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濁流 第6話&第7話 ネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
それでは第8話&第9話のネタバレ感想です。
ネタバレ感想
第8話
ワン・ヘの釈放
チョンに連行され牢に入れられていたワン・ヘですが、イ・ドルゲ従事官に服従を誓い釈放されます。
当然チョンは取り調べもせずにワン・ヘを釈放したことを抗議しますがドルゲに相手にされません。
一方、ムドクの手下たちはマルボクの死を悲しみ元気がなく、シユルもいつも一人で過ごし、剣の稽古に没頭していました。
ここではいちばん若いマルボクが亡くなり、ジュンボクの落ち込みが特に激しかったです。
密告
大護軍の屋敷では朝鮮の地図の完成間近でした。
そこへチョンも現れ、居合わせていたウンの父と挨拶を交わします。
この地図が有益なことに使われることを望むウンの父と大護軍。
そしてその様子を建物の隙間から見ていた男が、精巧な朝鮮の地図を作っているとドルゲに密告。
ドルゲはそれをオ大監に報告します。
地図は反逆とみなされるため、反逆の証拠を押さええるとオ大監に言うドルゲ。
ムドクの想い
ムドクはシユルから盗んだ手紙を手にチョンの元を訪ね、この手紙を利用してシユルを無法者にしたことを告白。
そして復讐などせず麻浦を去るように説得してほしいと頼みます。
チョンはシユルに会いに行き、ムドクから預かった手紙を渡してなぜこの便りのせいで追い込まれたことを言わなかったのかを聞きますが、シユルは答えません。
俺もお前もやるべきことをやるだけだと言って立ち去ります。
ムドクのところに戻ったシユルは、手紙を返してくれた礼を言いますが、ムドクの復讐をするなという想いは届かず、必ず代償を払わせると言って聞き入れません。
ここではシユルの身をを心配するムドクがなんとかシユルを麻浦から去らせようとするのですが、かける言葉が素直じゃないんですよね。
そしてシユルもそのことは十分わかってるんですよ。
地図を巡る攻防
大護軍の屋敷ではようやく地図が完成したのですが・・・
腹黒なドルゲが地図の完成を待っていました。
実はソ大監から地図だけ持ってこい、後は始末するべきだと言われていたドルゲ。
密告した男の手引きでワン・ヘたちが大護軍の屋敷へ侵入。
外の異変に気付いた大護軍は、朝鮮の運命を握る地図をウンの父に託し、地図だけは守ると誓わせるとウンの父を逃がします。
そして自分は侵入してきたワン・ヘたち5人と死闘を繰り広げ一人を倒しますがいたるところを斬りつけられ虫の息でした。
一方、チョンはドルゲを尾行しており、ドルゲが向かった先も大護軍の屋敷でした。
ワン・ヘから地図が見つからないと聞いたドルゲは、大護軍に地図のありかを尋ねますが、聞き出せないとわかるととどめを刺します。
その様子をチョンは建物の隙間から見ていました。
地図のことを密告した男は、一緒にいたウンの父の姿が見えないことをドルゲに告げ、ドルゲは必ず見つけ出せとワン・ヘに命令します。
その頃、屋敷に戻っていたウンの父は、すぐにウンを起こし兄がいる大廣寺へ行くようにと命じ、権利書と銀貨と手形を渡します。
一方で、カン行首に地図を渡して船を手配するように指示すると先に逃がしていました。
屋敷にはすでにワン・ヘたちが侵入。
ウンの父は倉庫に隠れ火を放ちます。
侍女と一緒に逃げていたウンは、ワン・ヘたちに見つかりまだ屋敷内にいるところをチョンに助けられます。
困ったら麻浦の二番手(シユル)のところへ行けと言って二人を逃がすチョン。
チョンは一人を倒しますがワン・ヘたち3人には敵わず、最期はワン・ヘにとどめを刺されました。
そして倉庫から火の手が上がっていることに気付いたワン・ヘたちは倉庫へと急ぎ、中から地図を持ち出すのですが・・・
そこには何も書かれておらず悔しがるワン・ヘなのでした。
第9話(最終話)
逃亡
屋敷が燃えているのを遠くから見ていたウン。
追っ手が迫り、チョンの言葉を思い出してシユルを頼ることにします。
一方、カン行首は渡し場でウンの父が来るのを待っていましたが、こちらも追っ手が迫り、船を出すのは手遅れになってしまいました。
実はカン行首、ウンの父からは私が現れなければ一人で行くようにと言われていたのですが・・・
脱出を逃してしまいましたね。
翌日
翌日、悪夢で目を覚ましたウンは憔悴しきっていました。
シユルに匿われており、カン行首も合流。
ムドクの耳にもシユルが反逆罪で追われてるウンを匿っていると情報が入り、ムドクはいい顔をしません。
シユルはカン行首に、追捕令がでていて辺りは見張りだらけであることを告げます。
そこへワルワルがチャンの剣を持ってやってきて、昨夜チャンの身に起きたこと、今は大護軍たちと共に城門に遺体が吊るされていることを知らせます。
