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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第9話&第10話 あらすじネタバレ感想

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ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第7話&第8話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第9話と第10話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第9話 

コードピンク ⇒ 産婦人科や小児関連の緊急コード

マンションの高層階のベランダに少女が腰かけてるという通報を受け駆け付ける消防と警察。

少女は高校生のソン・ハウン。

ソルは一人で部屋に入りハウンの説得にあたるも、母は私の成績にしか興味がないというハウン。←テウォン校で1位の成績!

その間にドジンは上階へと行き、そこから気付かれないようにハウンを部屋の中に蹴り入れ保護。

その後、ハウンは病院に運ばれ、ソルは彼女は不安定だからカウンセリングを受けさせてほしいと医師に頼む。


一方、別の現場へと来ていたチーム長。

そこは不法ゴミが投棄されているようで、アンナがバッグに入っていた新生児の遺体を発見。

科捜研に解剖を依頼する。

遺体は女児で、病院で出産したのではなく死産だった様子。

バッグはVIPにしか手に入らない高級限定品だったため、すぐに持ち主が判明すると思われたが、偽物だったため持ち主は分からず。

しかし胎盤が入っていたゴミ袋に、カードの領収書が入っており、カードの持ち主が判明。


その頃、ホゲはマ・テファに面会に来ていた。

パン・ピルグ事件のお膳立てをしたのは誰かと聞くホゲだったが、黒幕を恐れるマ・テファは、お前など相手にならないと言って黒幕の正体を明かさず。

進展

ホゲは捜査に復帰。

ミョンピルと共に、カードの持ち主である広告制作会社のクリエイティブディレクターのパン・ジャギョン46歳のところへ。

そのバッグは私のではないというジャギョンにDNAの採取に同意してもらう。

その結果、ジャギョンとは親子関係になかったのだが、彼女の娘が母親であることが判明。

その娘というのが、先日ベランダに腰掛け自殺騒ぎを起こしたハウンだった。


塾帰りのハウンに接触するホゲとミョンピルだったが、そこへハウンを気にかけるソルも現れたため一緒に警察署へ。

何も話そうとしないハウンを見て、自分が話すと申し出るソル。

ハウンは少しずつ話を始め、関係を持った5人の名前を書き出す。

それを聞き出すと不機嫌な顔で取調室を出て何も言わずに帰ってしまうソル。

翌日、学校と保護者に協力してもらい5人のDNAを提出してもらう。

しかし鑑定結果は、5人とも胎児の父親ではなかった。

ホゲ X ソル

帰りに偶然コンビニの前でソルに会うホゲ。

なぜハウンを見守っていたかを聞くホゲに、少し前にハウンと同い年の少年が飛び降り自殺するのを救えなかったからだというソル。

取調室でハウンに冷たくしたのは、自身が捨て子だったため、子供を捨てる人は許せなかったと打ち明ける。

ソルは今でも箱に入った「189」と書かれたベビー服を大事に持っていた。

そしてホゲにヒョンソの話を聞く。

7年前、テウォン署の交通課にいたホゲ。

ヒョンソが失踪した当日、最後に彼女を見たのはホゲだった。

ストーカーがいるとホゲに切実に訴えたヒョンソだったが、まだ彼女が子供だったためホゲは相手にしなかったのだ。

それ以来誰もヒョンソの姿を見ていない。

なぜみんながホゲを疑うのかを知りたがるソルに、職務上知った情報を漏らしてはならないと言って帰って行くホゲ。

