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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第7話&第8話 あらすじネタバレ感想

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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第5話&第6話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第7話&第8話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第7話 

コード・ブルー ⇒ 心停止患者の発生時、最高の緊急コード

警察署の前に現れたホゲは、真犯人を連れてきたと言い、コ・ドゥマンの取り調べが始まる。

けれど彼が犯人だという証拠が出ず、疑いは再びホゲに向けられる。

そこへ科捜研の法医官であるユン・ホンが、血液の精密検査の鑑定結果を持ってくる。

現場で発見された血液からはEDTAが検出。

EDTAというのは血液検査時に使用される血液の凝固を抑制したり遅らせる薬物。

なので現場で発見された血液は、あらかじめ用意され捏造された証拠だと証明されホゲの疑いは晴れる。

他の証拠についても全て覆されホゲは無罪放免に。


その後、刺された傷が痛みだしたため病院で手当てを受けるホゲ。

ミョンピルからは出所祝いの豆腐の差し入れ(* ´艸`)

自宅に戻ると廊下の前でソルからも豆腐。

生きて帰ることだけは守ってと言うソル。

そこへドジンも帰ってきてまたまた豆腐。

火災事件の真相

手掛かりを得るため科捜研へとやってきたホゲとミョンピル。

そこで火災現場で2つの異なるヒモが発見されたと聞かされる。

一つは燃えやすいヒモ。

もう一つは燃えにくいヒモ。


次にユン法医官も連れて一緒に消防へ。

そこではドジンが火災の実験をしていた。

反射した炎が映った映像は、着火の瞬間に縦に長い炎が映っていた。

しかし倒れている人物に火を付けても炎は高く上がらないと説明するドジン。

ユン先生はドジンの仕事ぶりに感心し気に行った様子。


その横でホゲも何やら一生懸命実験。

燃えないヒモを首に巻き、よく燃えるヒモで吊るしたと推理し、そもそも争いなんてものは最初からなくパン・ビルグの自作自演だったというホゲ。

立ったまま自分を吊るした状態で自殺したため、意識を失った時に持っていたライターが落ちて着火となり、縦に大きな炎が出たと結論付ける。

首を吊ったヒモは燃えてなくなり、首に巻いたヒモは残ったため、絞殺後に放火という偽の犯罪が作られたのだと。

真犯人なんて最初からいなかったのだ。

計画は失敗

マ・テファの目論見は失敗に終わり、事件に手を貸した男は高飛びさせれていた。

どうせ俺にはたどり着けないと高をくくるマ・テファだったが、ソク・ミジョンの件を心配する弁護士。

ホゲがソクドゥを見つけアリバイが覆されることを恐れていた。

そしてこのアリバイ作りに一役買ったのはなんと検事長。

マ・テファと背格好の似たソクドゥの麻薬売買している情報を渡していたのだ。

ソクドゥ

唯一の生き証人のソクドゥがマ・テファに捕まれば命がないことからホゲはソクドゥ捜しを開始。

彼がてんかん持ちだったことから保険給付部で履歴を確認し薬局を突き止める。


一方、マ・テファは悪徳高利貸しのもとでソクドゥ殺しを依頼。

実行するのはアンナを殺害しようとしていた男(第5話)の弟だった。

ホゲたちよりも先にモーテルでソクドゥを見つけた男は彼に大量の麻薬を投与。

ホゲたちがソクドゥを発見した時はもう意識がなく。

けれど救急車の中で息を吹き返すソクドゥ。

