プロローグ
多くの軍隊が進行し戦場となっていたフェイ(妖精)の祖国。
7年前にバーグ共和国軍が降伏したことで戦争は終結したものの、フェイは冷酷なパルト軍の支配下に置かれることに。
そこで多くのフェイの人たちは、難民としてバーグに移り住むも、バーグでは移民問題が大きくなっており、妖精たちは人間からクリッチ(怪物)という差別用語で呼ばれている。
あらすじ
バーグでは3週間置きにフェイが襲われるという事件が起きており、ファイロ警部補(ライクロフト・ファイロストレート)は、”邪悪なジャック”と呼ばれている犯人を捜査する。
一方、フェイたち難民を乗せた船が難破し、バーグ王国に残骸が流れ着く。
生存者は、羽のあるピックスのヴィネットただ一人。
ヴィネットは船の所有者であるエズラ・スパーンローズの妹・イモジェンの侍女として働くことになるのだった。
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ネタバレと感想
妖精といってもみんなが同じ見た目ではなく、羽があるピックスや角があるパックなどいろんな種類がいるみたい。
そして彼ら移民のことを良く思っていない人たちもたくさんいるんだよね。
現在のバーグの首相、アブサロム・ブレイクスピアは移民に対して寛容だけれど、それに反対する政敵のリッター・ロンガーベインらとは国会で激しくぶつかり合っているという状態。
そんな中、首相の息子はカーニバル・ロウ(バーグの歓楽街)の娼館に通う日々を送っている。
それはどうなのよ?って思っていたら、娼館で行為が終わり真っ裸のまま用を足そうと外へ出たところを、何者かに襲われ拉致される。
そしてイモジェンの侍女となったヴィネットは、カーニバル・ロウにある「デタービー・ホテル」で旧友のトルマリンと再会。
戦争で死んだと思っていた恋人、ファイロが生きていることを知らされる。
それがねぇ、これがあかんやつなのよ。ただ死んだと思っていたんじゃなくて、死んだと思わされていた、つまり騙されてたんだよね。
しかも7年ものあいだ。
一方、フェイを襲う”邪悪なジャック”を追うファイロ警部補は、犯人は3週間おきに港に停泊するバシリスク号の水平だと気づき、逃走する犯人を追い詰める。
追い詰められた水平は、「じきに暗黒の神が目を覚ます」と言う言葉を残し、飛び降り自殺を図る。
そしてその夜、ヴィネットは眠っているファイロの部屋に忍び込み、嘘つきと言ってナイフを突きつける。
「傷つける気はなかった」と言うファイロ。
「死ねばよかったのに」と言って、去るヴィネット。
そしてそして、同じ頃別の場所では、またフェイが襲われる。
なんかすごい異形の怪物っぽかったけど、あれが「暗黒の神」なんだろうか?
1話目を観ただけではまだ何もわからなかったけれど、移民問題などは現実世界でも起きていることなので、どんな風に進行していくのかが気になるところ。
雰囲気もあるし、この先どうなっていくのかが楽しみ(*‘ω‘ *)
出演者:オーランド・ブルーム カーラ・デルヴィーニュ サイモン・マクバーニー