ご紹介するのは、Huluにて配信中の韓国ドラマ「バッド・アンド・クレイジー」
話数:全12話
現代版の「ジキルとハイド」ということなのだが・・・
出世願望の強い刑事、リュ・スヨル警部を演じるのはイ・ドンウク(♥ω♥*)
そしてスヨルの中にいる「K」を演じるのはウィ・ハジュン。
ある日、突然現れた謎の男「K」にボコられ翻弄されるスヨル。
でもスヨルはまだ気づいていない、それが自分の中にいる男だということに!
果たしてどのタイミングで気付くのか⁉
それでは、第1話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
起
ある日の朝、なぜか浴室で目覚めたスヨル。
しかもそれだけではない!
駐車場に停めていた車がボコボコにされていたため、管理室に乗り込み文句を言うが、監視カメラに映っていたのは車をボコボコにする自分の姿(゚д゚)!
納得がいかないまま出勤。
そして昇進したいスヨルは、刑事と容疑者が亡くなった件で、同業の麻薬課のチーム長を厳しく取り調べる。
上司のボンピルからの受けはよく、うまくいけば昇進させてもらえるはずなのだが・・・
その後、一人でサウナへ。
そこで黒いヘルメットの男に襲われる。
受付で文句を言うが、監視カメラにヘルメットの男の姿はなし。
少女の母親のチェ・ユナを捜し始めるオ・ギョンテ巡査
オ・ギョンテ巡査は母親のチェ・ユナを捜すビラを貼っていた少女のために、ムニャン署に出向く。
すると失踪届は既に受理されているとのこと。
そして担当刑事のト・インボム巡査部長に話を聞くがその話に納得がいかず。
一人で捜査を開始。
ユナの携帯の最後の位置情報から自宅がを見つけ出すが、そこの警備員はユナを知らないと言う。
しかしギョンテはユナの部屋を見つけ許可を得ずに中へ。
浴室の排水溝から血の滴る髪の毛を発見する。
そこへインボムが現れ、ギョンテのことをボコボコに。
昇進したいスヨル
翌日、ボンピルに呼び出されたスヨル。
そこで昇進をチラつかされ、ある厄介ごとを頼まれる。
それは、ト・ユゴン議員の従弟のインボム巡査部長のこと。
選挙が目前なのに、インボムがギョンテをボコボコにし問題を起こしたため、収拾を図ってほしいとのこと。
上手くいけばト・ユゴン議員と竹馬の友になれると言われ引き受けるスヨル。
早速、被害者のオ・ギョンテ巡査に会いに行く。
穏便に済ませようとするスヨルだったが、ヨナの部屋で血痕を見つけたとい言われ2人で現場へ。
しかしもうその痕跡はなし。
その後、カフェでインボム巡査部長と会うスヨルだったが、あまりにも傲慢な態度のインボムに腹を立てる。
ハメられたオ・ギョンテ巡査
一方、ギョンテはまた一人でユナの部屋に来ていた。
部屋には娘への誕生日プレゼントだと思われる熊のぬいぐるみが!
そこへ警備員の妻が現れ、ユナの話を聞かせてくれるが、突然乱暴されそうになったと騒ぎ、タイミングよく夫が戻ってくる。
翌日、入院中の警備員の妻に会いにいったスヨルは、妻がウソをついてギョンテをハメたことをすぐに見抜く。
ギョンテの純粋なひたむきさに後ろめたさを感じるのか、自分のことだけを考えろと自分に言い聞かせるスヨル。
するとまたヘルメットの男が現れて襲われるが、目覚めたときは自宅にいたため、それが現実なのか夢なのかもよくわからず。
そしてインボムの暴力事件の件は、警備員の妻がギョンテ巡査に暴行されたと騒いだことをスヨルが上に報告し、それを穏便に済ませたことを利用して、丸く収める。
何も知らないギョンテは、スヨルに礼を言う。
結
ギョンテはまたしてもユナの部屋へ。
すると部屋から荷物が運びだされ捨てられていたため、娘へのプレゼントだと思われるぬいぐるみを拾って持ち帰る。
その様子を見ていた警備員。
一方、ト・ユゴン議員は娘の誕生日パーティーを盛大に開いていた。
そこでプレゼントのぬいぐるみに監視カメラ機能があることを偶然知る!
