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濁流 第1話~第3話 ネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
それでは第4話&第5話のネタバレ感想です。
ネタバレ感想
第5話
隠蔽
ウンは京江の渡し場で無法者が好き勝手していること、それを規制すべき捕盗庁が賄賂により黙認していること等を書いて司憲府(サホンブ)に苦情を申し立てるのですが・・・
しかしその書状は役人によって抜き取られ隠蔽されてしまいます。
一方、無法者となったシユルは働き手たちに今までとは違い山盛りの米1升を配っていました。
もちろん待ったをかけるムドクでしたがシユルは従いません(´艸`*)
そしてチョンはというと、渡し場でシユルを捜し始めます。
麻浦の過去
ドクケが頭領になる前は商人たちが働き手たちの血を吸い取っていたとシユルに話すムドク。
搾取する商人たちに最初に盾突いたのは今の頭領のドクケだったそうです。
けれどドクケに加勢する働き手はおらず大勢に殴られるドクケ。
他の働き手たちから同郷だという理由だけで鎌を渡され押し出されたムドクは、意図せずして男の足に鎌を刺してしまいます。
刺したものの弱いムドクは逃げまどうのですが・・・
ドクケはめちゃくちゃ強かった。
商人たちを全員倒してしまいました。
そうして俺とドクケは麻浦を掌握したとムドクは言うのでしたが・・・
手下談によると毎回話はちょっと変わるので怪しいそうです( *´艸`)
ムドクは誇らしげに話していましたが、働き手にとっては搾取される相手が商人から無法者に変わったってだけですよね。
いつだっていちばん弱い者、もしくは何もしなかった者が割を食ったままなのは変わらない。
ウンとチョン
渡し場で大きな損失を出したウンは、父から商売で大切なのは計算で頑固さではないと窘められます。
その後、ウンはシユルを捜すチョンと出会います。
ウンから役人や無法者が働き手や商人から違法に搾取している現状を聞かされるチョン。
ワン・ヘ(女真族の元将軍)
夜の東湖の渡し場をたった5人で制圧したワン・ヘ。
東湖の頭領チャドルは降参してワン・ヘの子分となり、ワン・へは京江の新たな主となると手下たちの前で宣言します。
そのことで早速ドルゲ従事官から各地の頭領に召集がかかります。
頭領たちは東湖の渡し場を奪われたことに腹を立てて報復を訴えますが、そこへ現れたのは東湖の新しい頭領だと自ら名乗るワン・ヘでした。
始末すべきだという頭領たちの意見もあったのですが、ワン・ヘを生かすことにするドルゲ。
実はワン・ヘ、命惜しさに国を裏切り朝鮮と縁を結んだ男。
そしてドルゲは、以前 銀を運んだ偉い人のところへ、仰せの通りワン・ヘを受け入れましたと報告にいくのでした。
今回、ドルゲが報告に行っていた偉い人は大監だということがわかりました。
そしてこの大監を演じてるのがイ・ジェヨンなんですよね。
私の中ではもう悪役請負人ですよ。
マルボク
ムドクの手下のマルボクは、いつもチュンシクという男に殴られて悔しい思いをしていました。
そこでみんなが寝静まった後にシユルを起こし、チュンシクを倒すための手ほどきを受けます。
マルボクに急所を教え1か所でも当たれば倒せると教えるシユル。
後日、シユルが横で見守る中、チュンシクに挑んだマルボクは、いちばん大事な急所にパンチと蹴りを入れて勝利!
