あらすじネタバレ
起
ホテルでのカップル毒殺事件の調査を開始する明智(中村倫也)と苺(小芝風花)。
明智は、カップルが食べたとされるモーニングのフレンチトーストに、シアン化合物を混入するのは無理だという。←舌への刺激で気付かれてしまうから
一方で、被害者の胃の内容物に、メニューにはない林檎があったことが判明。
そんな中、明智の母親(財前直見)の遣いで、執事が探偵事務所へとやってくる。
要件は食事への招待。
興味津々の苺もついていくことに。
しかし、五郎と母親の仲は芳しくなく、言い争いに。
執事の機転で、母親は食事の席を後にする。←でも息子の顔が見れてうれしい
帰ろうとする明智だったが、苺がチーズフォンデュで舌をやけどしそうになったのを見て何か閃く。
承
事務所に戻ると、苺に林檎ジャムを作らせ、2人の刑事、上遠野と高橋のことも呼び出す明智。
そこで、熱々の林檎ジャムをフレンチトーストにかけ、その場で給仕したという推理を披露。
熱々のジャムならシアン化合物の舌への刺激をごまかせるというのだ。
すると上遠野が反論。
男にはもう一人別の彼女が青森にいたと言い、別れた女を部屋に入れるわけがないと言う。
2人が帰ると、僕の推理が正しければこの犯人、今捕まえないと大変なことになると呟く明智。
林檎の品種によって、味も煮る時間も違うと言う苺。
すると明智は、男が二股をかけていた彼女がいるという青森に行くと言い出す。
運転するのは苺、ではなく苺の幼馴染の桃子。←苺が飲酒していたから
一方、マリア(小池栄子)は明智が早く自分を追いかけてくるのを待っていた。
青森で美味しいものをたらふく食べた桃子は、気を利かせて途中で消える。←苺が明智を好きだと思ってる
その後、市場で全品種のりんごを購入する明智。
しかし、店員からジャムにするのは上等な林檎ではなく、落ちてしまったりんごだと言われる。
転
そして茜(志田未来)のいる林檎農園へとやってくる。
茜と会い、りんごを譲ってもらおうとする明智。
そこへ茜の祖父が現れる。
品種の名前は孫と同じ「あかね」だというと、明智たちに落ちたりんごを譲る。
早速、屋外で苺にジャムを作らせる明智。←デリカーだから便利ね
そこへ茜の祖父がやって来る。
茜の身の上話をする祖父。←聞いてるのはもちろん苺
そして全てのりんごをジャムにした結果、ジャムに適していたのは「あかね」であることが判明。
その頃、茜はマリアに東京から変な人が来たとメールしていた。
その人はあなたを捕まえに来たわけじゃないから、全部話しても大丈夫だと返信するマリア。
その後、明智は僕はただの美食家だと言って、茜にマリアの居所を聞く。
知らないという茜。
するとカップル殺害の推理を披露し始める。
殺害された被害者の舌にはやけどのあとがあったこと。
検証の結果、ジャムに適していた品種は「あかね」だったということ。
それでも、私は殺してないと言う茜。
明智は、あなたを捕まえに来たわけではない。
あなたに代わって二人を殺したマリアを止めたいだけだという。
結
ずっと一緒にいようって言ってくれた彼氏が東京に行って変わったと話し始める茜。
殺害動機は、SNSに茜が作ったジャムをクラッカーに乗せて食べる女性の姿がアップされているのを見たからだという。
だからその女を殺そうと。
そしたらマリアがジャムに毒を入れてくれたと話す。
部屋で給仕したのはやはりマリアだった。
女だけを殺すつもりだった茜。
しかし彼は、茜の作ったジャムは食べないのに、高級ホテルで出たジャムは食べたと言って泣く。
愛してたから殺したと言う。
泣きながら自首を進める苺に、黙るようにという明智。
そして再度、マリアの居所を聞く。
そこへ警察が到着し、重要参考人として茜を連れて行く。
警察を止めようとする祖父。
どこかの誰かが捕まらない限りは、茜が罪に問われることはないと苺に話す明智。
事務所に戻るとそこにはマリアがいた。
どうしてこんなことを?と聞く明智。
誰にだって願望はある、違いは妄想か現実に起こすかと言うことだけと言うマリア。
私の幸せはただ人を殺せることだと言い、禁断の果実を食べさせたのはあなただと言う。
そして愛してると。
僕はあなたを救いたいと言う明智。
次はあなたが禁断の果実を食べこちら側へ来るのよと言うマリア。
そう言うとマリアは去って行くのだった。
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感想 ~志田未来ちゃん可愛すぎ(*´ω`)~
色恋沙汰で男を殺すなんてアホやと思うけど、でも、志田未来ちゃんすごく良かった。
青森で彼氏を待つという健気な役どころ。
訛りも演技もすごく自然で、マリアが思わず手を差し伸べた気持ちがなんかわかる。
私は、男性がらみで女性の怒りが女性に向かうのは、ハッキリ言ってアホやと思ってるけど、だけど今回はそんな風に言えない。
それくらい志田未来ちゃんの存在が純粋に思えた。
「愛してるから殺した」
この一言が全てなんだよね。
だからマリアも手を貸したんだろうなぁ。
そのマリア様はと言うと、バックに潤沢な資金がありそうなんだけど、それはどこから調達してるんだろうか?
そして今回も素敵なメイクで妖艶な雰囲気。
ちょっとダークな赤いリップが、ズバリ高そうな女。
苺が完全なる庶民派女子だからすごく対照的。
そのマリア様に対して、明智が放った一言。
「あなたを救いたい」
ハァ~ッ(# ゚Д゚)
ってなったよ、私はね。
せっかく自由に羽ばたけるようになったのに、また閉じこもれと言うのか?
だけどそんな言葉に1ミリとも動じない余裕のマリア様。
そうこなくっちゃね。
そして五郎ちゃんにはもう一つ言っておきたいことがある。
さんざん苺のことを1号1号と言っておきながら、小林少年はないわ。
そこはやっぱり1号で通すのが筋じゃないのか?
ついでに言うと、桃子にも何かあだ名をつけてあげて欲しいなぁ。