夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

クラッシュ 交通犯罪捜査チーム 第1話&第2話 ネタバレ感想

ご紹介するのは、韓国ドラマ「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」

話数:全12話

製作年:2024年


コチラは交通犯罪捜査チーム、通称TCI(Traffic Crime Investigation)にスポットを当てた作品。

主演のチャ・ヨンホをイ・ミンギが演じています。


それでは、第1話と第2話のあらすじと感想です。

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あらすじネタバレ

第1話

ナムガン警察署のTCI(交通犯罪捜査チーム)は、保険金詐欺で違法中古車販売業者を摘発。

チンピラ共を一斉に逮捕したのだが・・・

多人数をまるっと連行したため、調査に来ていた保険会社の調査員、チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)も誤って一緒に逮捕してしまう。

警察署で誤りだったことがわかり、ヨンホを解放するミン・ソヒ(クァク・ソニョン)

そこで彼から、車で殺してる連続殺人事件の情報提供を受ける。

資料にも目を通さず興味がなかったソヒだったが、知り合いのおばあさんが交通事故で亡くなったことで状況は一変。

実はおばあさんの通夜の席でまたしてもヨンホと再会し、資料を見ていないことを見透かされたのだ。

署に戻ったソヒは資料に目を通し、2年のあいだに4度も交通事故を起こし(そのうち3名は死亡)多額の保険金を受け取っていたチョン・ホギュの裁判が単純な過失で終結していることと、被害者はいずれも高齢で安価な示談金で済まされていることに注目。

故意に起こされた連続殺人事件としてチームで捜査を開始する。

しかし被害者たちの家族はいずれも加害者であるホギュを気の毒がっており、微塵も疑う様子はなし。


事故現場に出向いたソヒはそこでヨンホと偶然出会う。

ヨンホの話と現場の様子からホギュの心象は黒いのだが証拠がない。

そこでヨンホはホギュの音声データをソヒに渡し帰っていく。


署に戻ったソヒは、ホギュが先日逮捕した中古車ディーラーのチョ・ソクテの常連だと気付き一芝居打つことに。

違法だと知りながらカメラを取り付けた車をソクテを使ってホギュに納車。


一方、保険金詐欺の調査をしていたヨンホは、会社でホギュの調査から手を引けと先輩から圧をかけられホギュとグルなのではと疑っていた。


そしてホギュはというと、新たなターゲット(年寄り)をみつけ機会をうかがっていたのだが、警察とソクテにハメられたことに気付きソクテを駐車場に呼び出し轢き殺そうとする。

しかしそこへ自転車に乗ったヨンホが飛び出したため未遂に終わるのだった。

第2話

ホギュの車に吹っ飛ばされたヨンホは女性が横たわる過去の事故を思い出していた。

しかしすぐに現実へ。

ホギュに踏みつけにされてるところへソヒたちが駆け付け、ホギュは逮捕される。

けれどこれまでの事故が故意だったことは一切認めず、逆に警察が仕掛けたカメラは違法だと反論。

決定的証拠がないため令状が取れず焦るソヒたち。


そんな中、カメラを仕掛けた違法捜査の件が署長にバレてしまい、チョン・チェマンチーム長は署長室へ。←チーム長は署長の息子を飲酒運転で逮捕したことがあるので因縁あり

明日の19時までに逮捕令状を取れなければ辞めると宣言。


一方、ヨンホは会社のパクチーム長がホギュとグルだとソヒに電話で伝え、一人で被害者の息子、ソン・ジマンのカーラッピング店へ。

実は事故より以前からホギュとジマンが知り合いだったことを突き止めていたヨンホ。

「保険金目当てで母親を殺しましたね」と問い詰め、パクチーム長ともグルで莫大な保険金を受け取っていた事実を突きつける。

するとジマンは本性を現しベラベラと喋る喋る。

そして火災保険には入ってる、過失でどうせ執行猶予だと言うとヨンホにガソリンをかけ火を付けようとするのだったが、ヨンホは間一髪のところでその場を離れジマン自身が火だるまになってしまう。


そこへジマンが共犯だと気付いたソヒたちも駆け付ける。

事情を聞きたいというソヒに録音データを渡すヨンホ。

ジマンに命の別状はなく、令状も無事に出てホギュ、保険会社のグルたちも逮捕。


~その後、ヨンホは納骨堂へイ・ヒョンスという女性のお参りに。

彼女が亡くなったのは10年前らしく彼女の父親からはもう来るなと言われる。

ヨンホが去るとチョンチーム長が父親の隣へ。

父親は、ヨンホが刑事になりたいと言っていたこと、そして何かやることがあると言っていたことをチョンチーム長に伝える。~


それから1年後、保険会社を辞めていたヨンホはTCIチームの新メンバーに。

階級は警部補!

