夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 第13話~第16話 あらすじネタバレ感想

前回の感想はコチラ

ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 第9話~第12話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第13話~第16話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第13話

翁主と別れて発つと知り、泣いて駄々をこねるチャドルだったが、今回ばっかりはチャドルの駄々は通らず。

バウは無理矢理チャドルを連れてチュンベと共に発つ。


寺へ着くと住職と2人で話すバウ。

バウがまだ幼い頃、父、祖父、叔父たちは謀反を企てたとして、左議政イチョムが処刑。

遺体の前で必ず恨みを晴らすと誓っていたことを思い出す。

そして住職に、翁主を殺すことも売ることも出来ずに結局助けたことを話すバウ。

住職は、翁主を殺していたら悪事は葬られ、それはイチョムの思うつぼだったと言い、お前の善良な心は自らを助けるはずだと告げる。

部屋の外では、チュンベが全部その話を聞いていて、バウが両班ヤンバンだったことを知る。

敵討ちより、生きてる人のほうが大事だとバウに言うチュンベ。

翁主を見捨てた理由を聞かれたバウは、翁主は仇の次男の妻だということを明かす。


王様は、翁主の死を知りながら彼女を助けなかったのなら「免死鉄拳」があっても助けないのでは?とチュンベに言われ、仇を前にした怒りのせいで軽率だったと気付くバウ。

しばらくチャドルを頼むというバウに「迎えに行くのか?」と聞くチュンベだったが、バウは天安チョナンにいる母に会いに行くと言い、漢陽ハニャンの家で落ち合おうと言って出かける。