その頃、渡し場ではパン家が子分を引き連れシユルを捜しにきましたが、シユルがいなかったためムドクたちを連れてユン家のところへ。
対決
ムドクはパン家を痛めつけたシユルとつるんでることを咎められ、足を潰されそうなところへシユルが現れます。
次々とパン家とユン家をぶちのめすシユル。
シユルに全く歯が立たないユン家は、刃物を持ち出しシユルの腹部を切りつけると、頭領ドクケがやめろと言って顔を出します。
皆には持ち場に戻るようにと言い、シユルには酒を飲ませるからついて来いと言うのですが、酒は飲まないと言って誘いを断るシユル。
自尊心を傷つけられたドクケは俺と戦うか?と聞き、シユルはダメだと言うムドクを無視し、戦いましょうと言うのでした。
第5話
シユルvs頭領ドクケ
外野が盛り上がる中、互角の戦いをするシユルとドクケでしたが、斬られた腹部を狙われたこともあってとうとうシユルが倒れます。
降参しないシユルに、無法者の秩序だと言って足を不自由にするため刃物を向けるドクケでしたが、ムドクがやめろと言ってドクケの腿に鎌を振り下ろし、そのまま逃走。
翌日、なんでこうなるかさっぱりわからないと言うムドクに、俺たちだけで力を合わせ和やかに暮らしたい、俺が守ると言ってムドクの手を握るシユル。
一方、医者の診断によるとドクケの足は不自由になるとのこと。
意識が戻ったドクケはムドクを呼ぶように指示します。
頭領の交代
ムドクを呼んだドクケは、これが俺の運命なんだと言って、頭領の上着をムドクに掛けて、あいつの背中から降りるなと言い残し麻浦を去ります。
そして晴れて頭領となったムドクは配下たちの前で挨拶をするのでした。
変わる渡し場
シユルは働き手たちのために日差し除けを作ったり、掃除することを条件に大便税も廃止します。
そしてずっと続けばいいと思えるくらい穏やかで楽しい時間をムドクたちは過ごしていました。
ムドクはシユルと共に訪ねてきたドルゲ従事官にあいさつをします。
ドルゲから生き残るには謙虚であるべきだと言われ、肝に銘じますと言って先に席を立つシユル。
ドルゲはムドクには頭領たちの全体会合が開かれると伝え、その時に着る衣服を与えます。
ワン・ヘが東湖を掌握し、ドクケがいなくなった今攻め込まれたらという不安を与え、私が握っているのはお前の命だ、忘れるなと言って帰っていくドルゲ。
大護軍(テホグン)
ウンの父は王室にゆかりのある大護軍ユ・テソクに頼まれ地図を届けに行くのですが・・・
地図は機密性が高く、取り扱うには国の許可が必要なためカン行首は誤解を招くことを心配していました。
なぜ地図を集めるか気にならないかとテソクに聞かれると、商人は利益を考え取引するだけですと答えるウンの父。
そこへ捕盗庁の従事官が来たと使用人が知らせに来たためウンの父は裏口から帰ることに。
テソクの元へやってきたのはチョン従事官で、馬の貸借が帳簿と合わず、どちらが偽ったのか調べに来たのでした。
無法者たちの取締り
頭領がムドクに変わったため、渋々カン行首とあいさつに行くウン。
ムドクの元には既にたくさんの貢物が贈られていて商人も集まっていました。
カン行首の後ろで暗い顔をしているウンに、俺たちに不愛想だと損をするぞと言うムドク。
気持ちだけはすっかり大きくなって調子に乗っちゃってます。
そこへ部下を大勢連れたチョン従事官が現れ、無法者たちを取締り連行。
その中にはシユルもいてチョンと目が合います。
実はチョン、朝鮮を住みよい国にするため、ユ・テソクと志を共にし、無法者を擁護する役人の後ろにいるもっと上の黒幕を見つけ出そうとしていました。
その手始めが無法者たちの取り締まりだったのです。
そして捕盗庁の前で待っていたのはドルゲ従事官でした。
ドルゲはあっさりと無法者たちを全員解放。
チョンに対しては告発状が届いたとし、賄賂を受取り無法者を擁護した疑いで連行しろと部下に命じます。
証拠は?と聞くチョンに、それを作るのが私の特技だと言うドルゲ。
ムドクはここを支配するのはドルゲで、俺たちの命もお前の友の命もあいつに委ねられているとシユルに話すのでした。
ここではシユルが連行されるチョンを心配そうな顔で見ていました。
無法者たちを取り締るという行動に出たチョンにもビックリしましたが、逆にチョンを告発したドルゲのほうが一枚上手でしたね。
最後に
シユルは早くもムドクの手下たちに兄貴と呼ばれ慕われてましたね。
シユル自身もムドクの仲間たちに馴染んでいました。
働き手のために出来ることから変える努力もしていました。
大便税の廃止っていうのは目のつけどころがよいなとも思いました。
便が溜まれば掃除する、あまりしたくはない仕事ですし、働き手が大勢いることを考えると自分たちできれいに使ってもらうほうが合理的。
働き手は税金を払わなくて済みますしwinwinですね。
心配なのはチョンですよ。
大丈夫なんでしょうか、王族のユ・テソクと手を組んじゃって。
ユ・テソク役の俳優さん、チェ・オニョンさんなんですよ。
私の中ではグレーゾーンなイメージの俳優さん、いい人なのかなと思っていたら悪い人だった!そんなイメージなんですよ。
チョンは正義感は強いですが政治のことはわからないようですしね。
真っ向勝負だけでは不正に太刀打ちできそうにありません。
そしてウンはとことん無法者に嫌気がさしているようでした。
ドクケが頭領のときに挨拶にいったときはまだ戦う意志がみえていましたが、頭領になったムドクのところへ行ったときは貢物含めての塩対応。
なるべく関わりたくないんだなっていうのがありありと出てました( *´艸`)
もう一つ、ドルゲ従事官とワン・ヘも気になりますね。
今のところ、決して友好的にはみえませんでした。
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