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ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~ あらすじネタバレ感想 第13話と第14話(最終話)

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ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~ 第11話と第12話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第13話と第14話(最終話)のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第13話 結局はタイミングと勇気

本当にスヒョク(ユン・ヒョンミン)と結婚式場で会っていたことを知ったボラ(ユ・インナ)は、モルダーとスカリーのように彼の精子提供で妊娠したくないと思い、ディカプリオとケイト・ウィンスレットのように彼のエスコートで別の男性と結婚したくないと自覚。


そしてラジオに復帰。

自分もフラれたと言って同じ立場で共感し励ましてくれたスヒョクにこの場を借りて礼を言う。

車を運転しながらそれを聞いていたスヒョク。


番組には多くの励ましのメッセージが届き、別れた彼女とやり直したいと言う男性と電話が繋がるのだが・・・

その相手というのがなんとジュワン(゚д゚)!

言葉に詰まるボラだったがなんとか乗り切り。

各々ラジオを聞いていたスヒョクやユジョンたちも、電話の相手がジュワンであることに気付く。


そして収録が終わったボラをジュワンが外で待っていた。

やり直そうと言われ車に乗り込むボラだったが、スヒョクがその様子を目撃!

ジュワンはカフェでチャンスが欲しいとボラに縋り。


翌日、ジヌのカフェで打ち合わせするボラとスヒョクだったがそこへジュワンも現れ。

ジノはジュワンがボミの元カレだと誤解し、自分が今の彼氏だと言いみんなに2人が付き合っていることがバレてしまう。

その後、ジュワンは席を外して一人でいるスヒョクに声をかけ、ボラとやり直すためだったらなんでもする、手を出さないでくれと言って牽制。


ボラは、席に戻ったスヒョクに、やり直すつもりはないし会う約束もしていなかったというも、スヒョクの態度はよそよそしく。

今日はここまでにと言い、会社からだと言って花束を渡し帰って行く。←自分で用意したのにね


スヒョクが帰るとすぐにボラの席へと行くジュワン。

仕事に割り込み、スヒョクに誤解させようとしたジュワンに怒って席を立つボラだったがジュワンはその後を追い。

「別れたら惜しくなった?」と聞くボラに「その通りだ」と言うジュワン。

でも今許せないのは、君が一方的にあの男を好きなことだと言い。


出版社では、ウリ様とサンジンが付き合っているのではと噂になっており、ウリが違うと言っても信じてもらえず、イヤな思いをするウリ。

社内の雰囲気が悪い中、退勤時間になり、ウリはサンジンに片思いしていたけれど、告白する前にフラれたことを告白。

素直な想いを口にする。

ウリが話し終えると、スヒョクは副代表として話をし、確証もないウワサ話を広めるのは明らかなイジメだと言い、社員たちはウリに謝罪。


一方、ボミは妊娠が発覚し、ジノはパパになると大喜び(≧▽≦)

そしてとうとう地下に隠し部屋がありジノを住まわせていることがユジョンにバレてしまい、ついでに隠れていたボミも見つかり妊娠のこともバレ、ボラがボミを連れ帰る。

隠し部屋が発覚したことで、ユジョンの気持ちとジヌの自覚のなさでケンカしギクシャクする夫婦。


翌日、出版社に打ち合わせにきたボラだったのだが・・・

スヒョクとは殺伐とした雰囲気(;´Д`)

本の結末をどうするかで言い争いに。

好意があるのは明白なのに何も言わないスヒョクに「カッコ悪いことはできない人よね」と言うボラ。

「言葉にできないなら隠してよ、相手がバカを見るから」と言うのでした。

第14話 恋愛に正直に

会議室から出てきたスヒョクは、この件から下りると言い、ボラもこっちから願い下げだと言うと帰って行く。


その夜、サンジンと飲んだスヒョクは、自分がボラのハッピーエンドの邪魔になるんじゃないかと思い身を引いたと本音を話し。

だから最初からデボラの件はやらないと断ったと言って泣く(TдT)

