あらすじネタバレ
起
新しく誕生したキャプテン・アメリカの名前はジョン・ウォーカー。
母校のスタジアムで大々的にセレモニーが行われお披露目される。
彼は軍人で、アメリカで初めて名誉勲章を3度受賞という経歴の持ち主。
MITの身体能力のテストでは、あらゆる分野で桁外れの記録を出したという。
新しいキャプテン・アメリカという立場に重圧を感じながらも、インタビューでは僕が持っているのは勇気だけだと答えていた。
その報道を呆然としながらテレビで見ていたバッキー( ゚Д゚)
フラッグ・スマッシャーズを追うためにトレスと共に飛行機で発とうしていたサムの前に現れ、盾を手放す権利はなかったと言ってサムを責める。
しかしサムは、それよりデカい問題を抱えてると言い、フラッグ・スマッシャーズの仮面をつけたとてつもなく強い男の映像を見せ、これからミュンヘンの拠点に行くと告げる。
すると、サムに無理やり同行するバッキー(* ´艸`)
承
そこで、数人がトラックに荷物を運び入れているのを目撃。
走り出したトラックにバッキーが乗り込むと、中身は武器ではなく医薬品だった。
戦闘になり、並走するトラックの上で戦うバッキー。
サムも参戦するが、敵は強く人数でも上回っており2人はピンチに。
そこへ新しいキャプテン・アメリカとその相棒のホスキンズ(バトルスター)が助っ人に。
サムはバッキーとトラックから離脱。
全員がスーパーソルジャー(超人兵)だったため。2人は血清のでどころと、80年経った今、なぜスーパーソルジャーが野放しなのかを突き止めることに。
一方でジョン(新キャプテン・アメリカ)は、サムとバッキーに力を合わせようと言って協力を求めるが、バッキーにソッコーで断られる(* ´艸`)
そしてフラッグ・スマッシャーズはというと、匿ってくれる人のところに身を寄せていた。
どうやら信奉者は多いみたい。
彼らは指パッチン後に戻ってきた者たちばかりを保護するGRC(世界再定住評議会)に不満を持ち、前の世界のほうがいいと考えていた。
転
バッキーは、サムを連れてボルティモアに住んでいるイザイアという老人の家へ。
実は彼もスーパーソルジャーで、1951年の朝鮮半島で、米軍のヒーローとしてヒドラ洗脳時代のバッキーとは敵として戦っていたのだ。
俺やあんたの同類が現れたから理由を知りたいとイザイアに問うバッキーだったが、イザイアはその話は二度とごめんだと言って2人を家から追い出す。
サムはなぜイザイアのことを黙っていたのかとバッキーを追及。
黒人のスーパーソルジャーが、何十年ものあいだ秘密にされていたことに声を荒げる。
そこへパトカーが!
2人が揉めていると思い、あからさまに黒人のサムを怪しむ警官だったが、ファルコンだとわかると態度は一変。
しかし、裁判所命令のセラピーを無断で欠席したバッキーには逮捕状が出ておりその場で逮捕。
結
その後警察署では、バッキーだけでなくサムも交え、セラピストのレイナーがセッションを開始。
どうしてサムに腹が立つのかを問われたバッキーは、盾のことについて触れ、スティーブがお前を買いかぶっていたなら俺のこともそうかもしれないと答える。
するとサムは、お前にもスティーブにも一生理解できないかもしれないけれど、正しいと思ったと言ったら納得できる?と聞き、結局物別れに終わる。
そして外に出るとジョンが待っていた。
ジョンからフラッグ・スマッシャーズのリーダーがカーリ・モーゲンソウだという情報を得るサム。
しかし、ジョンに対してはっきりといっしょに組む気はないことを告げる。
すると「なら忠告する、俺の邪魔をするな」と言うジョン。
一方、スロバキアの空港ではカーリたちが物資を飛行機に積込んでいたが、追手が迫っていた。
仲間の一人が自ら犠牲となり追手の前にたちはだかったため、カーリたちは無事に離陸。
そしてバッキーとサムは、スーパーソルジャーの件を探るため、ヒドラを知り尽くしているジモに会うことにするのだった。
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感想 ~バッキーの新たな魅力が開花!?~
新しいキャプテン・アメリカ(ジョン)のお披露目に、フラッグ・スマッシャーズとの車上での直接対決。
しかもフラッグ・スマッシャーズがスーパーソルジャー(超人兵)の集団だということも発覚(゚д゚)!
バッキーとサムはジモに会うことを決めたようだし、いろんなカードが出揃い始めましたね。
そして開始早々明かされたのが新キャプテン・アメリカの素性。
なかなか華やかな経歴の持ち主であるジョンは態度も謙虚。
バッキーやサムとは連携したいと考えているようだけれど、ことごとく2人は拒否。
気になったのは、拒否されたジョンが最後に放った「俺の邪魔をするな」という言葉。
忠告というよりもまるで警告。
一見、いい人そうに見えるけれど、果たして信用してもよいものかどうかその辺はまだまだ不透明。
一方、今のところ敵という位置づけのフラッグ・スマッシャーズ。
彼らが抱えるGRC(世界再定住評議会)への不満。
わからなくもない。
指パッチン後から戻ってきた人たちばかりが保護され、すっと存在していた人たちへの支援はなし。
彼らが多くの人々の支持を集めるのも頷ける。
そしてビックリだったのは、黒人のスーパーソルジャーが存在していたこと。
国のために戦ったヒーローだったのに、誰にも知られなかった存在。
イザイア自身にとっては、30年もの間、からだ中をを調べられ悪夢でしかない。
スティーブがキャプテン・アメリカとして誕生した時の華々しさとは真逆の扱い。
なんか今回は、人種に対する偏見が色濃く表れている回でもありました。
それと、私はてっきりサムのほうからバッキーに会いにいくものだとばかり思っていましたが、実際は逆でしたね。
盾を手放したサムに納得がいかず、ズカズカとサムに乗り込んできたって感じ。
でもただ許せなかったって言うだけじゃないっていうのが、最後のセラピーを見ていて感じました。
バッキーにとってスティーブはきっと揺るがない存在。
そのスティーブが信じて盾を託したのがサムなのに、手放した。
バッキーが口にした「お前を買いかぶっていたなら俺のこともそうかもしれない」っていう言葉がなんとも切なかったです(´;ω;`)
逆にうれしい驚きだったのが、バッキーがかなりサムに心を許していること、しかもお笑いもイケるとは!
ちょっと遊ばれた感はありますが、そういうのなら大歓迎(〃艸〃)
とっとと2人でジョンから盾を取り返して欲しい!
ジョンがいいヤツなのかどうかは知らんけど、どっちにしろキャプテン・アメリカだとは認められませんね(# ゚Д゚)