KAIST(韓国科学技術院)卒の幹部候補で、交通事故に関するあらゆる資格も持っているらしい(゚д゚)!

そして早速警察署の駐車場で署長の車と接触事故。

自分の非を認めようとしない署長をやり込めてしまったようなのだが・・・

 

後になって、ヨンホが捜査局長(時期ソウル庁長の有力候補)の息子だと部下から知らされた署長は、TCIチームとの食事会を開き、ヨンホのご機嫌を取ろうとする(* ´艸`)

その帰り道、ウ・ドンギの運転でソヒと共に送ってもらうヨンホだったのだが、突然白いものが横切り車は事故を起こしてしまう。

奇しくもそこは、昨日別のドライバーが白装束のお化けを見たと言って事故を起こした場所と同じだった。

感想

交通犯罪に特化したTCI(交通犯罪捜査チーム)ってことなんだけれど、署内ではなんか地味な存在みたいなんだよね。

それというのもチーム長のチョン・チェマンが、署長の息子の飲酒運転を見逃さなかったせいでどうやら署長には嫌われてるようだし、刑事課の課長も完全にTCIを下に見ていて態度が悪いったらありゃしないヽ(`Д´)ノ


そしてチームはというと・・・武闘派なの???

序盤の違法中古車販売業者摘発では大暴れ('ω')ノ

女性2人の戦闘力の高さの爽快なことよ!

しかもソヒは戦闘力だけでなくドライビングテクニックもすごいんだよね、さすが交通課!

掴みはOK、アクションコメディというのにも納得!


今回2話かけてチームが解決したのは、高齢者を狙う見落とされていた事故に見せかけた連続殺人保険金詐欺。

まず、2年のあいだに4回も人身事故(3件は死亡事故)を起こしているにも関わらずそれでもまだ免許があるってことにびっくりだわ。

被害者が高齢者ばかりで示談が成立しているとはいえさすがに多すぎますよね。

しかも被害者の息子と保険会社までグルだなんて悪質が過ぎる(# ゚Д゚)

ヨンホが何事にもスルーできない男でよかったけれど、命は大事!

保険金詐欺だけあって、追い詰められたジマンがヨンホに火を付けて殺害し店ごと燃やして保険金をせしめようと一瞬で目論んだのには、笑うところではないけれど、ちょっぴりウケてしまいました。

それに事件を解決したのはTCIチームというよりもほぼヨンホだったわ(*`艸´)


そして保険会社をやめてTCIにリクルートしてきたヨンホ。

今まで意識したことなかったけれど、警察の幹部候補生って警部補からのスタートなんですね、勉強になりました。

ヨンホは紛れもなく超優秀なエリートだけれど、人との関りかたはに関しては若干難あり。

本当は難ありでもなんでもなく、ヨンホ側からしたら全く問題ないんだろうけれど、彼に関わる側が難ありだと思っちゃうんだろうなぁってタイプ。

表情はなく正しいと思ったことは臆せず口にしちゃうから、気を悪くしちゃう人もいるだろうし、まわりをヒヤヒヤとさせちゃうかも!?


それと気になるのが彼の過去ですよね。

10年前に交通事故で亡くなったと思われるイ・ヒョンスという女性。

納骨堂には胎児と思われるエコー写真も飾ってありました。

彼女の父親とのやり取りをみていると、ヨンホの恋人だったのかな?

事故もヨンホが起こしたっぽく見えたけれどどうなんだろう?

最後に

ヨンホの過去については追い追い明かされていくと思いますが、事件に関してはシリアスになりすぎず、コメディに走り過ぎずで良いバランス。

そしてドラマの最後には出演者によるエピソードに関連する制度のレクチャーあり。

法の改正も大事ですね。


第3話&第4話の感想はコチラ
クラッシュ 交通犯罪捜査チーム 第3話&第4話 ネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ

主なキャスト

  • チャ・ヨンホ:イ・ミンギ
  • ミン・ソヒ:クァク・ソニョン
  • チョン・チェマン:ホ・ソンテ
  • ウ・ドンギ:イ・ホチョル
  • オ・ヒョンギョン:チェ・ムンヒ