのに、このドラマはそれが逆なのにちゃんと成立してるんだよね。

ジフン、マリ、ムジャンのキャラも好き。

ついでにいうと、1話目の10分間で3人のキャラに好感が持てました。

これでお別れとはもったいない。

あのメロディももう聞けないかもと思うとやっぱり寂しいですね。

はァァァァァ~~~~ッ♪