逮捕されたソクドゥは、殺されるところだったと知り、麻薬売買をしていたのは自分だったということを認める。

ソクドゥが自白したことを知ったマ・テファは、弁護士と一緒にホテルの屋上からヘリでの逃走を目論み、部屋に火を放つ。

ホテルに到着したホゲは消防を23階へと指示し、ミョンピルと共に階段で23階へ。

ミョンピルは倒れている男性に付き添い、ホゲは屋上へと行き、ヘリが着陸できないようにホースでヘリに向かって放水。

そしてマ・テファとのタイマン。

ホゲは、先日刺された傷を攻撃されホースで首を絞められるも、マ・テファに手錠をして投げ飛ばす。


23階には消防がかけつけ、ミョンピルたちも屋上へ。

そこでホースで首を絞められ意識のないホゲと、手錠で繋がり宙ぶらりんとなっているマ・テファを発見。

屋上に心停止の患者がいると聞きソルが駆け付ける。

すぐに搬送されるホゲだったが、救急車の中でも心停止を起こしソルが必死に蘇生。

脈拍が戻る。


一方、マ・テファは逮捕されるがまだまだ余裕の態度。

取り調べを受けるも屋上での出来事は正当防衛だと主張。

都合がいいことに屋上には防犯カメラもない。

弁護士も緊急逮捕時で拘留できるのは48時間だと余裕を見せる。

新たな証拠がない限りマ・テファが釈放されてしまうため、ホゲならどうするかを考え、捜査を開始するミョンピル。


病院では、ホゲの緊急手術が終了。

ソルは目を覚まさないホゲにずっと付き添い涙を流すのだった。

第8話

コード・クリア ⇒ 緊急状況の終了を知らせるコード

意識を取り戻したホゲは、非番のソルが付き添うという条件で医師から許可をもらい捜査に復帰。

マ・テファは拘留時間の48時間が過ぎ、一旦解放される。

がしかし、ソク・ミジョン殺害時刻のアリバイを証明する麻薬密売の映像をホゲたちと一緒に見ていたソルが、歩き方に特徴があることに気付き、マ・テファ再びの緊急逮捕!

科捜研のユン先生に協力してもらい、動作分析システムを使い歩き方などをチェック。

マ・テファとソクドゥの歩き方を比べた結果、麻薬密売映像に映っていたのはソクドゥだと鑑定される。

これでミジョン殺害時のアリバイが崩れたマ・テファ。

そしてマ・テファが連れていかれると苦しそうな表情を見せるホゲ。

ソルが痛みを和らげる処置をし、献身的に看てくれるソルにホゲは礼を言う。


一方、検事長はマ・ジュンド議員と一緒にいた。

マ・テファ逮捕の知らせを受けた検事長は、議員を退こうと考えているマ・ジュンド議員に何やら知恵を授けた様子。

自白と証拠

取調室で父であるマ・ジュンド議員に電話するマ・テファだったが既に番号は使われておらず。

その頃、議員は記者会見の準備中。

ヤン弁護士にも見捨てられ、ヤン弁護士はマ・ジュンド議員からの贈り物だと言って、ケースに入ったデータを取調室へ置いていく。

ホゲと2人にされたマ・テファは、最初は殺していないと否認、次に怒り、そして取引を持ち掛け、悲しみに暮れたところをホゲが慰め、最後は自白。


事件当日、部屋中がカメラによって監視されてることに気付いたミジョンは激怒!

これを流して暴露してやると騒いだため、マ・テファはミジョンの首筋を3本爪のアイスピックで刺して殺害したというのが真相。


アンナはヤン弁護士が置いていったデータの解読に成功し、そこには犯行の一部始終が映っていた。


そして再び具合が悪くなったホゲは病院へ。

会計を済ませた際、術後に残ったものだと言われソルの献血証書を渡される。

献血証書 ⇒ 輸血が必要な時、優先して輸血を受けることが出来るカードで、献血するたびに1枚もらうことができ、他の人に譲ることもできるらしいです。

一網打尽

ソクドゥを狙ったチャヒョンを追う過程で、あの悪徳高利貸しが殺しを請け負っていることも突き止めたホゲたち。

そこで罠を仕掛けて一芝居うち、チャヒョンも悪徳高利貸しも逮捕。

ホゲ X 検事長(父)

