ご紹介するのは、韓国ドラマ「代理リベンジ」
話数:全12話
現在、ディズニープラスにて配信中(2022年11月現在)
釜山の児童養護施設で育ったオク・チャンミ。
養父母に引き取られていた双子の兄・ウォンソクが自殺したと聞かされ、到底信じられるはずもなく。
射撃の有力選手でもある彼女は、真相を探るため、素性を隠し兄の通っていたヨンタン高校へ特待生として転校するのですが・・・
物怖じしない元気なオク・チャンミを演じるのは、シン・イェウン。
そして同じ高校に通う男子生徒・スホンをロモンが演じています。
それでは、第1話と第2話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
第1話
起
兄・ウォンソクと電話中、突然電話が切れ、それ以来、兄と連絡が取れなくなった双子の妹・チャンミ(シン・イェウン)
実は学校の教室で電話をしていたウォンソク。
教室に入ってきた黒いフードの人物と会い、窓から転落死していたのだ。
転落したウォンソクの瞳からは一筋の涙が!
一方、母が療養施設に入院している青年・スホン(ロモン)
入院費も滞っている様子。
母のお見舞いの帰りにバイクで信号待ちしている途中、頭痛に見舞われ倒れてしまう。
双子の兄妹
幼い頃に双子の兄・チャンギュ(←養子後はウォンソクに改名)と一緒に捨てられたチャンミ。
釜山の養護施設で暮らしていたのだが、兄は8歳の時に養父母に引き取られ、チャンミは引き続き施設で育っていた。
そして現在、連絡の取れなくなった兄を心配し、休みの日に兄が通うソウルのヨンタン高校を訪れる。
しかしそこで生徒からウォンソクは亡くなったと聞かされる。
すぐに納骨堂へ。
連絡が遅すぎると兄の養父母に詰め寄るも、まるで兄が問題児だったかのような発言をする養母。
兄の携帯をくださいと頼むチャンミだったが、警察も見つけられなかったと冷たく言われる。
次に警察へと行ったチャンミは、担当刑事と会って自殺ではないと言い、犯人を捕まえてと訴えるも、終わった事件だと言って相手にしてもらえず。
転校
自分で殺人犯を見つけるため、射撃の特待生としてヨンタン高校へ転校することにしたチャンミ。
一方、盗まれたスクーターを捜していたスホンは、ネットで売りに出されているのを見つけ、急いで引き渡し場所へ。
そのスクーターを購入したのはチャンミだった。
チャンミが盗んだと誤解するスホン。
けれど、チャンミも代金を支払ったから私のものだと言って譲らない。
そして初登校の日、登校途中にまたしてもスホンと遭遇。
スホンのバイクをよけようとして転んでしまう。
服を汚してしまったチャンミに制服の上着を貸してあげるスホン。
その後、教師に教室へ案内されると同じクラスにはスホンが!
もう一人の編入性
事故に遭い記憶がないジェボムもこのクラスに編入される。
記憶を取り戻すためのリハビリも兼ねているらしい。
本当は年齢が一つ上なのだが、同級生だと思ってくれと挨拶するジェボム。
結
兄の死を探るチャンミは、ウォンソクがアジョンと付き合っていたという情報を得て、早速彼女の番号にかけてみる。
すると、偶然通りかかったスホンがその電話を取り、彼のことを怪しんだチャンミは後をつけることに。
スホンが向かったのは病院。
検査結果を聞きに来たのだ。
急に倒れた原因は脳腫瘍のせいだと説明を受けていたスホン。
かなり危険な状態で手術するのも無理。
余命は、6か月、あるいは1年、もっと延びる可能性もあるらしい。
その話を聞いてしまったチャンミ。
それから数日、スホンは学校を休んでいた。
チャンミはというと、立入禁止となっていたウォンソクが転落した教室へ。
話があると言っていた兄の言葉が気になる様子。
そして振り返るとスホンが立っていた。
なぜここに?と聞かれたスホンは、冬休み前に自殺した子がいたんだと話し、ウォンソクが落ちたのを見て俺が通報したと言うのだった。
第2話
起
実は1週間ぶりの登校だったスホン。
