前回の感想はコチラ
わずか1000ウォンの弁護士 第6話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第7話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
想定外のチェ社長逮捕
ペク法律事務所では、資金担当者であるJQ建設の財務担当、ヤン・サング課長が横領して姿を消したことで、捜査は終結だと連絡を受けていた。
しかし、ジフンが捜査を強行したことでJQグループのチェ社長は緊急逮捕。
チェ社長の拘束は免れたものの、聴取には出席せずに済ませたいと言うのが社長の意向。
そこでヨンジュン(ミンヒョクの父)が検察の次長に電話をして、書面調査だけにしてもらえるよう依頼。
しかしジフンが納得するはずもなく。
それはミンヒョクとて同じ。
先輩のナ・イェジン検事は上層部にかけあい、1回だけの出席許可を取り付ける。
1回で十分ですと言うジフン。
実はジフン、以前ヤン課長の妻と会っていた。
その時に、大事に持っていてくれと言われたというある録音データを聴いていたのだ。
チェ社長の聴取
チェ社長は聴取を受けるために、イ・ジュヨン弁護士と車で移動。
隠し事がないかと確認するイ弁護士に「隠していることなどない」と言うチェ社長。
でもそれは真っ赤なウソ。
ジフンが聴取を始め、ヤン課長の妻に5億ウォンを渡したこと、ヤン課長に言った「飛び降りるか、首をつるのか」と言ったことがバレていて、罪になり得ますと言われ顔色を変える。
何も知らされてなかったイ弁護士が休憩を申し出たため、席を外すジフン。
「ヤンに死ねと言った証拠なんてない」とチェ社長がイ弁護士に言うと、取調室にはチェ社長とヤン課長とのやり取りの録音データが流れる。
「全ての罪をかぶって去るんだろ、飛び降りるか、首をつるか好きにしろ」と。
「俺はどうなる?」と聞くチェ社長に、威力自殺決意罪になり得ると説明するイ弁護士。
実は、ヤン課長が首を吊ろうとしていたまさにその時、ジフンは彼を見つけ会っていたのだ。
「生きて戻ればチェ社長に殺されると思った」というヤン課長に、「あなたが戻れば誰より喜ぶはずです」と言っていたジフン。
この録音データが証拠となりチェ社長は威力自殺決意罪の容疑で緊急逮捕。
刑事に連行される途中、ヤン課長が入ってくる。
チェ社長は、彼の手を握り大喜び。
これで俺は殺人罪じゃないよなとイ弁護士に確認。
ジフンとイ弁護士
露店で一緒にお酒を飲むジフンとイ弁護士。
弁護人は変わったので厳密には私の負けではないと言いつつ、続けていても結果は変わらなかったことを認めるイ弁護士。
話をするうちにジフンの口元が少し緩み、笑えるんですねとイ弁護士はすかさずツッコミ(* ´艸`)
ジフンはこういう場所も初めてだった様子。
そして帰り道、「恋愛はしないのですか?」と聞かれ、「はい」と答えるジフンだったが、「私はする気がします」と言うイ弁護士。
別れ際、チェ社長の話になり、ジフンは裏金がどこに流れたか私が必ず探し出しますと口にする。
捜査の行方
金の流れの行方を追うジフンは、ヤン課長の証言からヒントを得て車のナンバーを突き止めることに成功。
そしてその夜、誕生日だった父の元を訪ねたジフンは、そこで気付いてしまう。
父の車のナンバーが追っている車と同じナンバーであることに。
すぐに検事局に戻り、国会人事聴聞会で国務総理候補者として答弁する父、キム・ユンソプの映像をみるジフン。
そこで父は、罪を犯した者が相応の罪を償う社会、マジメに生きる人々が挫折しない社会、それが正義のある社会だと思いますと答えていた。
翌日、車のナンバーから車種などをさらに絞り込みキム・ユンソプにたどり着いたミンヒョク。
しかしミンヒョクはそれがジフンの父だとは知らない。
どうやらジフンがキム・ユンソプの息子であるということは公にはなっていないらしい。
ジフン自身、高校までパリで過ごし、母親の死後に韓国に来たとのこと。
その夜、屋上にいたジフンの元にイ弁護士がやってくる。
そこで最も尊敬する人を捜査しないといけないとしたらどうするかを彼女に尋ねるジフン。
すると、私なら捜査する、それが最も尊敬する人に対する礼儀だと答えるイ弁護士。
その後、父に会いに行くジフン。
2人でジャージャー麵を食べ、幼い頃、父に会えなかった時の話をする。
父親として気遣ってやれなかったことを謝る父。
そして話はチェ社長の裏金の行方になり、もうすぐ召喚調査が始まることをジフンは父に告げる。
店を出ると「少し手を汚してでもこの道を進まなくてはならないから協力してくれ」と言う父に「罪を犯した者が相応の罰を償う社会、それが正義のある世界だと教わりました」と言うジフン。
