あらすじネタバレ
アドリアーノは、グレイシーという女性を捜すために、ストリップクラブのラックスに来ていた。
しかしそんな女性はいないと言われる。
そして妻と共に訪れた父親の家では、ソランジェという女性を紹介される。
彼女と一緒に暮らしてるという父親。←金目当てを心配するアドリアーノ
その食事の場で妊娠したと話す妻←検査はまだ
刑務所に出勤すると、ジュセリーノに、囚人・トラードの妻(グレイシー)がクラブにいなかったことを話す。
アドリアーノは、彼女が殺されたのではないかと疑っていたのだ。
危険だから囚人の家族とは関わるなと警告するジュセリーノ。
しかしアドリアーノは、またストリップクラブへ。
囚人に面会にきた女性に会い、お前はリンドーゾの妻じゃないだろうと言うが、私は彼の妻だという女性。
結局騒ぎになりアドリアーノは後ろからビール瓶で殴られる。
そして話は少し遡り、刑務所ではアドリアーノが面会者を見張っていた。
面会を終え帰ろうとする女性に、グレイシーではないのかと声をかける。
人違いだと言われるが、ナイトクラブのラックスで見たことがあると言うと、前に働いていたことを認める女性。
トラードは知らないから秘密にしてと言って帰って行く。
そのことをジュセリーノに話すアドリアーノ。
一方、家に帰ると妻から妊娠を告げられる。
検査はまだだと言われ、ぬか喜びではないかと心配するアドリアーノ。
お祝いするため食事に行こうとするが、リヴィアから電話がかかってきて食事は延期に。
リヴィアは彼氏と一緒に壁に落書きをして、損壊容疑で警察に拘束されていた。
警察署へ迎えに行くアドリアーノ。
言論の自由があると怒鳴るリヴィアに、釈放されたのは、俺が壁の塗りなおしを約束したからだとアドリアーノも怒鳴る。
そして話は現在に戻り、クラブで殴られたあと、アドリアーノは警察署で拘束されていた。
すると、刑事にラックスのオーナーから電話があり、アドリアーノは釈放を言い渡される。
その後、刑務所では面会日当日を迎え、何人かの女性を足止めするアドリアーノ。
そこへ所長がやってくる。
ジュセリーノはアドリアーノが面会者を足止めしてると文句を言うと、あんたの反応を見てるだけだというアドリアーノ。
所長もアドリアーノから聞いて驚いていると言う。
実は、警察署で釈放されたときに、ジュセリーノが親しげに娼婦たちと話している姿を目撃していたのだ。
ジュセリーノは、警察署長とグルて娼婦たちを雇い、妻のフリをさせて囚人の面会に来させていた。←売春斡旋!
逮捕され連れて行かれるジュセリーノ。
アドリアーノが家に戻ると、テーブルの上には、妊娠検査結果は陰性と書かれた検査結果が置いてあった。
落ち込んでベッドに横たわっている妻に、アドリアーノは黙って寄り添うのだった。
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感想 ~諸悪の根源は意外と身近なのよねぇ~
今回はちょっと時系列が現在・過去・未来とわかりにくい部分もあったけど、結局ジュセリーノが面会を利用して売春を斡旋してたのね。
しかもお仲間は警察署長だなんて、性質が悪すぎ。
アドリアーノは囚人が妻を殺させたんじゃないかとまで疑ってたのにね!
ふたを開けてみれば悪い奴はすぐ隣にいたよ( ゚Д゚)
セコイ犯罪だったよ。
言ってはなんだけど、ジュセリーノ役の人、看守らしからぬ悪人顔やったもんね。←断じて悪気はない
それに毎度毎度、アドリアーノは首を突っ込みすぎ。
あの熱量でよく看守を続けられるなぁ。
家に帰れば妊娠したい妻が待ってるわけだし・・・
その妻も妊娠した、って喜んだのもつかの間、検査結果は陰性。
結局、アドリアーノの嫌な予感は当たって妊娠はしてなかった。
そんなことじゃないかと思ったよ。
そして娘のリヴィアは壁に落書きで警察のお世話になるだなんて、アドリアーノ忙しすぎ。
でもそれだけじゃない。
父親は老いらくの恋に足を踏み入れてた。
いきなり女性と同棲だなんて、お金目当てだと思うよね。
しかも認知症だし、付け入るのは簡単すぎる。
アドリアーノは、妻のお相手をしないといけないし、娘はしつけないといけないし、父親のことにも目を光らせないといけない。
そして刑務所では気が抜けない。
関わり過ぎて時間外労働と言ってもいいくらいの働きっぷり。
そのうち倒れるんじゃないかとちょっと心配だなぁ。