あらすじネタバレ
エンジェルの部屋にあったネクタイが、昨日の昼に身に着けていたものだというカロリーナ。
すると、時々同じものを買うときがあると言ってごまかすアレックス。
一方ピアの家では、ブルーノを起こしに行ったピアが、サンと親し気だったことを問い質し、ゲイなのかと聞く。
するとブルーノは成り行きだと言って鼻で笑う。
ピアが恋人のことを聞くと、パパが台無しにしたと言い、ピアが去ると朝からクスリ。
リビングに現れたブルーノはすっかりハイに。
ジョヴァンナとイゴールはすぐに気付くがピアは半信半疑。
イゴールにブルーノを学校へ送るようにとお願いし、ジョヴァンナには弟はクスリを使ってるのかと質問。
サンが何か知ってるはずだからと言って番号を教えてもらう。
モデル事務所では、豪華な高齢者施設を探すようにとファニーがヴィスキーに指示していた。
費用は全て自分が払うが、アントニーが私と永遠にいる保証だと思えば安いと話すファニー。
一方、アントニーはアルジャンにジョヴァンナを紹介。
彼女はモデルで海外に連れて行くべきだと進言。
アルジャンはジョヴァンナのことが気に入ったと言い、それを承諾する。
ジョヴァンナが帰るとこれが君の条件だね?と聞くアルジャン。
アントニーはそれを認め、恋人かという質問にも恋人だと答え、アルジャンも別に構わないという。
ホイは携帯をひったくるまでに落ちぶれていた。
そして店で服を見ていたラリッサと合流。
鏡に映るボロボロの自分の姿に気付いたラリッサは、よだれを垂らしながら号泣し、ホイに手を引かれ店を後にする。
エジガールはリリスと会い、モデルを辞めることを条件にヨリを戻すことに。
ピアはイゴールと一緒にサンのところへ。
息子がクスリをやってることを受け止めきれないピアに、指輪を見せ、家族の物を盗んでクスリを買うのはハマっている証拠だというサン。
指輪は持って帰ってくれというサンに、損をさせないように買い取ると言うピア。
サンに高額の小切手を切る。←いくらかは知らんけど
カロリーナの元にはオズヴァルドから電話があり、イルダの具合が悪いと告げられる。
アルレッチとアレックスにも電話するが繋がらない。
2人はその時、情事の真っ最中だった。
イルダは入院が必要だと言われるが、死期を悟っているイルダは残りの時間を家で過ごしたいからと言って拒否。
そこへカロリーナがやってくる。
娘には何も言わないでというイルダ。
アルレッチがカロリーナに折り返し、イルダの具合が悪いと知ると、アレックスと一緒にイルダのアパートへ。
ピアはイゴールから息子と話せと促されるが、ブルーノはすっかりハイでおかしな言動を繰り返し話せる状態ではない。
盗んだ指輪を見せ、クスリのことを追求するが、ブルーノは倒れてけいれんを起こし、口から泡を吹く。
一方、アパートでアントニーを待っていたジョヴァンナは不機嫌だった。
アントニーがアルジャンと寝てると知り、耐えられないと責めるが、アントニーからはアルジャンは世界へのパスポートで、僕らのためだと言われる。
君はトップモデルとして世界中の広告に出ると言い、ゲイに耐えてるのは僕で、僕が愛してるのは君と母さんだけ、あとは利用するだけだというアントニー。
ジョヴァンナも分かったと言って仲直り。
そこへブルーノが病院に運ばれたという連絡が入り、ジョヴァンナはさっきは責めてごめんなさいと言うと、病院へと向かう。
イルダの家を後にし外食する3人。
カロリーナは電話が繋がらなかったことを責め、どうして2人揃ってきたのかと追及。
アレックスはウソの説明でごまかす。
そこへブルーノがコカインをやって病院に運ばれたという連絡が入り、アレックスは病院へと向かう。
そこでピアから、あなたが恋人のことを台無しにしたと聞いたと知らされるアレックス。
その頃からブルーノの様子がおかしかったことも。
医師からは、命の危機を脱したが、今度コカインを使用したら心臓が持たず死に至る可能性があると告げられる。
ファニーの元へ戻ったアントニーは、ファニーをいつものメチャクチャにしてコースでご機嫌伺い。
翌朝、ファニーから施設が見つかったと言われるが、まだ迷っているアントニー。
そこでファニーは施設を見学することを提案し、気に入れば施設の人に母親を迎えに行ってもらうことで合意する。
アレックス邸では、ピアがクスリに気付かなかったことに不満を口にするアレックス。
すると母親の愛が目を曇らせ、目の前の現実を認めたくないの、自分もそうだと言ってアルレッチに視線を送るカロリーナ。
私にとっては無邪気な子供だけれど、あなたは立派な女性で男がほっとかないと話し出す。
視線を感じるから分かると言って今度はアレックスを見る。
アレックスは私に見えるのは義理の娘でまだ子供だと言い、ブルーノのことで動揺してるな、と言うがカロリーナは否定。
ピアでさえ息子を見抜けなかったのに、私は見えてるかしら?と口にする。
私たちとあの親子はまるで違うと言うアルレッチ。
今にも泣きそうな顔で笑い何度もうなずくカロリーナ。
あなたは間違ったことは出来ないと信じてると言って、その場を去って行くのだった。
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感想 ~言いたいことがあるのなら、もっとはっきりと言ってよカロリーナ~
カロリーナはここまで答えを導きながら、まだあいまいな態度を取り続けるんやね。
目ではアルレッチとアレックスのことを責めながら、口では信じてると言う。
ハッキリ言って嫌いなやり口や!
もちろん悪いのはアレックスとアルレッチやけど、もはやカロリーナは捨てられたくないだけじゃないのかと勘繰りたくなる。
言わないけれど、信じてると言う言葉で罪悪感を植え付け、今なら何もなかったことにするって言われてるみたいや。
追求しないのは、やっぱり捨てられたくないからだとしか思えない。
そして同情を誘うような表情を見せるのよね。
ピアがブルーノの真実を見なかったのとは全く訳が違う。
そしてブルーノはクスリの過剰摂取でとうとう病院送り。
原因を作ったのはもちろんアイツ。
アレックス!
子供に興味なんてないくせに、どうしてブルーノの筆おろしに拘った?
関わってしまったならせめて放っておいてあげたら良かったのに。
エステファニーにお金を要求されたわけでもないのにねぇ。
アレックスがクズ過ぎて、ピアに付き添ってあげているイゴールが凄く優しい男に見える。
一方で、私はアントニーに感心してしまった。
アルジャンとの関係がジョヴァンナの知るところとなり責められていたはずなのに、言葉巧みに僕らの為だったと言い、最後はジョヴァンナからごめんなさいの一言まで頂くなんて、アッパレや!
観ていた私も思わずごめんなさいって言ってしまうな、って思える話の運び方だった。
ただ、やっぱりファニーのことは本当に利用してるだけなのか?
その真価は次週明らかになりそう。
だって予告編で、アルジャンがファニーを排除しようとしてたから。
どうする?アントニー!
そしてそして、相変わらず悲惨だったラリッサ。
私の中の、このドラマで命が危ういリストのベスト3に常に入ってる。
今回のシーンも切なかった。
鏡に映るボロボロの自分の姿に何を感じたんだろう?
フェードアウトせず、ここまで引っ張るからには役割があるはず。
それがいい役割だったらいいんだけれど。