夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ファルコン&ウィンター・ソルジャー 第1話 ネタバレ感想

こちらは「アベンジャーズ・エンドゲーム」後の物語。

サム(ファルコン)はスティーブ(キャプテン・アメリカ)から託された盾の重責に思い悩み手放すことに。

一方バッキー(ウィンター・ソルジャー)は、ヒドラに洗脳されていた時の暗殺者としての記憶に罪悪感を抱えていた。  

あらすじネタバレ

犯罪組織LAF(←世の中を騒がせては金儲けしているらしい)が連絡将校のヴァッサン大尉を狙っているという情報が入る。

大尉を乗せた輸送機は、既にチュニジア上空でLAFにハイジャックされており、半年前から空軍と組んでいるサム(ファルコン)が救出へと向かう。

地上からは情報将校のトレス中尉がサムを補佐。

サムは空中での激しい攻防戦の末、ヴァッサン大尉の救出に成功。


その後、任務を終えたサムは、トレスから赤い手形をシンボルとしている「フラッグ・スマッシャーズ」という組織がヤバいと耳にする。

彼らは指パッチンの世界が良かったと思っていて、国境のない世界統一を目指しているらしい。

ネットでの発言を見張っておくと言うトレス。


トレスと別れたサムはワシントンへ。

キャプテン・アメリカを称える式典で、スティーブから受け継いだ盾を寄贈。

新たなヒーローが必要で、この盾は最高のシンボルになると演説する。

バッキー(ウィンター・ソルジャー)の動向

恩赦を受け民間人として暮らしていたバッキーは、ヒドラに洗脳され暗殺者だった頃の悪夢に悩まされていた。

なのにセラピストには悪夢は見ていないとウソをつき、償いリストから名前を一つ消した話をする。

償いリスト⇒バッキーが持ち歩いてるメモで、ヒドラの恩恵を受けている人物の名が記されている。罪を告白するように仕向け、当局に逮捕させていた。

バッキーに課せられたルールは3つ。

法律に触れない、血を流さない、そして過去との決別。

それらを完璧に済ませたと言うバッキーに、セラピストは心を開いて人を信用しなさいと助言。

孤独から逃れるのは難しいけれど、洗脳は解かれあなたは許されたのだからなんでもできると話す。


一方でバッキーは、ナカジマ・ヨリという気難しい老人を気にかけ世話をやいていた。

ヨリの息子は海外で事件の巻き添えになり殺され、何があったのか真相は分からないまま。

そのせいでずっともやもやしてると話すヨリ。 

実はヨリの息子を殺したのは、ヒドラで洗脳され暗殺者だった頃のバッキーだった。

しかしそれをヨリに言い出すことが出来ないバッキー。

サム(ファルコン)の動向

サムは家族の元へと戻り、シングルマザーの姉・サラの助けになろうとする。

サラは家計を支えるために、両親の名のついたオンボロの船を売ろうとしていたが、サムは家族も同然だと言って反対。

融資を受ければ解決すると言ってサラを説得。

2人で銀行へ融資を申し込みに行くが、現実は厳しく融資は断られる。

それでも俺は諦めないと言うサム。


一方、トレスはスイスにいた。

「フラッグ・スマッシャーズ」を追っていたのだ。

彼らはネットを使い人を集めて仮面を配っていた。

そして合図とともに仮面をかぶった人物たちで街は騒ぎになり、その騒ぎに乗じて強奪をするフラッグ・スマッシャーズ。

トレスは止めようとするが逆に殴られてしまう。

その後、サムに連絡をし事の顛末を説明。

トレスから送られた映像を見て他に何か見たかと尋ねるサム。

何も見てないと言うトレスだったが、まさかあいつが?と口にし、サムは誰にも言うなと口止め。


トレスとの会話を終えると、姉が大変だと言ってニュース映像を見せに来る。

そこにはアメリカ合衆国の新ヒーローとして、あの盾を手にした新しいキャプテン・アメリカが紹介されているのだった。 

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感想 ~始まりは上々~

ワンダビジョンがシットコム形式でちょっとわかりにくい始まりだったのに対し、コチラは実にアベンジャーズっぽい始まり。

開始早々、ファルコンの空中戦も見られて大満足(〃艸〃)

この空中戦が、長すぎず短すぎずでちょうどいい。

LAFとフラッグ・スマッシャーズという脅威があることもハッキリしている。


一方で、サムとバッキーの日常にも焦点を当てているんだよね。

サムは貧困で苦しむシングルマザーの姉を支えようと奮闘。

しかし現実は厳しく、ヒーローだからと言って特別扱いはなし。

世界を守ったヒーローの1人だというのに、家族を守るために助けを得られないのはなんだかちょっと切ない気持ちになっちゃう。


そしてバッキーはというと、ヒドラに洗脳されていた時の罪悪感を抱えて生きているんだよね。

望んで暗殺者になった訳じゃない、だからこそ抱える苦悩。

洗脳は解け許されたと言われても記憶は残ってる。

今のところ、恩赦を受けた民間人ってことになってるけど、この先、戦闘に身を投じない訳がない、たぶん。

そしたら3つのルールなんて吹っ飛んじゃうね、きっと。

今は孤独に身を置いているけれど、ファルコンと助け合う時がすぐに来るはず。


バッキーは、「キャプテン・アメリカ(ザ・ファースト・アベンジャー)」の時からの私のお気に入りのキャラ。

思い悩む姿もとってもステキ。

今回こうしてファルコンと共に取り上げられたのはうれしい限り。

全6話と言わず、10話くらいやってくれたらもっと嬉しいんだけれど。


そしてそして、最後にぶち込まれた新しいキャプテン・アメリカ!

もちろんそんなの私だって認めません(# ゚Д゚)


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ファルコン&ウィンター・ソルジャー 第2話 星条旗を背負う者 - 夜更けに海外ドラマ