父親捜し

胎児の父親捜しは振り出しに。

しかし、ハウンが自殺騒ぎを起こした時のドジンのボディカメラの映像に、奥のドアの開閉の様子が映っていた。

どうやら誰かがいた様子。

ホゲとミョンピルは、気付かれないようにハウンの兄のミンジュンと、父のソン・ジェジュン判事のDNAを入手。

科捜研でハウンが自殺を図った時の、家族の携帯の接続記録も調べてもらう。

そして、ホゲとミョンピルはハウンの家へ。

一家は4人で食事中。

男子生徒5人が父親とは不一致だったため、なぜウソをついた?とハウンに尋ねるホゲ。

学年1位の維持は大変だからこの子たちの成績を下げたくてと言うハウン。

母親は、私たちにお任せをと言ってホゲたちに引き取ってもらおうとする。

そして揉め始める家族。

父親もホゲたちに引き取るようにと言うも、この家で別の犯罪の証拠が出たというホゲ。

ハウンが自殺を図った時刻に、警察と消防が出動しているにも関わらず身を潜めていた人物がいると言って、携帯の記録を見せる。

それは、兄のミンジュンだった。

第10話

コードアンバー ⇒ 子供の誘拐時に発令される緊急コード

警察と消防が出動した時、部屋に身を潜めていたことが明るみになった兄のミンジュン。

あの日、成績のことでハウンにバカにされ、カッとしたミンジュンはハウンの首を絞めるもすぐに解放。

怒ったハウンはミンジュンの問題集をベランダから投げ捨てあの騒ぎになったのだ。

そこへユン先生から鑑定結果の連絡が!

しかし兄も父も胎児の父親ではなかった。

再び揉め始める家族。


その後、ホゲは以前のマンションでソルに会い、少し前に飛び降り自殺したスンジュンとハウンが同じ塾だったという話を聞く。

ミョンピルと共に塾の講師に話を聞くと、とても賢い子だったが急に成績が落ちたという。

ハウンとは、いちばん上の同じクラスだったらしい。


スンジュンの葬儀は火葬だったためDNAがない。

けれど3年前に、テウォン病院で虫垂切除手術をしたからその時の組織が病院に保管されているはずだとソルから教えてもらう。

そこで一芝居うつことにするホゲ。

胎児の父親

チーム長を巻き込み、ハウンの子がスンジュンの子である可能性があるとし、明日、病院で保管されている虫垂組織を使って親子鑑定をすると学校で吹聴。

ホゲとミョンピルは、父親が病院の組織保管室にやってくるのを見張っていた。

するとそこへ現れたのは教頭だった!

自分の切除した虫垂組織とスンジョンの組織を入れ替えようとしているところを捕獲。

取調室でハウンが未成年だと知らなかったと言い訳する教頭。

後で生徒だと知り、テスト用紙を横流しさせられていたことを告白する。


そしてハウンの部屋からは、テスト用紙が見つかる。

学年1位はこれのおかげだった。

そこへ親子鑑定の結果が送られてくる。

それを見てハウンと2人で話すホゲ。

父親は教頭ではなくスンジュンだった(゚д゚)!

ハウンも知らなかった様子。

実は仲の良かった2人。

ホゲは、成績のことばかり気にする両親を持つハウンに自分を重ね合わせハウンを慰める。

すると泣き出すハウン。

子供を遺棄したときのこと、スンジュンの飛び降り自殺を思い出し涙が止まらない。

私が悪かったんですと口にする。


その後、ホゲは当直のソルのところへ行きハウンの件を報告。

実はハウンから赤ちゃんの性別を聞かれたホゲ。

自分の選択に責任を負える年になったら教えるよと答えていた。


一方、ドジンはヒョンソのことを聞きにユン先生のところへ。

ユン先生は、殺すつもりなら両足の親指を切る必要があったのかと疑問に思っていた。

出動

バーで浮気男が女性を殴ったため消防が出動。

ソルたちが駆け付け女性を手当てするも、クズ男は救急隊員のドンウを人質に取り首筋にガラスを突きつける。

ほどなくしてホゲが到着し、犯人を瞬殺逮捕!