「私が総理になって必ず実現する」と言った父だったが、「私が正義を守ります」と言ってジフンは認めなかった。
取り調べとその結果
翌日、地検長に呼ばれ部屋へ行くと、そこには父もいた。
自ら、チェ・ギテの事件の件で取り調べに応じると言いだす父にびっくりする地検長たち。
場所を取調室に移し、隣の部屋でその様子を見ている4人。
ジフンからチェ・ギテから現金を受け取ったことがあるかを聞かれた父は記憶にありませんと返答。
父の心を変えるために黒いファイルを渡すジフン。
隣の部屋でその様子を見ていた地検長たちは、もし本当にお金を受け取っていたとしたら先手を打たないとと焦っていた。
もう既に不安に思う議員数人から電話が掛かっているらしく、キム議員一人で受け取ったことにしようと相談し部屋を後にする。
そしてその会話はジフンが仕掛けた盗聴器で2人も聞いていた。
ジフンが渡したファイルにはイヤホンが挟まっていたのだ。
結局、父さんだけが全ての罪を被ることになる、今からでも過ちを正してくださいと言うジフン。
その後、場所をオフィスに移し、金を渡した議員の名簿を今度渡してもらえるよう約束。
疲れた様子の父を見て今日は終わりにすることにし、エレベーターの前まで見送る。
しかしエレベーターは下ではなく上へ。
ジフンの記事が掲示板に張り出されているのを見て目を細める父。
ジフンの携帯には、父の部下からまだ議員が出てこないと連絡があり、ジフンも下へ。
携帯も繋がらず、次の瞬間、車のボンネットに父が落下(゚д゚)!
そして父の携帯には非通知の電話があり、ジフンが出てみると「まだですか?キム・ユンソプ議員」という男の声。
「お前は誰だ?」と聞くジフンなのだった。
スポンサーリンク
感想+α
訳アリのおぼっちゃま⁉
はっきりと明言はなかったですが、ジフンは正妻の子ではなさそうですね。
とはいえ、お坊ちゃまに変わりはなくやっぱり育ちは良さそうです。
ナ検事は、ジフンがキム議員の息子だと知っていたようですが、ミンヒョクやその他の人たち、上層部ですら知らないみたいでした。
一つわかったのは母が亡くなる高校生のころまではパリに住んでいたこと。
だからフランス料理店での注文も余裕だったんですね。
検事になったのも父親の影響っぽい。
「父さんのような検事になりたかった」
エレベーターでの別れ際、そう言ってました。
まさか最後に交わす言葉になろうとは思いもよらなかったでしょうが。
父親が亡くなったことでジフンは自分を責めそうな気がします。
予見するべきだったと。
イ弁護士との関係は?
イ弁護士とはなかなか悪くない雰囲気で、結局は飲みにも行ってましたね(* ´艸`)
自販機の珈琲は飲んだことがないみたいだったし、露店も初めてみたいだったし。
思わず、ミンヒョク、もっとジフンを誘ってやれよと思ったのは私だけかしら。
ジフンの気持ちはわかりませんが、イ弁護士はジフンに興味ありげでした。
ジフンに恋愛の話を振った時も、「私はする気がします(恋愛を)」とサラッと言ったのに、ジフンの返事が「では恋愛を頑張ってください」って、なんじゃいそれは。
自分と?とはこれっぽっちも思わなかったのかしらね。
なんともったいないことよ。
イ弁護士がジフンを見つめる目はとっても優しい雰囲気が漂っていたのに。
事件と父
GQグループのチェ社長は最悪なヤツだったけれど、ジフンの父が心配したように、ジフンの手に負える事件なんだろうか。
裏金を受け取った議員は数多くいそうだし、父が亡くなった今となってはその名簿すら手に入れられるかどうかわからない。
なんでジフンの父は飛び降りなんてしたんだろう?
ジフンのためだったのかなぁ。
それとも誰かに脅されていたのかな?
最後にかかってきた非通知の電話の相手が気になります。
そしてジフンは父親をすごく尊敬しているようでした。
父親を見つめる眼差しがとても柔らかく、純粋さもうかがえました。
ただ、ジャージャー麵を食べて店の外で別れたときの顔つきだけは、検事だったように思います。
イ弁護士は、ジフンに「笑えるんですね」って言ってましたが、父親の前にいるジフンの姿を見たらどう思ったことか。
きっとデレデレしてるように見えたのではないかなぁ。
今となってはその姿を見ることは叶わないですけれどね。
最後に
第1話で出てきた悪徳金融業者のブルゴム。
その時に言ったジフンの「私たちには多くの思い出がある」と言う脅し文句。
今回、資金洗浄する時のお金の受け渡しの役割の一端を担い、それを証言し協力したことで犯罪履歴を消してもらっていたことを指してたんですね。
ここにきて彼を出してくるとは、油断なりませんね。
そして、今のジフンの元を作ったのはやっぱりイ弁護士なんでしょうか?
現在、姿が見えないのが気になりますが、次回の予告編がその答えをくれそうな雰囲気でした。