検事長室へと乗り込んだホゲは、麻薬密売事件の情報提供者はあなただとマ・テファ本人から聞いたと父を問い詰める。

しかし、父はそんなのはたわ言だと一蹴し、テレビをつけるとマ・テファに手を貸していたヨム・サング検事が事件の捏造を認め謝罪する様子が報道されていた。


実は先日、広域捜査隊に行き自首しろとサング検事に命じていた検事長。


ホゲは、マ・テファ一人では犯行は不可能で、火災調査、法医学、科学捜査すべてを知るプロの仕業だと食い下がるも、お前の想像を超える次元だとしか父は話さず。

そのうち食事でもしようと言われ、犯罪者とはお断りだと言って部屋を後にするホゲ。

ホゲ X ソル

引っ越しを決めたホゲは家の前でソルを待っていた。

大事に使えと言って献血証書を渡し、6枚使ったから利子をつけて7枚やるといって自分の献血証書も渡す。

「これで私たちは血を分け合う仲?」と聞くソルに「特殊関係人だもんな」と言うホゲ。

実は、ソルが付き添いの際に書類に書いた患者との関係が「特殊関係人」だった。

ハートセーバー

ハートセーバー ⇒ 心肺蘇生術で救命すると授与される認定書

偶然ソルへの電話を取ったドジンは、ソルがハートセーバーの審査に通ったと知り、みんなでサプライズで祝うことに。

一方、ホゲたちもチーム長に連れられ飲みに。

ちょうどドジンがケーキを持ってソルにサプライズしようとした瞬間にホゲたちが入ってきたため、サプライズがちょっと台無しに。

それでもみんなに祝福され嬉しそうなソル。

ホゲは、ソルが救ったのが自分だったと知りビックリする。


その後、ソルと2人で話したホゲは、借りは作りたくないから俺に尽くすなと言う。

すると、仕事しただけだと言って席を立つソル。


そして店の奥からは、サービスを配りに初老の女性が出てくるが、ホゲの顔を見るなり「よく来られたもんだね、ヒョンソを殺したくせに」とスゴイ剣幕

黙って店を出ていくホゲ。

ドジンとソルに何があったのかを聞かれるも、何も答えずに去って行く。

後日、またヒョンソの樹木のお墓に来ていたホゲ。

そこへ父もやってくる。


まだホゲがインターンだった頃、父が賄賂を受け取っていることを知った時のことを思い出す。

あの時も今も「お前は私にかなわない」と言われるホゲ。

警察官の道を選んだ時は「俺しか父さんを止められない」と言っていた。


そして現在、この町にはもう用はないだろうからテウォンを去れと言って帰って行く父。

けれどホゲは「今は去れない、まだやることがある」ヒョンソの写真をみながらそう思うのだった。

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感想+α

マ・テファ vs ソクドゥ

マ・テファがバカで本当に助かりました。

麻薬密売のアリバイ一つでミジョン殺害の容疑を逃れていましたが、それが覆されたあとのバカっぽさが止まらない(* ´艸`)

麻薬密売映像は誰なのかを巡ってのマ・テファとソクドゥの争いというか小競り合いも互いに自分だと主張し、思わずダチョウ倶楽部さんの俺が俺が!っていうのを連想してしまいました。

ただ、どうぞどうぞとはならないわけで。

自分だと証明された時のソクドゥがどうだ感をだしてくるあたり、こちらもお気楽でバカなヤク中っぷり。

ホゲが警官になった理由

ホゲが警察官になったのは、父親の不正を止めるためでもあったんですね。

そしてマ・テファとの因縁もどうやらインターン時代からあったようです。

その時、彼の暴行容疑が起訴猶予になって実質、父親がマ・ジュンド議員から賄賂を受け取っていた。

それを知ってしまったから今の刑事ホゲが誕生したようです。

一見、父に反発しているように見えますが、無力感も感じているようで、父が「お前は私にはかなわない」って言葉が印象に残ったし重たく感じました。

特殊関係人

このドラマにロマンス要素はないだろう、あっても薄いだろうと思っていたのですが・・・

なんか生まれてるよね、気付けばロマンスが潜航中。

ソルはホゲのことが気になっているようだし、ホゲは面倒くさいこじらせ方。

でもソルはそれをわかったうえでの好意みたいだし。

ホゲを放っておくことはできないんだろうなぁ。

書類に特殊関係人って言葉を選んで書いたソルにいじらしさを感じます。

特殊関係人がOKなら、職務上の関係とかでよかっただろうにそうは書かなかったのは、2人のあいだには何かがあると信じる気持ちがあったのかもしれませんね。

命の恩人ですし。

検事長 X マ・ジュンド議員

恐るべきは、ホゲの父の検事長なのか、それともマ・ジュンド議員のほうなのか?

議員は息子を刑務所に送り会見を開くことでイメージを一新しましたが、そのシナリオを書いたのは検事長。

利用されているのはどっちなんでしょう?

検事長の腹黒さは今のところ底が見えません。

7年前の事件

そして気になるのは少女ヒョンスが亡くなった7年前の事件。

ホゲの様子から察するに、ホゲにもなんらかの責任があるように見えました。

父はそれを「罪悪感で人生を潰す気か?」と呼んでいましたが、ホゲがまだテウォンを去れない理由は、この事件を解決するためなんでしょうね、きっと。

どのような事件だったのかその全容が気になります。

最後に

ドジンはソルを密かに想っているようですが、グイグイ来る科捜研のユン先生の存在もあり。

一方でチーム長は、消防の団長に好意を寄せてますよね。

今のところ全く相手にされていないようですが。

地味に一方通行ロマンスが増殖中。

それよりも、私はホゲが検事長である父とどう決着をつけるのかが気になります。

回想でのホゲは、父の前では気弱に見えました。

今のホゲがどこまでやれるのか?

そのあたりが楽しみです。


第9話と第10話の感想はコチラ
ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第9話&第10話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