第9話で、看守でありながら、刑務所内で売春を斡旋していたため逮捕されたジュセリーノも登場!
あらすじネタバレ
フィリント・プラテス刑務所に、ジュセリーノが移送されてくる。(←元看守でアドリアーノの上司だった)
手には大事そうに、馬に乗ったアレクサンドロスの陶器の置物を持っている。←たぶん
前回、アドリアーノに誘われたヴァルジールも、定年退職せずにこの刑務所で働いていた。
元看守ということで囚人から嫌がられるジュセリーノ。
そこへカピヴァラという囚人が現れ、ジュセリーノを自分の房へと迎える。
しかし、同じ房になったイスラエルは、ジュセリーノが元看守ということが気に入らない。
一方、会議をするアドリアーノたちのところへ、警察公安部のノゲイラ警部補がやってくる。
ここの刑務所の囚人と、外部の人間との通話が傍受されたのだ。
どの囚人の声なのかを特定して欲しいと言う。
内容はペドレイラ計画の実行命令が出たというもの。
しかし、バナナを落とす場所は決まっているのか?などという会話で、バナナが何かがわからない。
早速刑務所内をガサ入れするが、携帯は見つからず。
アドリアーノは、ジュセリーノに何が起きているかを聞き、減刑の代わりに情報を寄越せと迫るが、仲間を売れば殺されると言ってジュセリーノは拒否。
そして二人が話しているのをイスラエルが目撃していた。
その後、所長からオザスコの鉱山会社からダイナマイトが盗まれたと聞かされたアドリアーノ。
協力者の囚人から、脱走計画はないが、カピヴァラの監房の壁に携帯があることを教えてもらう。
すると、携帯は見つかるが、俺のだとは限らないと言うカピヴァラ。
イスラエルは、ジュセリーノがアドリアーノと話してるのを見たという。
しかし、カピヴァラは、ジュセリーノは俺の命の恩人だと言って、イスラエルを房から追い出す。
ある日、カピヴァラの房に、アビダラ(←代々銀行強盗)などのリーダーが集まっているのを見たアドリアーノは、ルバォンと共に房に乗り込む。
脱走は失敗だといい、外にいる仲間に脱走は中止だと言えばお咎めなしだという。
するとカピヴァラたちは笑い飛ばす。
アドリアーノが去り、いつやる?と聞かれ今度の土曜だと答えるカピヴァラ。
一方、アドリアーノたちは、盗聴されたカピヴァラたちの会合の一部始終を聞いていた。
それは州知事を狙った爆破計画で、脱走計画じゃなかった。←バナナはダイナマイトだった
全ては未遂に終わり、黒幕だったカピヴァラたちは凶悪犯罪者の刑務所へ。
どうやって録音を?と聞くアドリアーノだったが、それは秘密だと言われる。
そして監房にいたジュセリーノは、もう守ってくれる仲間はいないと言われ、イスラエルに刺殺される。
その時に割れた置物の中に、盗聴器が仕掛けられていた。
減刑と引き換えに諜報部に協力していたのはジュセリーノだった。
裁判所も承認した計画で釈放寸前だったという。
アドリアーノたちはせめてあいつに礼を言おうと言って、乾杯するのだった。
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感想 ~ただの囚人なんて虫が良すぎる~
ジュセリーノは再びの登場だったけれど、やっぱり自分勝手やね。
減刑と引き換えに盗聴器持参で移送されてきたけれど、スパイと呼ぶにはあまりにも何もしてない。
情報を引き出すわけでもなく、ただびくびくしながら盗聴器の入った陶器を大事にしてただけ。
看守が囚人になるケースは多いって、ドキュメンタリー部分で証言する方がいたけれど、ほとんどがセコイ犯罪なんだと思う。
ジュセリーノだって荒っぽいことをしたわけじゃない。
警察署長と組んで囚人に女性を斡旋してただけ。
まぁ、大事で最悪なことではあるけれど・・・
そして今回は釈放という餌に釣られた結果の刺殺。
絶対に正義感からスパイを引き受けたとは思えない。
結局は自分かわいさで引き受けたのだと思う。
それにやっぱり悪人面やわぁ(* ´艸`)
もちろん、刺殺されたことに対する同情も全くない。
そして、ヴァルジールは結局アドリアーノのお誘いに乗ってこの刑務所に勤務することになったのね。
心なしか、アドリアーノにちょっと活力が戻ってきたように見える。
それにもう囚人の協力者もいたことにびっくりや( ゚Д゚)
そういえば、今日は命の危機がなかった。
男性の武勇伝ほどつまらないものはないけれど、アドリアーノの武勇伝なら、身を乗り出して聞いてしまいそう( *´艸`)
そしていよいよ次回が最終話。
15年以上前にいなくなった元妻のことも気になる私。
ぜひぜひ触れてほしい、どんな結末が待っているのやら?