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【韓国ドラマ】バッド・アンド・クレイジー 第8話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第9話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
X氏が誰だかわからず、頭痛に襲われたスヨルはまた意識があの長い廊下に迷い込む。
扉のナンバーは1002、それが10月2日だと気付くスヨル。
扉を開けるとそこは幼少期を過ごした部屋で、黄色い雨具に血の付いたナイフを持った自分の姿が!
父親を殺すはずがないと思ったスヨルは、父親が亡くなった火災事件を調べるが、そこで明らかになったのは、父親が刺殺された後に火が放たれたという事実。
母親に真実を確かめるべく家へと行くが、母の姿はなく引出しからはクスリが見つかる。
幸い、母親はすぐに見つかるが母親が認知症であることを知ったスヨル。
母親はこれまで苦労をかけたとスヨルに謝罪するが、スヨルは苦労などしたことがないと言い、どこの誰かもわからない自分を育ててくれたことに感謝する。
翌朝、いつ忘れてしまうかもわからないので、自分が知っていることを全てスヨルに伝える母親。
俺が父さんを殺したかもと不安を口にするスヨルに「あの時のあんたは生きたくてどうにか逃げてきた子だった」と言い、私は今もずっと信じてるからあんたも自分を信じてと話し、スヨルも頷く。
一方、ギョンテはジュヒョクがヨンジェに刺された時の確認供述を取るために第一発見者のジョンフンに会いに行くが、ケガをしている彼を見て虐待されていることに気付く。
通報を促すギョンテだったが平気だと言うジョンフン。
そしてスヨルは「K」に何か隠してるだろと問い詰めるが、「K」は何かを隠しているわけではなく、自分が父親を殺したかもしれないと恐れているだけだった。
2人はいつもの精神科医のところへ。
突然浮かぶ記憶について専門的な意見を求める。
すると、記憶と言うのは選択的に保存され歪曲される傾向にあるという医師。
その後、20年以上前の10月2日の事件を調べたスヨルは、今回と同じ黄色い雨具の殺人事件を見つける。
被害者はチョン・ガンジェ。
有名な麻薬流通業者で、当初はいつも暴力を振るわれていた息子のチョン・ユノが有力な容疑者だった。
しかし逮捕されたのはソン・ボクジュン。
反抗を否認するも凶器が発見され事件は終結。
スヨルはボクジュンに会いに行き、控訴を諦めた理由を聞く。
すると、ある日突然思い出したと言い、20年以上も前のことをスラスラとスヨルに話して聞かせるボクジュン。
違和感を覚えていたスヨルの元に、当時の弁護士に会いに行っていたヒギョムから、一人から絶え間なく10年もの間、手紙を受け取っていたという事実を知らされる。
スヨルと「K」は留守だったボクジュンの家に上がり込み、引出しから大量の手紙を発見。
差出人の名前はチョン・ユノで、内容はボクジュンがスヨルに話して聞かせたものと全く同じ。
そこへボクジュンが帰宅。
「本当は何も覚えていないんだな」と言うスヨルと争いになり、その最中にスヨルはチョン・ユノの記憶が少し蘇る。
署に戻ったスヨルは、PCに向かい、X氏に「チョン・ユノ」と返事を返し、何があったのかを問い質す。
しかし、返事は自分で見つけろというもの。
そしてスヨルは、幼かったころにチョン・ユノと一緒に青少年センターにいたことを思い出す。
互いに父親から暴力を受けていた2人。
ここを出た後は?と聞くスヨルに、その時はまた地獄に戻ると答えていたチョン・ユノ。
一方、「K」としての最初の記憶が思い浮かび不安を覚えた「K」は、一人で精神科医のところへ。
その記憶が浮かんだ時の感情を聞かれ、「誰かを殺したかった」と呟く。
そしてスヨルは青少年センターのカウンセラー、ジュヒョクのところへ。
子供の頃のカウンセリング記録を見つけ、その中にはチョン・ユノと一緒に写る写真も。
その写真を手にしたまま屋上へ行くと、若い女性が身を乗り出しているのを目撃し慌てて静止する。
一方、虐待の件でお節介をしようと区庁の職員を連れてジョンフンの元を尋ねたギョンテは、そこで血まみれでなく亡くなっているジョンフンの兄を発見。
そばには放心状態のジョンフンも。