そのあとシユルは一人で城門へ行き、吊るされたチャンたちを見て涙を流すんですよね(´;ω;`)ウッ…
取引
ウンを匿っていることがバレるのを恐れるムドクはウンを厄介者扱い。
厄介者扱いされたウンは、父が守った地図を江華の牧使に届けるため取引を持ち掛けます。
手形2000両分と畑の権利書にスケベ心が動いたムドクは船の手配を引き受けます。
ムドクが密告するのではと恐れるカン行首でしたが、ウンはシユルのことは信頼していました。
ソ大監
地図を持って帰れなかったことでドルゲの怒りを買い殴られていたワン・ヘは、3日間だけ猶予を貰います。
そしてドルゲもまた、ソ大監の元へと行きますが、地図が届かないことで嫌味を言われ、首を失うのはお前かもしれぬぞと脅されます。
ドルゲが帰ると、御簾の向こうから女性(大妃?)があの従事官は知りすぎているとソ大監にチクリ。
暗に始末するように示唆します。
御簾の向こうにいる女性は、たぶん大妃なのではないかと思うのですが、彼女は西人派を一掃したいようでした。
派閥争いですね。
ムドクの決断
ムドクは渡し場で船の手配をすると、明日の夜明け、船は虎の刻に出るとシユルに告げます。
その後のムドクは迷いに迷ってドルゲの元を訪れていました。
シユルがウンを匿っていること、明日の朝に船が出ることを洗いざらいドルゲに話すムドク。
なぜ密告を?と問われると、妻と家族が第一だからだと答えます。
敵討ち
城門では吊るされていたチョンたちの遺体が消えていました。
そしてムドクの密告で大勢の兵たちが隠れ家に向かいましたが、そこにはもう誰もいません。
シユルはというとワン・ヘの手下のアジトへ行き、手下の胸に剣でとどめを刺します。
次にワン・ヘのアジトへ。
あの世で会えと言って手下兄妹の遺品を放り投げるシユル。
ワン・ヘとのギリギリの戦い、最期はワン・ヘの短剣を奪い胸に突き刺すのでした。
決着がつくと声を上げて泣くシユル。
命は命で償うもの、シユルはワン・ヘにこう言ったんですよね。
世の中がどうであろうとシユルの考えはシンプルでした。
結末
隠れ家にウンがいなかったため城門の兵たちも渡し場へ総動員し航路の閉鎖を命じるドルゲ。
その隙にウンたちは山道で逃走します。
夜が明ける頃、小高い丘の上に城門から盗んだ父やチョンたちの遺体を埋葬するウンたち。
渡し場ではドルゲの怒りは密告したムドクに向けられていました。
その頃、ウンやワルワルたちと合流したシユルは、チョンの墓の前で叩頭し涙を流します。
そしてウンたちとの別れ。
地図を届けたあと明へ行くというウン。
シユルは国境へ行くと言い、ウンは自分の名を名乗ると決して御恩を忘れませんと言い、シユルも自分の名を名乗ると、必ず生き延びてくださいと言って二人は別れます。
一方、ドルゲはソ大監に見捨てられたことも知らず、頭領たちに怒りをぶつけていましたが、反対に殺されてしまうのでした。
そして麻浦の渡し場に一人でいたムドクのところにワルワルたちが帰ってきます。
実はムドクが裏切るだろうことを予想していたシユル。
ムドクが密告したら山道で逃げる計画で、ワルワルたち3人は2千両ならやる価値があるとシユルに味方し協力していたのでした(* ´艸`)
ムドクはまんまと利用されちょっといじけてましたね。
そんな中、遠くでのろしが上がり人々は戦争だと騒ぎ始めます。
ウンとカン行首も船上からのろしが上がるのを目撃。
シユルも山の上であちこちからのろしが上がっているのを目にするのでした。
最後に
このドラマ、政治的だけれど見せたいのはそこではないんだなって私は感じました。
一言でいうなら「どうにもならない」
どうにもならないことだらけ。
結局は流れに身を任せるしかないんですよね。
そしてその流れの中で何ができるのか。
大きな流れの中では個人の夢見る希望なんて簡単に砕かれてしまう。
無法者となったシユルは働き手たちのために自分にできることをしました。
商人になるのが夢だったウンは渡し場の無法者たちのルールに敗れました。
チョンだって科挙を首席で合格し従事官となりましたが、不正だらけの役人に心底嫌気がさしていました。
それでも今自分ができることをやったんですよね。
夜のシーンが多く、炎が作る影が印象的でもありました。
煌びやかではないぶん、余計に生きることへの執着も感じましたし、生きることは簡単でもないし、例外なく誰しも先のことは何もわからない。
結局、ムドクのような人がいちばん長生きするのかもしれません。
そしてこのドラマのロウン、良かった!
ワイルドな見た目も絞り出すような声も、それに目力も強かった!
笑顔になることがほとんどない役でしたが、それでも無法者の新しい家族のような存在の前でリラックスして笑顔を見せる姿とかを見ると、どうにもならない世の中でも笑顔になれる場所は存在するんだなと思わせてくれました。
それに薄汚れたロウン、っていうのも新鮮でしたね。