ドジンは助けてやれなかったことに少し無力感を感じている様子。

足の親指のない女性

女性を搬送したソルは、先に運ばれていた足の親指のない女性に気付く。

自殺を図った身元不明者で救急室前で倒れていたらしい。

そのことをドジンに話すソルだったがすぐに出動がかかり再び現場へ。

一方ホゲは、病院の前で知らない男性(看護師?)に声をかけられ少し変に思う。


親指のない女性は意識が戻らず。

そこへ再び子供を搬送してくるソルとドジン。

女性の意識は戻るのだが声が出せない様子で、必死で自分の腕を見せる。

そこには何か掘られたような跡が。

けれど、急に怯えたような表情を見せ興奮状態になったため鎮静剤を打たれる。

医師が診察してみると喉頭神経が損傷していてわざと話せないようにした虐待の可能性も。

とりあえずCTを取ることに。

ドジンはホゲを見かけ女性のことを話そうとしたところ、ホゲも両足の親指がない女性を目にする。

慌ててCT室へ行くも女性の姿はなく。


その頃、女性は男に車のトランクに入れられ連れ去られていた。

すぐにカメラを確認するがうまく死角を通った様子で映像がない。

血液検査の結果、女性は7年前に行方不明となったヒョンソと一致。


コードゼロ発令だと言うホゲ。

1時間以内に必ず捕まえると口にする。


そして女性の腕に掘られていたタトゥーのような画像を確認。

それが半地下の窓から見た景色だと気付き場所の特定を急ぐ。

ホゲの父はソン判事からホゲの免職通知書を受け取り、自ら部下を引き連れ警察署へ。

警察は消防と協力してファジュン洞を片っ端から捜索。

ドジンの元にはユン先生から連絡があり、ヒョンソの切断された足の指が発見された場所がホゲの自宅だったと聞かされる。

ホゲの暴走を食い止めてと言われ、わかりましたと答えるドジン。


一方、ホゲはミョンピルとヒョンソの自宅付近を捜索。

ヒョンソの腕に描かれたタトゥーと一致する場所を見つける。

応援を要請するというミョンピルの言葉を待たずに建物に入っていくホゲ。

そこで見つけた隠し部屋の壁には写真が貼られ、中央には病院の前でホゲに声をかけてきた男と一緒に写るヒョンソの姿が!

それを見て叫ぶホゲ!


その頃、男はヒョンソをトランクに乗せたまま車を走らせているのだった。

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感想+α

ハウン

今回救わなければいけなかったのは女子高生ハウン。

ホゲは、判事を父に持つハウンに少し自分を重ねてました。

両親が関心があるのは子供の成績だけ。

虚しいですよね。

だからハウンの1回目のSOSを母親は無視した。

お腹が痛いと言ったハウンに耳を傾けなかった。

援助交際したことも、複数の男子生徒と関係をもっていたことも、そして妊娠していたことにも。

気付かなかったんじゃない。

そもそも最初から興味がなかっただけ。

ハウンの成績も母親にとっては高級バッグと同じだったんですよね。

ハウンの暴走には同情の余地があります。

キム・ヒョンソ

ホゲに影を落とす7年前の事件。

やっとその事件がどのようなものだったのかが明らかになりましたね。

当時12歳だったヒョンソは殺害されたわけではなく行方不明のままだったとは。

しかも犯人の男、テウォン病院の看護師?ですよね?

ソルと話してましたよね。

今になって現れたのは、ホゲのことを待っていたのかな?

今回、ヒョンソは救急室前で倒れていたとのことですが、きっと男から逃げ出したのではなく、男がここまで連れて来たんですよね?

だとしたら、きっと入念に計画され実行に移したってことになる。

カメラを避けてまんまと連れ去ることができたんですから。

でも本当に驚くのはヒョンソの精神力!

両足の親指を切られ、喉も傷付けられ声も出せず、ずっと監禁生活を強いられる中、わずかに見える半地下からの景色を自分の腕にバレないように掘っていたんですから。

ホゲに熱くなるなというほうが無理です。

最後にヒョンソに会い、結果的にSOSを無視してしまったんだもの。

ヒョンソがまたしても攫われ「コードゼロ」だと言ったホゲ。

1時間以内にヒョンソにたどり着けるのかどうかが気になります。

免職通知書

そしてもう一つ気になるのがホゲに出された「免職通知書」

それを出したのは、ハウンの父のソン判事でしたね!

ホゲの父の検事長が自ら警察署へと出向いていましたが、お供の多いことよ。

今この状況でホゲがクビを受け入れるとも思えず。

揉めそうな予感がします。

最後に

ヒョンソの事件も気になりますが、マ・テファの背後にいる黒幕の存在も気になります。

すべてに精通し策を授けた人物。

そう考えるとホゲの父親はピッタリと当てはまるんやけどね。

でも、マ・テファが震えあがるほど怯えバカになってしまう人物なんだよね。

やっぱりマ・テファの父のマ・ジュンド議員と繋がる人物なのかな?

マ・テファが言うように、ホゲじゃ相手にならないのかな?

どんな人物が出てくるのか楽しみです。


第11話の感想はコチラ
ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 第11話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