すっかり酔ったスヒョクにスマホを握らせ一人で帰るサンジン。

スヒョクは「家に帰りたいから送ってくれない?」とボラに電話。

放っておくことも出来ず、ボラはスヒョクを迎えに行き。

「あいつとヨリを戻すな」と繰り返すだけのスヒョク。

ボラはタクシーでスヒョクを家まで送るのだが、そこで初めてスヒョクの家が近所ではなかったことを知る。

そして部屋で、花と一緒に渡すはずだったペンダントと自分宛ての回りくどいメッセージカードを見て、「この男、本当に分かりにくい」と思い。


翌朝、記憶のないスヒョクは通話履歴にボラの名前があるのを見て頭を抱える。

そして断片的に記憶も戻り・・・


一方、サンジンはウリをカフェに誘いコーヒーを。

諦めようと思ったけれど思い通りにいかないと言うウリに「今、告白して片思いを終わらせよう」と言うサンジン。

ウリの告白を受け、一緒に映画を観に行くことから始めることに。


ジヌとケンカ中のユジョンはボラの家へ。

ボミが部屋に立てこもっていることを知りドアをこじ開けるのだがそこにはジノの姿が(゚д゚)!

「僕たちの愛を認めて下さい」とボラに土下座するジノだったが・・・

ボラは反対した覚えはないといい、丸く収まる。


翌日、ボラに呼び出されカフェで会うスヒョク。

昨日は酔っていて何も覚えていないと言って謝る。←思い出したくせに!

ガッカリするボラだったが、本当は自分がどういう人間なのかということをありのままに話し、スヒョクのことが凄く好きだと告白。

けれどスヒョクは何も言わず、感情のままに動けないと言い訳。

ボラはプライドを捨てるほどじゃなくその程度ってことだと言い、代表に本を完成させたいと伝えてと言うと帰って行く。


家に戻るとジュワンから一度はうまいものを食べに行こうと電話が。

彼にも別れを告げる機会が必要だと思ったボラは応じることに。


そしてカフェ地下の隠し部屋では、既婚者の先輩としていろいろとジノにアドバイスするジヌ。

「奥さんを愛してる?」と聞かれ「もちろん」と答え、ユジョンには伝わってるはずだと自信満々。

なぜならソファで寝てると毛布がかかってるから(* ´艸`)

その会話を隠れて聞いていたユジョン。

その後、無事に仲直りをした2人。


一方、ボラから届いた原稿「恋にはいつでも本気」に目を通すスヒョク。

そこに登場するのは自分で、綴られているのはボラの素直な気持ち。

ハッピーでもサッドでも結末は自分で書かなきゃと締めくくられているのを見て、ボラを捜してジヌのカフェへ。

ユジョンからボラの居場所を聞き・・・


その頃ボラはジュワンと食事。

冷静に状況を分析するボラ。

ジュワンから「俺の隣には君が必要なんだ、結婚してくれる?」と指輪を差し出されるも、受け取れないと突き返し。

それでも粘るジュワンだったが、GPSで居場所を突き止めたダミが登場←ちょっと修羅場に(*`艸´)

「先に行くわね」と言って席を立つボラ。

そこへスヒョクが迎えに現れボラの手を取り外へ。

 

路上で「俺は君が好きか?」と問いかけ。

呆れるボラになかなか好きという言葉を言えなかったのだが、とうとう全部好きだと口にし。

好きにならないようにしたけど無理だった、君が何をしても嫌いになれないと告白!

そしてキスする2人(〃艸〃)


バカップルが誕生し、訪れたクリスマス。

ジノとボミはみんなが集まるカフェでサプライズで結婚式を披露。

クリスマスプレゼントを交換するカップルたち。

スヒョクのボラへのプレゼントは手袋だったのだが手袋の中からは指輪が!


ボラとスヒョクの結末は、ハッピーエンドでもサッドエンドでもなく、開かれた結末なのでした。

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感想+α

「俗に言う悪い男」は「本当にわかりにくい男」だった!

