ご紹介するのは、韓国ドラマ「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」
話数:全40話
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「ポッサム」とは、再婚が法的に禁じられていた朝鮮時代、寡婦を布で包み(包む=ポッサム)、誘拐を装う形で再婚を実現させた風習。(https://kandera.jp/sp/bossam/より引用)
主人公のバウ/キム・デソクを演じるのはチョン・イル。
定職に就かず、裏家業のポッサムなどでお金を稼ぎながら幼い息子チャドルを育てているのですが、何やら訳ありの様子。
そして夫に先立たれて寡婦となったファイン
手違いでバウにポッサムされ、運命が大きく変わることに!
それでは第1話~第4話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
第1話
夜更けにポッサム(寡婦を誘拐し再婚させる)するバウとチュンベ。
運悪く見回りがいたため、バウが気を引き逃げ回っている間にチュンベが寡婦を男性の元へと送り届けてポッサム完了。
報酬を受け取る。
その後、妓楼で落ち合う2人。
チュンベは高額のポッサムがあるとバウに持ちかけるが、若い女性を老人に嫁がせるのは気が進まないと難色を示すバウ。
そこへ
からかわれたと思い怒る儒生たちに酒をふるまいその場を丸く収める。
そして他の儒生たちが酔いつぶれる中、一人の儒生に一緒に飲もうと誘われるバウ。
儒生はイ・デヨプだと自己紹介し、バウはキム・デソクだと名乗る。
夜明け前に家に戻ったバウを待っていたのは一人息子のチャドル。
どうやらチャドルは母親が欲しいらしく、ポッサムしてきてとバウにおねだり。
一方、妓楼から朝帰りしたデヨプを出迎えたのは、義姉のファイン
2人がいるところを見た義母は、スギョンに嫌味たっぷり。
デヨプは朝の挨拶をするために父イチョムの元へ。
話題は昨夜、
デヨプは「
理由は力のあるものには害となるためだとデヨプに説明し、もっと深く考えるようにと促す。
一方、夫の命日のため寺へ向かっていたスギョンは、途中、町で肌を露わにして派手にケンカをするバウを見て「とにかく無礼だ」とチョ
第2話
バウが町でケンカしていた理由は、幼い子供たちを残し亡くなった両親が、男に貸し付けていた借金を取り立てるためだった。
取り戻したお金を子供たちに渡すバウ。
そしてチュンベは、一人20両の稼ぎになるポッサムをバウに持ち掛けるが、バウはうんと言わず。
しかし母と妹にもよくしてやれると言われると30両で引き受けることに。
その後、おじいさんの命日なのでチャドルを連れて寺へ供養に行くバウ。
住職に母と妹の様子を尋ねると問題ないと答える住職。
そして住職は、町でのケンカ騒ぎを目撃しており、バウをキツく叱る。
その際、母と妹が悲しむと言われ、俺は死んだ人間だ、どう生きろと?と聞くバウ。
一方、友達と遊んでいたチャドルは、みんながスギョンに挨拶するのが気になる。
すると翁主様だと言う友達。
翁主様の意味を聞くチャドルに、王様の娘だと教えてあげる。
そして夜になり、ポッサムしに出かけるバウとチュンベ。
しかしチュンベの記憶は怪しく。
それでもチュンベに言われるままに屋敷に侵入し、寡婦を攫うバウ。
依頼主の男性の屋敷へと向かうのだが、なんだか屋敷は慌ただしく問題が発生している様子。
とりあえず袋に入れた寡婦をそのまま家に連れ帰り、チャドルには決して触るなときつく言い聞かせる。
翌朝、依頼主の男性が急死したと知らせにきたチュンベ(゚д゚)!