連行されたジョンフンを取り調べるスヨル。
ジョンフンは兄が本当に死んだのかを確認し、地獄が終わったという言葉を口にする。
その後、ジョンフンにはアリバイがあることがわかり彼は釈放。
「地獄」という言葉に引っかかるスヨル。
それにギョンテによると、彼はわざとアリバイを確保した節があるとのこと。
そしてスヨルは、ジョンフンの自宅近くの画像に、センターの屋上で見かけた女性が映っていることに気付く。
彼女の名前はキ・ソヨン、23歳の学生。
スヨルが彼女を目撃したのはジョンフンの兄が死んだ数時間後。
彼女は身投げしようとしていたのではなく、真下の排水溝を見ていたことに気付き、そこからは彼女のDNAが付着した血のついた黄色い雨具と凶器が見つかる。
ジェソンがキ・ソヨンのところへ行くと、殴られて救急車で運ばれるところだった。
しかも今日は腰痛の手術の予約もしていたらしい。
ギョンテの調べによると、ソヨンの元恋人、パク・ソングァはソヨンに執着し暴力を振るうことで2件の通報記録も残っていた。
もしこれが交換殺人で、腰痛の手術がアリバイ作りだったなら、ジョンフンは今、パク・ソングァを狙っているはず。
そしてスヨルたちの読み通り、パク・ソングァを狙っていたジョンフンだったがスヨルがそれを阻止。
その際、スヨルをナイフで刺してしまったジョンフンは逃走。
そこでまた少し記憶を取り戻すスヨル。
それはチョン・ユノの父親の遺体が運び出されるシーン。
黄色い雨具を着たユノが、ありがとう父さんを殺してくれてとスヨルに声をかけ、俺も今すぐお前を救い出すと言うもの。
そしてまた記憶の廊下へ。
1002の扉を開けると、父親を刺すユノの姿が!
そこへ「K」が迎えに来る。
俺は父さんを殺してない、ユノが父さんを殺したと言うスヨル。
早くチョン・ユノを捕まえようと意気揚々となるが、なぜか浮かない表情の「K」
手には血の付いたナイフを持っていて、「これが俺が覚えてる最初の姿だ、俺は人を殺した」と言うのだった。
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感想 ~どうしてもやっぱりあの人が怪しいと思ってしまう~
最後は「K」の衝撃の告白!
「K」が殺したのは、もしくは殺したと思ってるのは、ユノの父親のことだと思うんだけれど・・・
真実はどうあれ「K」には暗い顔なんて似合わないよね。
笑顔とのギャップがあり過ぎて、「K」にそんな顔をさせないでと思ってしまう。
それに「俺は人を殺した」なんて言われたスヨルはどうしたらいいの?
否定・・・できるの?
悩みに悩んじゃうよね、きっと。
今回、母親に「俺が父さんを殺したかも」と不安を口にしたとき、涙を浮かべ子供に逆戻りしたような表情で、必死に訴える姿がとっても印象的だった。
いつも頼りにされてるスヨルが一瞬で子供に戻っちゃうんだもの。
母親の「信じてる」って言葉にかなり救われたと思う。
なのに、自分は父親を殺していないと確信したときに「K」の口から飛び出た言葉がアレ!
「俺は人を殺した」
心配だなぁ~(´-ω-`)
一方、X氏の正体は、チョン・ユノだってことは分かったけれど、果たして本当に彼が黒幕なのか?
言ってみれば、チョン・ユノとは父親から虐待を受けたもの同士。
このゲームを始めたのはチョン・ユノかもしれない。
けれど、あまりに手が込み過ぎてるような気がする。
彼らを繋ぐのは「地獄」という言葉とドリーム青少年センター。
しかも父親殺しのヨンジュはアイズ麻薬を所持していた。
もしかしてそれも絡ませてくるつもり?
それにヨンジュの事件とジョンフンの事件は手口も違う。
ヨンジュは自ら手を下し、ジョンフンはソヨンと交換殺人。
チョン・ユノがそんなこと本当にできるのかなぁ?
20年も経った今になってスヨルに執着する理由もわからない。
やっぱり青少年センターのカウンセラー、ジュヒョクが怪しいと思っちゃうのよね。
どうなんだろう?
そしてカウンセラーと言えば、スヨルと「K」が足しげく通うもう一人の精神科医。
ドラマに2人もカウンセラー要るかなぁ?って考えると、ジュヒョクをどうしても容疑者からは外せない。
心の修理工は悪人には見えないからね。
それにスヨルはジュヒョクのことを優秀だと思ってるよね。
だからやっぱり怪しい(。-`ω-)
もしジュヒョクが本当にいい人だったら後でちゃんと謝ります。