実は10日前、ユゴンはユナの部屋にいた。
傍らには血を流したユナの死体と、そばにはクマのぬいぐるみ。
その頃、ギョンテも偶然ぬいぐるみにカメラが付いていることに気付き、慌てて家に戻ると映像を確認。
しかし後ろからインボムが現れ襲われる。
データの入ったSDカードは奪われ意識を失うほどボコボコにされたギョンテ。
インボムは部屋にガソリンをまく。
一方、スヨルはまたしても黒いヘルメットの男と遭遇。
いつも通りボコられ、なぜかギョンテの部屋の前。
ギョンテに謝れと言うヘルメットの男に、火の海となったギョンテの部屋に放り込まれる。
そこで意識のないギョンテを発見するが、炎で出口を失い窓から逃げるしかなくなる3人。
しかしそこは高層階でギョンテと共に車の上に落下!
続いてヘルメットの男がしっかりと両足で車の上に着地(゚д゚)!
雨の中ヘルメットを取ると「うれしいよ。リュ・スヨル」と言って笑顔を見せるのだった。
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感想 ~サービスショットが満載だった(〃∇〃)~
とりあえず楽しい展開だった第1話。
現代版の「ジキルとハイド」ということなのだが、役割は反対のようですね。
出世のためならあくどいことにも手を染めるスヨルが表、裏に隠されていた「K」が正義を果たそうとするだなんて。
しかもこの二人、どちらも味わい深い(〃艸〃)
見ているだけで愉快だし、単なる善でも悪でもない。
まさにバッド・アンド・クレイジー!
昇進したいスヨルは、ト・ユゴン議員に取り入るために、彼の従弟のインボム巡査部長の厄介ごとを引き受けましたが、どうやらいちばん悪いのは議員のほうみたい。
あなた彼女を殺しましたね?ってやつですよ。
見たところ、インボムが議員の罪を隠そうとして、そこに偶然かかわってしまったギョンテ巡査が災難に巻き込まれたってところかな。
権力を持つ悪いヤツってイヤだけれど、頼る従兄のインボムもアホで傲慢でどうしようもなくイヤな奴。
イヤな奴にはイヤな奴やね。
反対に、出世したくてたまらないスヨルは、愛すべき悪。
決して行いがいいとは言えないが、心底悪に浸かっているいるわけではない。
言うなれば、人より自分ファーストなだけ。
たぶん自分のことが大好きなんやろうね。
そして家族との関係を見ていると、上品ではないけれど情も感じられる。
心の奥の底の底の底の底のほうに善が眠ってるからこそ、「K」が現れたんだよね。
「K」がとにかくスヨルのことをボコるんだけれど、たぶんあれは愛にあふれたツッコミ。
私はそう思うことにした!
「K」が発した言葉「オ・ギョンテに謝れ」ってのもイイ。
それから最後にスヨルに見せてくれたあの笑顔。
喜びに満ちている(* ´艸`)
待ちくたびれた感があって私は好き。
スヨルはきっと振り回されるんやろうけれど、それも楽しそう(*`艸´)
そして純粋ボーイのオ・ギョンテ巡査。
ピュアな彼がどう絡んでくるのか?
とりあえず、とっととト・ユゴン議員とインボム巡査部長には正義の鉄槌が下され退場を願いたいところやけどね。
そしてそして、スヨル役のイ・ドンウクは年齢を重ねるごとにステキさが増していて、私の頬は終始ゆるみっぱなしなのであった(*ฅ́˘ฅ̀*)♡