一方スギョンは、デヨプが戻るのを待たずに発とうとしていた。

自分と一緒にいれば一生追われる身となることはわかっていたからだ。

けれど発つ前に何者かに捕まってしまう。

デヨプは戻ってくるがスギョンの姿はなく、代わりにテチュルが私兵を連れてスギョンを捜しにきたところだった。


そしてバウが渡し船で漢陽に向かおうと船着き場に行くと、捕らえられたスギョンとチョ尚宮が同じ船に乗り合わせ驚くのだった。

第14話

結局、スギョンを見捨てることができず船を降りてもスギョンたちの後をつけるバウ。

しかし、スギョンと落ち合えなかったデヨプと遭遇し、文句を言われている間に見失ってしまう。

私兵はスギョンを捜しており、攫ったのは父イチョムではないというデヨプ。

何かわかったら小屋で落ち合うことにして別れる2人。


王様はジャジョムに会い、くれぐれも左議政イチョムに気付かれないようにファインを隠せと命令。

ジャジョムを帰すとキム尚宮(ゲシ)に計画を明かす。

翁主がいきているだけでは左議政を排除するには不十分。

なぜなら「免死鉄拳」で赦免を求められたら拒否することができないから。

けれど移葬の際、棺に遺体がないことが明らかになり、左議政がウソを重ねたところへ翁主が現れたら言い逃れができなくなると考えたのだ。


一方、テチュルは左議政イチョムに翁主が隠れ家を去っていたことを報告。

イチョムは、息子ウォニョプにキム尚宮とジャジョムの不正の証拠を見つけるようにと命令する。


夜になり、スギョンたちはジャジョムの屋敷へと到着。

連中には、自分を生かさないとならない理由があることに気付くスギョン。


バウは、スギョンがジャジョムの屋敷に監禁されていることを突き止め、そのことをデヨプにも伝える。

そして黒幕の正体は王様であるということも。

すると、翁主の墓を移葬する計画があり、父を排除する口実を作るためだと言うデヨプ。

その後、スギョンを助けたい気持ちは一緒なのに、2人は袂を分かとうとしていた。

元々、翁主様は自分の許嫁であったことを明かすデヨプ。

王命で兄嫁になったが、今でも慕っているのは翁主様だけだとバウに告げる。


そして夜が明け、ジャジョムの屋敷の前を見張るバウの元へはチュンベがやってくる。

一方で、デヨプは意を決して自分の屋敷へと戻り、父イチョムに話があると言うのだった。

第15話

家門を危機に陥れたデヨプに怒り心頭の父イチョム。

そんな父に、翁主はジャジョムの屋敷にいることを伝えるデヨプ。

背後にいるのが王様であることも。

そして「免死鉄拳」を持ち出し王様に謁見したこと、王様に騙されたとことを打ち明け、王様より先に翁主の身柄を確保するようにとイチョムに進言。


一方スギョンは、自分が連行されたのは王様が左議政イチョムを排除したいからだということに気付く。

民の平穏のためにも、自分を利用して婚家を没落させようとしている王様の計画を阻むには逃げるしかないと決意を固めたスギョン。


イチョムは、私兵を連れてジャジョムの屋敷へ乗り込む準備をしていたのだが、そこへ王様が屋敷へやってきたため足止めを食らう。

瑞寧府院君ソリョンプウォングン(⇒大北派テブクの元領袖チョン・イノン)を連れていた王様。

仕方なく屋敷へと通すイチョム。

デヨプとも顔を合わせる王様だったが、互いに取引など一切なかったように振舞う。


そしてデヨプの屋敷に王様が来ていることを知ったバウは、一人でジャジョムの屋敷に忍び込みスギョンを救うことに。

スギョンと会えたバウは「生きたいか?」と問い「生きたい」と答えるスギョン。

「じゃあ死のう」と言ってスギョンとチョ尚宮を連れ出す。


その頃、屋敷の門の前には私兵を連れたイチョムたちがいた。

盗賊が出たと口実を作るイチョム。

スギョンがいなくなったと耳打ちされたジャジョムは、抵抗することなくイチョムたちを屋敷の中へ。


スギョンは自害を予感させる痕跡を残し、それを見たデヨプは固まる。


そしてバウたちは、チュンベが用意した妓女たちに紛れ、難なく屋敷から離れるのだった。

第16話

ジャジョムの屋敷では、翁主が自害した痕跡はあるものの、事実かどうかはまだ半信半疑のイチョムたち。

監視を徹底することに。


一方、バウたち4人はチャドルが待つ家へと戻ってくる。

スギョンとの再会に喜ぶチャドル。


そしてバウは、死を偽装するためにスギョンに一筆書かせ、それを持ってジャジョムの屋敷へ行き取引を持ち掛ける。

もしあの時、自分が翁主を連れ出さなければイチョムに謀反の罪を着せられ死んでいただろうと言い、王様もきっと見捨てたはずだと言うバウ。

信じてもらうために、自分の本当の身分「延興府院君ヨヌンプウォングン」(⇒「宣祖ソンジョ」の義父キム・ジェナム)の嫡孫キム・デソクだと明かす。

それを聞いて一族の男は皆殺しだったと驚くジャジョムだったが、みすぼらしい姿のバウを見て隠れて暮らしていたことを察し、イチョムや王様の仲間ではないことを信じる。

スギョンの遺書を王様に届けるようにと託すバウ。

次にデヨプに会い、チョ尚宮からスギョンが自害したことを話させデヨプ宛の手紙を渡す。


一方ジャジョムは、翁主の遺書を王様に届けるも、自害を防げず計画が台無しになったことで激怒する王様。

ジャジョムが帰ると、キム尚宮に後日宥めるから二心を抱かぬように見張れと指示。


どうしてもスギョンの死が信じられないデヨプは漢陽のバウの自宅へ。

翁主のことを思うなら去れと言うバウの言葉を無視。


そしてスギョンと再会。

義弟となった時に恋心は捨てたつもりだったが無理だったと告白し、二度と手放さないというデヨプ。

しかし過去、デヨプの兄との婚姻が決まった時、逃げようと言ったスギョンと逃げなかったのはデヨプだった。

もう過去の話だと言って、離縁状の代わりに切ったリボンとナイフをデヨプに渡すスギョン。

これからはバウと生きていくと言って去る。


戻ってきたスギョンに今から出発しようと言うバウだったが、一緒には行かないというスギョン。

それはバウとチャドルにこの先、危険が及ばないようにするため。

しかし意地を張らずに一緒に行こうというバウ。

いつものように言い争いになるのだが、最後はスギョンのことを抱きしめるバウなのだった。

スポンサーリンク

 

