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クラリス 第4話 光と影 あらすじ感想 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第5話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
前回、薬を打たれたクラリスは、療養センターの大部屋のベッドで目が覚める。
しかし、下半身が麻痺して動かない。
そこへルアンヌがやってくる。
本当は彼女がマリリンで、クラリスが目撃したベッドで寝かされている女性がルアンヌだった。
もう一度マリリンに薬を打たれ意識が朦朧とするクラリス。
そしてマリリンは男と電話で話を。
私の関与はバレなかったはず、今すぐ逃がしてと言うマリリン。
しかし男は、記者から何を聞き出したか探り、居場所も吐かせろと指示。
一方、アーデリアは帰ってこないクラリスを心配していた。
ケンカ別れだったのも気がかりな様子。
そこへエスキヴェルから偶然電話がかかってきたため、クラリスを緊急で呼び出してるのに連絡がないことを告げ支局へ。
支局でエスキヴェル、トリパティ、マーレイと合流。
エスキヴェルとマーレイはもう一度マリリンの家へと向かい、アーデリアはトリパティと共に療養センターへ行くことに。
その頃、クレンドラーはもうすぐ離婚する妻と会っていた。
そして療養センターではクラリスが意識を取り戻すが、大量の蛾に襲われる幻覚を見る。
我に帰ると、マリリンから除細動器で電気ショックの拷問を受け、今度は亡くなった保安官だったパパの幻覚を見ていた。
拷問でレベッカの居場所を聞き出そうとするマリリン。
クラリスが「捜してる」と言っても信じず。
クラリスも、証拠が出た、あなたは利用されたと言ってマリリンを揺さぶり、黒幕の正体を聞こうとするが、こちらもうまくいかず。
マリリンの自宅を調べていたエスキヴェルとマーレイは、クラリスの言う通り証拠が簡単に見つかり過ぎだと言ってクレンドラーを呼ぶことに。
その頃、クレンドラーは妻といい雰囲気だったが、クレンドラーが子供を引き取ろうとしていると知り、一転険悪に。
子供は渡さないと言って拒否する妻。
しかし妻は、お酒の問題を抱えている様子。
そこへクラリスが消えたと連絡が入る。
一方、クラリスは会話で気を引いて隙をつき、マリリンに襲いかかるが失敗。
逆にクスリを打たれて息が出来なくなり、挿管される。
あなたが抵抗したりするからよと言うマリリン。
そしてクラリスは意識を失い、夢とも現実とも言えない感覚の中にいた。
その後、ベルの音で目覚めるクラリス。
それはアーデリアとトリパティがやってきた時のものだった。
しかし、すぐそこまで来ていながらクラリスは見つけてもらえず帰って行く2人。
そしてマリリンは再びクラリスのところへ。
クラリスは、子供の頃の姉妹の写真を引き合いに出し、ルアンヌの服は清潔で、あなたはみすぼらしかったと挑発。
親に疎まれ、忘れ去られ放置された哀れな病人だと言って駆け引きをする。
私とこうして話してるのは孤独で寂しいからで、殺さないのはまた一人になりたくないからだと続け、必死で這って逃げるクラリス。←足が動かないから
扉が開き男が現れるが、マリリンの仲間だったため、受話器で殴られ意識を失う。
支局では事件を見直すアーデリアたち。
マリリンの部屋が仕立てられたものであり、誰かが自分たちをフェルカー姉妹に誘導したことに釈然としない。
そこへ警察がクラリスの車を見つけたと連絡が入る。
場所は療養センターのすぐ近く。
療養センターでは、眠るクラリスの隣でマリリンが男と話していた。
男はクラリスを始末すれば飛行機に乗れるとマリリンに言い、クラリスは朦朧とする意識の中でそれを聞いていた。
そして再び、パパとの幻覚のような夢の中。
目覚めるとマリリンが注射器を手に立っていた。
火葬場へ運ぶと言うマリリンだったが、ルアンヌの機械が警報を鳴らしたため彼女の世話へ。
その隙に、脚の感覚が戻ったクラリスはベッドから抜け出す。
クラリスがいないことに気付いたマリリンがルアンヌのそばを離れると、クラリスはルアンヌのそばへ。
「彼女が死ぬわよ」と言ってルアンヌに注射を打ち「助けなさい」と言って逃げるクラリス。
現実と幻覚を彷徨っていたが、気付くとアーデリアに抱きかかえられていた。
マリリンが全てを知っていて他にも男がいたと話すクラリス。
一方、マリリンはクレンドラーたちに包囲されてもルアンヌを救うためにそばを離れようとせずに抵抗。
それを無理矢理引き離し、クレンドラーが蘇生を変わる。
そして最後は、両手に注射器を持ち、ルアンヌが助かったのを見届けると、それを自分に打ち息絶える。
全てが終わり、「あのことだけど」とアーデリアに切り出すクラリス。
「今はいい」と言うアーデリア。
クラリスはアーデリアの肩にもたれかかり涙を流すのでした。
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感想 ~動けずとも饒舌~
結局、黒幕の正体にはたどり着けず、どうみてもトカゲの尻尾切り。
それも自ら命を絶つんだよね。
なんで?
言ったらよろしいやん、って私なんかは思ってしまうんだけれど、これが言わないんだよねぇ。
ウェリグはFBIの監督下で毒殺されたけれど、マリリンは自殺。
人ってあんなにおしゃべりしたくてウズウズしてるのに、このドラマの犯罪者たちは揃いも揃って口が堅い!
ジャーナリストのレベッカも姿をくらましたままだし・・・
得ダネやで!
なんでジャーナリストをやってるの?って言いたくなってしまう。
そしてクラリスは・・・クラリスでしたね。
大量のクスリを打たれ動けずにベッドに監禁状態。
絶体絶命のピンチを迎えドキドキしちゃう、って言いたいところだけれど、クラリスは絶対助かるだろうことはわかっているからイマイチ乗れない。
そこで見どころはというと、クラリスvsマリリンの駆け引きなんだよね。
クラリスの「これでどう!」って感じの態度が、調子に乗って饒舌になった政治家みたいで、脇は甘いが勢いだけはあって、私は賢いのフフフン、みたいなのが、ちょっと鼻につくんだなぁ~
今、私あなたを追い詰めてるわよ、どう?どう?どう???
っていうのが感じられて、なんか若いんだよね。
ちょっと高めの声もそれに拍車をかけている。←字幕で鑑賞してます
でも、生き延びるという必死さは伝わってきました。
一方、お騒がせクラリスのせいで、結局チームは再集結。
みんなでクラリスを捜索。
けれど、改めて事件を見直すことで、この事件の闇の深さを実感しているようでもありました。
最後に、アーデリアの肩に寄りかかり泣いていたクラリスでしたが、一応仲直りってことでよいのかな?
アーデリアのような友人は、クラリスにはもったいないなぁ、と思うと同時に、彼女のような人がクラリスには必要なんだろうなぁ、とも思いました。
第6話の感想はコチラ
クラリス 第6話 記憶の欠片 あらすじ感想 - 夜更けに海外ドラマ