ネコのクプシクが気になり餌をやりに来たらしい。
その後、食堂では、女生徒のミン・ソナが男子生徒のジュンギョンを見て逃げ出す。
逃げたソナは、ジュンギョンと同じ写真部だったのだが、部室で彼に乱暴されたらしい。
転校するはずだったのに戻ってきたジュンギョンを見て驚いたのだ。
そしてチャンミは、ジュンギョンがウォンソクのことを悪く言っているのを耳にし、言い争いに。
ジェボムが仲裁に入るも、ジェボムにも向かっていくジュンギョン。
それを見たオソンが、職員室での約束と違うぞと言うと、ジュンギョンは撤収。
一方、スホンは病院で脳腫瘍についての説明を受けていた。
手術するのは無理で、頭痛以外の症状として、弱気になったり暴力的になったり性格が変わることもあると言われる。
チャンミ X ジェボム
記憶の回復に役立つかもしれないという理由でジェボムは射撃を習うことに。
そこで、教師からジェボムの指導を頼まれたチャンミ。
結構厳しく指導されたのかジェボムはお疲れモード。
そこへオソンがやってきて、ジェボムが1年前に交通事故に遭い半年も意識不明だったこと、記憶を失くしていることを伝える。
暗に、厳しくする必要はないと言いたげなオソン。
けれどジェボムは、チャンミに礼を言いまた頼むよと言うと、チャンミは嬉しそうに快諾。
アジョン
スホンのバイト先には、ウォンソクの彼女だったアジョンとソヨンが会いにやってくる。
実はアジョンから頼まれて携帯を預かっていたスホン。
それを彼女に返す。
アジョンがスマホを確認すると、チャンミからウォンソクのことで聞きたいことがあるとメッセージが!
そこで初めて、チャンミがウォンソクのことを知っていることを知るスホン。
寮に帰ってきたチャンミを待ち伏せし、ウォンソクのことを聞く。
すると射撃同好会の友達だったとウソをつくチャンミ。
翌日の学校では
授業中、気分が悪くなり教室を飛び出すスホン。
彼が戻ってこないため様子を見に男子トイレに行ったチャンミは、そこで手首を切り自殺を図っていたソナを見つける。
スホンと共に彼女を救出。
学校には刑事が2人やってくる。←チャンミの兄の事件の担当刑事
別々に事情を聞かれるチャンミとスホン。
聴取の最中に、ソナの意識が戻ったという知らせを受けホッとする2人。
そしてチャンミは、自分がウォンソクの妹だと言うことは言ってないので内緒にしてくださいと刑事に頼む。
転校の理由が兄の死の件だとしたら問題だと言う刑事に、私が必ず証拠を見つけると言うチャンミ。
知らなかった兄の一面
アジョンから連絡があり会いに行くチャンミ。
けれど現れたのがソヨンで別人だとすぐに気付く。
ウォンソクに悪いと思うなら、私に連絡してと伝えてというチャンミに、彼のことを知りたいなら聞く相手を間違えてると言うソヨン。
イム・ソミに会ってみなと言われ、早速カフェでソミに会うチャンミ。
ウォンソクが死んですごくうれしかったと話すソミ。
実は彼女、オソンの子を妊娠したとウソをついたようで、そのウソが屈辱的な方法で暴かれウォンソクを恨んでいたのだ。
ウォンソクは人の弱味を握って脅すクズだったから彼の死を喜んだ人は多いはずだと言う。
「ごめん」と代わりに謝るチャンミ。
知らなかった兄の一面を知って動揺する。
お金が必要なスホン
母の入院費の督促を受けていたスホンは、「何をすれば稼げる?」とソヨンに聞いていた。
ソヨンは黒いかつらをかぶって変装し、病院にいたソナの父のところへ。
ソナの父の復讐心につけこみ、私がヤツらを退学させると持ち掛けていたのだ。
その後、スホンに会いに行き、ジュンギョンを退学させて謝礼金を手に入れようと誘うソヨン。
しかし断ると言うスホン。
実はソヨン、白い髪のせいで過去に酷い暴力を伴ういじめにあっていた。
そいつらに仕返ししたのがスホンだった。
あんたに救われたと言い、ソナのことも助けようと言うソヨン。
明日までよく考えといてと言って帰る。
結
翌日、母が入院する療養病院から電話が!
