夜更けに海外ドラマ

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【韓国ドラマ】ある日~真実のベール 第8話(最終話) あらすじネタバレ感想

前回のあらすじは・・・


何かとヒョンスに絡んできたドゥシクをボコボコにし、とうとう決着をつけたヒョンス。裁判ではジュンハンの元妻(科捜研勤務)の証言もあり、他に犯人がいた可能性を示唆することに成功するのだったが。


前回の感想はコチラ
【韓国ドラマ】ある日~真実のベール 第7話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第8話(最終話)のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

ドゥシクをボコボコにしたことで彼の仲間たちに呼び出されたヒョンスは、ドゥシクの親分から指を置いて行けと迫られる!

しかしそこへト・ジテが割って入ったためヒョンスは解放。

当然面白くないドゥシクとその親分。


一方裁判では、あの夜、ヒョンスが車を接触させた男が証言台へ。

彼に疑いの目を向けていたジュンハンだったが、なんと彼はグクファではなく、同居人のヒョジョンのストーカーだったことが明らかに。

当てが外れガッカリするジュンハン。


陪審員の最終評決を聞く前に、パク・サンボムチーム長を証言台へ。

サンボムがこの事件で調べた容疑者がヒョンスだけだったことに疑問を呈し、ヒョンスの吸入器を現場から持ち去ったのは違法行為だと糾弾。

ぜんそく持ちというのが強姦犯らしくないから持ち去ったのではないかと詰め寄る。


そしていよいよ判決の日、陪審員たちの評決は、有罪4票、無罪が5票という結果に。

しかし裁判官が下した判決は無期懲役。

再び拘置所へと戻ってきたヒョンス。


ある日、ト・ジテと運動場で話していると、ドゥシクが後ろからト・ジテの首元を斬りつけ、ト・ジテはそのままヒョンスの腕の中で息を引き取る。

ト・ジテが亡くなり、早速ト・ジテの持ち物を物色し持ち去る看守。


一方、サンボムは華々しく定年退任式を迎えていた。


しかしジュンハンはまだ諦めてはいなかった。

ヒョジョンのストーカーだった目撃者の男に目を付け、彼が警察に提出させられたという写真を知り合いの刑事から入手。

そしてとうとう真犯人を見つける。

それはグクファがクスリを処方してもらっていた医師のパク・チョンヨル。


公園で孫と遊ぶサンボムのところへ行き、パク・チョンヨルとグクファが不倫関係にありグクファが別れようとしていたと言って証拠写真を見せる。

しかし、今更どうしようもないと言うサンボム。

ジュンハンは「無実の人間を拘置所に入れて心が痛まないのか?」と言って、証拠を置いて帰って行く。


後を託されたサンボムはアン・テヒのところへ。

パク・チョンヨルを調べるべきだと進言。

そして検察は、チョンヨルを逮捕。

会見では、捜査は続けていたと言って検察の体面を保つ。


ジュンハンは拘置所へ行き、真犯人が逮捕されたことをヒョンスに報告。

今までよく耐えたと言ってヒョンスを労い、2人は固い握手を交わす。

そして釈放されるヒョンス。

拘置所の外には両親が迎えに来ていて、家に戻ると家族そろって食事。

その後、一人で外出するヒョンス。

街を歩き、最後はビルの屋上から街を眺める。


一方ジュンハンは、留置場で助けが来なさそうな少女に声をかけるのだった。

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感想 ~ヒョンスのことは最後まで好きになれなかったなぁ~

私もまったくジュンハンと同じことを考えてたなぁ。

あの目撃者の男性が犯人だと思ってたけど、まさか同居人のヒョジョンのストーカーだったとはね。

それは予想できへんかった。

そして医師のことはすっかり忘れてました。


結局、ヒョンスは本当に無実だったけれど、もう以前のヒョンスではないですよね。

いいのか悪いのかはわかりませんが、もうメソメソすることもなさそう。

ヒョンスが家に戻り家族で食事してるとき、妹がヒョンスの切った髪型を誉めるんですよね。

それを見て、私は本当に妹のこと偉いなぁと思いました。

ヒョンスは無実だったけど、責められるべきことはたくさんあるのに、文句の一つも言わずに髪型を誉めるなんて。

私なら、ヒョンスにはもちろん腹が立つけど、ヒョンスを甘やかし続けてきた両親に対してきっと腹が立つと思う。

でもこの両親はきっとこの先も変わらないんでしょうね。

以前とは変わったヒョンスにとまどいながらも甘やかし続けていく気がする。

ヒョンスは、肝が据わったと言えば聞こえがいいですが、確実に何かを失くしたと思う。

それが大切なものなのかどうなのかはわからないけれど、ヒョンス自身が自分にはあると思っていたけれど、実は最初からなかったものなのかもしれない。


そして拘置所で恐れられていたト・ジテ。

最期はあっけなかったですね。

全てはここへ行きつくために、ドゥシクは執拗にヒョンスにからんでいたんだなぁと思いました。

ドゥシク役の役者さんも、あの役すっごくハマってました。


そしてそして、ヒョンスの弁護を担当したジュンハンですが、ヒョンスとは対照的だったように思う。

進んでいる方向が真逆だったとでもいうのかな。

もちろん2人の望みは無罪を勝ち取ることでしたが、心の動きがまったく違ってるように見えました。

ヒョンスの変わりようがいいのか悪いのかはやっぱりわかりませんが、ジュンハンに関しては弁護士としても家族に対しても良い方向に働いたと思う。

たぶんこの先もずっとセコイ弁護を続けていくだろうし、元妻との復縁も無理だろうけれど、この弁護をしたおかげで心の持ちようが変わったのではないかと。


正直、途中からヒョンスが有罪か無罪かはどうでもよくなってました。

なので、ヒョンスが無罪だとわかっても良かったと思う気持ちは全くなく。

ただ、最後にジュンハンが、留置所にいた少女に見せた笑顔には少し救いを感じました。