一方、袋に興味津々なチャドルは袋を開け、女性に僕の母になってくれる?と聞く。
しかしそこでスギョンが翁主様だと気付くチャドル。
戻ってきたバウに、女性が翁主様だと告げ、ビックリするバウなのだった。
第3話
スギョンがいなくなったイ家の屋敷は深刻。
義父の
王様に報告すべきだと進言するチョ尚宮に、翁主の貞淑さが疑われると言って反対する。
そして身内だけで解決させようと、息子ウォニョプに
一方、スギョンが本物の翁主様だと知り頭を抱えるバウ。
元の屋敷に戻そうと様子を見に行くのだが私兵がたくさんいて驚く。
そして間が悪いことに王様に王宮に呼ばれたイチョムは、明日ファイン翁主を王宮に連れてくるようにと言われる。
帰り際、キム尚宮を見かけたイチョムは、王様がなぜ翁主に会いたがったのか探りを入れるが、逆にキム尚宮からは翁主の身に何かあったのではと疑念を持たれてしまう。
バウが留守にしている間にスギョンと仲良くなるチャドル。
母親がバウの友達と駆け落ちしたことも話していた。
一方、イチョムはスギョンがポッサムされた可能性があると報告を受け、必ず明日までに捜し出せと命令。
家に戻ったバウは、2人が仲良く話してる声を耳にして少しの間その様子を見ていた。
そしてその日の夜、スギョンを屋敷へ戻すことにしたバウは、スギョンを袋へ入れて屋敷へと行くのだが誰かの葬儀が行われている様子。
事情を聞くと、翁主様が夫のあとを追い首を吊って自殺した言われ、途方に暮れるバウなのだった。
第4話
結局、スギョンを家に連れ帰ったバウ。
屋敷では葬儀が行われていて、お前は亡き夫の後を追い自害したことになっていたと伝える。
すると王宮へ行こうと言うスギョン。
しかし、俺が美女より信用できないのが王様だと言うバウ。
そしてイ家には王様と
顔が見たいという昭儀に、理由をつけて断るイチョム。
娘が自ら命を絶ったと信じられない昭儀は、チョ尚宮と話すも、家族を人質にとられ脅されているチョ尚宮は本当のことが言えず。
婚礼前に許嫁に先立たれたスギョンを輿入れさせ守れなかったことを昭儀は悔いる。
スギョンがいなくなったため、今後はヘインダン(デヨプの叔母)に仕えるようにとイチョムに命じられるチョ尚宮。
一方、遠方にいたデヨプは偶然伝令を見かけスギョンの死を知る。
到底信じることができず、急いで屋敷へと馬を走らせるデヨプ。
屋敷に戻ると、スギョンの亡骸を確かめようとするが、父イチョムからキツく叱られる。
そしてチョ尚宮のところへ。
しかしデヨプの兄が一緒だったため本当のことが言えないチョ尚宮。
後で密かに本当のことをデヨプに伝える。
スギョンをどうするか思い悩んだバウは、夜更けにスギョンを連れ出し殺してしまおうとするが手を下すことが出来ず、結局連れ帰る。
翌日、娶ることを条件にしてスギョンを3両で旅芸人に売るバウ。
しかし悩んだ末、スギョンを迎えに行き取引をなかったことにする。
スギョンにひっぱたかれたバウは、心を決めるのに時間がかかったと言って謝り、王宮へ連れて行ってやると告げる。
スギョンを家に連れて戻ったバウは、スギョンを王宮に送ったら
そして王宮へ向かおうとしていた3人だったが、私兵に見つかり逃げ惑っているところを、チョ尚宮から本当のことを聞いたデヨプに救われる。
しかし、デヨプはその刀をバウに突きつけるのだった。
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感想+α
ポッサム
当時を生きていた人たちにとっては笑えない事情だったのでしょうが、こうしてドラマでみている身としては、間が抜けていてちょっと笑ってしまいます。
大きな布にすっぽりと寡婦を詰め込み夜更けに攫う。
両者で話がついていないと、スムーズに事は運ばないですよね。
捕まるリスクもあり命がけ。
高額で取引されていたことを考えると、きっと利用していたのはある程度の富裕層だったんでしょうね。
今ならば、再婚禁止なんてナンセンスだし、もし法でそれが定められていたならばそれだけでいろんな団体が立ち上がりそう。
各地でデモが起き、選挙が近づくと政治家のいい道具にもされることでしょう。
歴史ってスゴイ。
バウ
妻が友人と駆け落ちしたため一人息子のチャドルと2人で暮らしてるバウですが、本当の家柄に秘密がありそうです。
母と妹は健在のようですが、会うことも叶わない様子。
自分のことを「死んだ人間」と言ってましたが、どういう事情なんでしょう。
美人より王様が信じられないというのも穏やかではないですよね。
ファイン翁主スギョン
許嫁は輿入れ前に亡くなっていたスギョン。
3年経った今でも喪服を着て左議政イチョムの屋敷に住んでいるなんて気の毒(´;ω;`)
しかも姑は、あの様子から察するにふだんからも嫌味ばっかりなんでしょう。
王様の娘であるがゆえに政治的に利用され、ポッサムに遭ったがために今度は死人にされてしまった。
イチョムは相当欲深そう(ll´Д`ll)
スギョンを何がなんでも亡き者にしようとするあたり、かなりのワル確定!
でも息子のデヨプはスギョンに好意があるみたいですね。
私兵に追われるスギョンたちを助けてました。
最後に
バウ役のチョン・イルは「ヘチ」で観たことがあるのですが、その時と全然印象が違いますね。
私はこっちのほうが好き。
そして息子を演じるチャドルが可愛らしいです。
まだまだ母を欲しがる子供らしい面があるものの、家の手伝いをしてバウを支えるしっかり者。
今はまだ私兵から逃走中ですが、今後の親子がどんな選択をするのかも楽しみです。
第5話~第8話の感想はコチラ
ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 第5話~第8話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
主な登場人物
- バウ/キム・デソク:チョン・イル
- ファイン
翁主 スギョン:クォン・ユリ(少女時代) - イ・デヨプ:シン・ヒョンス
光海君 (国王):キム・テウ- イ・イチョム(左議政):イ・ジェヨン
- キム・ゲシ:ソン・ソンミ
- チュンベ:イ・ジュンヒョク
- チャドル:コ・ドンハ