 

感想+α

進展をちょっと整理

  • 一度はスギョンと別れたバウ。
  • しかし、船着き場で捕らえられたスギョンとチョ尚宮を見て救出を決意。
  • スギョンを捕らえたのは王様の命を受けたジャジョム。
  • デヨプはジャジョムの屋敷にスギョンが監禁されていることを父イチョムに伝え、私兵を連れてジャジョムの屋敷へ。
  • その一足先に、バウはスギョンの自害を匂わせる痕跡を残し、2人を救出。
  • ジャジョムに自分の素性を明かし、王様にスギョンの遺書を託す。
  • デヨプにはチョ尚宮からスギョンの遺書を渡すもスギョンの死を信じないデヨプ。
  • スギョンと再会したデヨプだったが決別を言い渡される。

大筋ではこんな流れかな。

どうしてもムカつく2人(# ゚Д゚)

私が腹がたつエントリー1人目はデヨプ。

もうね、迷惑なんですよ!

デヨプがスギョンに執着しすぎ。

そしてお坊ちゃまなもんだからバウに対してすごく横柄な態度なんだよね。

叔母のヘインダンが甘やかしすぎたのかしら。

その上、甘ちゃんときてる。

兄との婚姻が決まりスギョンがデヨプを求めた時に一緒に逃げなかった時点で、もうお呼びじゃないんですっ(# ゚Д゚)

デヨプのせいで困った人物、スギョン、父イチョム、そして王様。

この3人は確実に困ってる、もしくはムカついてるよね。


そして2人目がスギョンの侍女のチョ尚宮。

まずうるさい!

バウがスギョンを助けるのは当然だと思ってる。

確かに、バウがポッサムしたからこんなことになったわけで。

でもポッサムがなかったとしても、遅かれ早かれスギョンは王様や左議政イチョムの陰謀に道具として巻き込まれたはず。

チョ尚宮に偉そうにされる覚えはない!

しつこいようだけれど、うるさすぎるところがいちばんイヤだ。

チャドルは偉大

このドラマで私をいちばん関心させてくれるのがチャドルなんだよね。

あれはもう完全に人たらし(* ´艸`)

バウたちが戻ってくると、バウをすり抜けスギョンにいちばんに抱き着くあたり。

そしていじけるバウに「父さんがいないと生きていけない」とサラッと言えちゃうところ。

それにバウとスギョンのキューピッドと言うか、いい緩衝材になってるよね。

どうやって身に着けたんだか、あの幼さで恐るべしです。

そしてちょっぴりハスキーヴォイスなのがかわいい(〃艸〃)

王様 X 左議政イチョム

王様とイチョムの権力争いがギリギリ水面下って感じでいつ衝突してもおかしくない雰囲気になってきましたよね。

むしろ王様側はそれを望んでるみたいだし。

それに巻き込まれたのがジャジョムだけれど、彼自身は見る限りでは野心家。

望むところといった感じかな。

今は王様側についているけれど、この先は不透明。

バウは彼に自分の身分を明かしたけれど、たぶん困ったことになるんやろうなぁ。

一つの疑問

デヨプは自分がスギョンの許嫁だったと言ってましたよね。

でも実際にはデヨプの兄に嫁ぐことが決まったスギョン。

なんでなのかな?って考えた時にふと思ったんですけど、デヨプは本当はヘインダンの子供じゃないのかな?

ならばヘインダンがデヨプをかわいがり守ろうとするのも納得できるし、イチョムがデヨプではなくデヨプの兄にスギョンを嫁がせたのもわかる。

まぁ、違うかもしれないんですけどね。

最後に

意外といい人そうなのが、左議政イチョムの側近のテチュルなんだよね。

もしかしたらこの先のキーマンの一人となるかも⁉


そしてバウとスギョンも少しずつ惹かれ合っているようですし・・・

やっぱりチャドルの思うつぼかもね(≖ᴗ≖ )


第17話~第20話の感想はコチラ
ポッサム~愛と運命を盗んだ男~ 第17話~第20話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