1話目でボラが言った「俗に言う悪い男だ!」という言葉、本当にスヒョクのことをよく表してた。

彼から「好き」という2文字を聞くのがこうも難しかったとは。

ユリは4年も大変だったと思う。

アラサーくらいの4年間を、付き合おうと言わなかった男と付き合ってたんだもの。

先が見えなくて何も保障がなくても、気まぐれでも思わせぶりでやさしくなんてされちゃうと、ホレちゃった身としてはそれで満足しちゃったんだろうなぁ。

聞いてくれたら、言ってくれたら、っていうのは怠慢だよね。

「小さくて輝くもの」

欲しければ欲しいと言えばいいとボラには言ってたけれど、スヒョクのような男性にはそれこそ言えない。

スヒョクはユリに指輪を渡さなかったのは渡したくなかったからだって言ってましたが、結婚式で偶然見かけたボラのことが心のどこかにあったからだという理由だったならやっぱり悪い男。


酔って「だからデボラの件はやらないと断った」ってサンジンに泣きが入りましたが、スヒョクがやっと吐き出した本音だったと感じました。

それが「好きにならないようにしたけど無理だった」って言葉に繋がり。

14話かけてやっと殻からヒナが孵ったみたい(* ´艸`)

もう一人の困った男

そしてボラの王子様だったジュワン。

浮気して、酷い言葉でボラを傷つけ泣かせた男。

スヒョクの存在を知りボラのことが惜しくなり取り戻そうとする姿。

私はそんなに嫌いじゃない。

顔芸を差し引いても、彼は自分の心には忠実だった。

自分のことを「自己中心的で自信のない人間だ」って言ってたけれど、本当にその通り。

その言葉にウソはなく、だからジヌのカフェにも押し掛けボラとスヒョクの間に堂々と割って入ったんだよね。

ボラを取り戻そうと必死だったし、ボラを好きだと言わなかったスヒョクに腹も立てていたんじゃないかなぁ。

「今許せないのは君が一方的にあの男を好きなことだ」という言葉がちょっとカッコイイなと思ってしまいました、ジュワンのくせにと思いながら(*`艸´)

スヒョクを牽制する姿は卑怯と言われるとそうかもしれませんが、「恋愛は本来ズルいもの」

自信がないから牽制したかわいいヤツです。

それにジュワンはハッキリと牽制しましたが、言葉を遠回しに変えた回りくどい牽制はよくあることで、同じ人を好きなのかもしれないと思った時に使ったことある人多いんじゃないかなぁ、「応援して」みたいな牽制は。


ジュワンを演じてくれたファン・チャンソンが、憎み切れない本当にいいキャラでした(〃艸〃)

サブカップルたち

ジヌXユジョン、ジノXボミ、サンジンXウリ様と、他にもカップルはいたけれど、私のお気に入りは断トツでジヌXユジョン。

「ユジョンだから結婚した」とジノに話すジヌの言葉に大きく頷いてしまいました。

ちょっとコントが入る2人は本当に微笑ましかったし、ユジョンの気持ちもジヌの気持ちも無理なく理解できるもの。

地下の隠し部屋はバレてしまったけれど、2人の絆が深まって何よりです(*ฅ́˘ฅ̀*)♡


一方、サンジンXウリ様はカップルに見えず。

かといって兄妹でも父と娘という風でもなく、強いていうなら祖父と孫のような雰囲気。

たぶんそれは・・・

ウリ様の服選びのセンスにちょっと難があるからかも⁉

ウリ様といるときのサンジンがどうしてもおじいちゃんに見えてしまう(´∀`)

最後に

ヒロインのボラ役を演じたユ・インナちゃんが本当にかわいくて。

ビシッとキメキメの衣装はどれもステキだったんだけれど、実は私が好きだったのは緩い緩いルームウェア。

どれも可愛かったです。

そしてスヒョクの思わせぶりな態度に最初は余裕がなかったボラですが、だんだんと慣れてきたのか冷静な対応を見せ、きちんと向き合おうとする姿もステキでした。

それに引き換えスヒョクときたら、タクシーで送ってもらったにも関わらず「酔って何も覚えていない」だなんて。

この大ウソつきめ(# ゚Д゚)!

路上での放尿を自ら口にしたボラとは大違い。

最後は、ボミにバカップルと言われるまでになった2人だからいいものの。


誰の心にも勇気はある。

ただそれを奮い立たせることができるのは互いに自分たちだけ。

そんなことを教えてくれるドラマでした。