肺炎の症状が出たらしく、苦しそうな母の姿を目にした後、待合室で涙が止まらないスホン。
その後、黒いフードに覆面をして、学校の暗室で現像をしていたジュンギョンの所へ。
彼を椅子に縛り付けて目隠しをし、変声器を使って「ソナの敵討ち」だと告げる。
何でもするというジュンギョンに、明日、退学して出て行けと言うスホン。
そのまま帰ろうとしたのだが、ジュンギョンがソナを襲った時の写真を現像していたのを見て激昂!
激しい暴力を振るう。
その後、覆面を取り逃げている最中に、路地でチャンミと出会うのだった。
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感想+α
まだまだ序章?
まだまだ謎は多いですが、とりあえず「代理リベンジ」がどういうことかちょっとだけわかりました。
報酬を受け取り本人の代わりに恨みを晴らすのか、仕返しをするのか、復讐をするのかといったところか。
善なのか悪なのかはわかりませんが、チャンミの亡くなった兄のウォンソクはどうやらそれに関わっていたようですね。
でもソミのウォンソクに関する証言「人の弱味を握って脅すクズだった」っていうのは、その言葉どおり受け取っていいものか?
元はといえばソミが、オソンの子を妊娠したとウソをついたから酷い目にあったわけで。
弱味っていうのも身から出た錆って感じでしたけどね。
ただ、ウォンソクが取っていた手段は冷酷そうでした。
それにオソンって子も一見優等生ですが、そうじゃない可能性も高そう。
気になることを整理
- 兄・ウォンソクの死を殺人だと思っているチャンミは、真相を探るためヨンタン高校に転校。
- チャンミと同じクラスのスホンには、療養中の母が居て、自身も脳腫瘍を患っており、かなり危険な状態。←そのせいで暴力的な一面も⁉
- チャンミの兄・ウォンソクは、ソミが証言したように本当に「人の弱味を握って脅すクズ」それ以上でもそれ以下でもなかったのか?
- ウォンソクは本当にアジョンと付き合っていたのか?
- ウォンソクのスマホの行方は?
- 一年前に事故に遭い記憶を失くしているジェボムも、今はいい人そうに見えるけれど、果たして一年前はどうだったのか?事故っていうのはその言葉通りと受け取ってもいいものか?
- ジェボムのお世話係のオソンも優等生っぷりが怪しい。
そしていちばん気になるのは、ウォンソクが最後に教室で会った黒いフードの人物。
一体誰だったのか?
もう登場している誰かなのかなぁ?
脳腫瘍の影響
スホンは凄く母親思いだし、正義感も強そうなんだけれど、暴力的な一面が明らかにあるんだよね。
脳腫瘍の影響なのかどうなのかはわからないけれど、最後にジュンギョンをボッコボコにしてるのはかなりヤバかった(ll´Д`ll)
路地でばったり出会ったチャンミは、ジュンギョンを暴行したのがスホンだったってことに気付くかなぁ。
たぶん気付くんだろうなぁ。
気付いたとしたらどういう態度に出るんだろう。
最後に
2話が終わった時点ではまだまだ匂わせの段階。
わかったのは、代理リベンジの触りだけって感じかな。
ジュンギョンのような奴には鉄槌が下っていい気味だけれど、代理リベンジにも白と黒があるのかな?
感謝される側と恨まれる側。
面白くなるかどうかは、この先の展開次第って感じになりそうです。
第3話&第4話の感想はコチラ
代理リベンジ 第3話&第4話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
主な出演者
- オク・チャンミ:シン・イェウン
- チ・スホン:ロモン
- ソク・ジェボム:ソ・ジフン
- チン・ソジョン:キム・ジュリョン
- テ・ソヨン:チョン・スビン
- キ・オソン:チェ・サンウ
- パク・ウォンソク/オク・チャンギュ:カン・ユル