ご紹介するのは、2022年1月にフジテレビでスタートした木10ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」
主演の瀬古凛々子(せこりりこ)を演じるのは黒木華さん。
共感性もなく空気も読めない女性という役どころ。
しかし、何事に対しても知りたいと言う欲求が強くいつも辞書を持ち歩いてる。
「クスノキ出版」の経理部では、経費に厳しく地獄の番犬・ケルベロスというあだ名までつけられてたんですよね。
そして経理部からお荷物部署のニュースサイト「カンフルNEWS」に異動になるのですが・・・
それでは、第1話のかんたんなあらすじと感想です。
あらすじ
凛々子(黒木華)が真実を突き止めたおかげで、同期を陥れ執行役員の座についた仁和正樹(安藤政信)
そして凛々子にニュースサイト「カンフルNEWS」への異動を命じる。
仁和からの指令は「カンフルNEWS」を潰すなということ。
凛々子は入社理由に「私が知りたいことを知るため」としていたらしいのだが、仁和によると「カンフルNEWS」はうってつけの場所らしい。
異動した凛々子は、編集部員たちを前に月間5000万PVを掲げ、ゴシップで責めると宣言。
しかしやる気のない編集部員たちは耳を貸さず、いつも通りネットで拾った適当な記事をアップすることに。
それは、ゲーム・アプリ会社「グリフィン・ラボ」をパワハラ企業として告発する記事。
反対する凛々子の意見を聞かず記事はアップされたのだが、「グリフィン・ラボ」の社長がTV番組で名誉棄損での訴訟も視野に入れると言い出したため大問題に!
凛々子が自ら謝罪記事を書くと言うのだったが・・・
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感想
第1話目としては厳しくも緩い展開でしたね。
「グリフィン・ラボ」のパワハラ疑惑記事から、パクリ疑惑、そして真相へと繋がっていくのですが、その辺は可もなく不可もなく。
凛々子は公平に容赦なくだったけれどね。
そしてそんなことよりも匂わせが気になります。
ドラマの中でも女性が男性の存在を匂わせていましたが、本当に匂うのはドラマのほうです。
山田編集長(生瀬勝久)の携帯を届けに来た笹目虎太郎(筧一郎)は、確実に凛々子のことを意識してましたよね。
それもネガティブな感じが漏れ出てましたやん。
凛々子が知りたいことに関連があるのかな?
そして黒木華ちゃんに次いで存在感を放っていた仁和正樹(安藤政信)
彼も何か知ってるっぽい。
凛々子が地獄の番犬・ケルベロスなら、仁和は冥府の神のハデスなのか、はたまたヘラクレスなのか?
最初は守られてるハデスのほうかと思ったけれど、仁和は信じるには胡散臭すぎる。
ならば、ケルベロスを捕らえて地上に放ったヘラクレスと捉えたほうがしっくりするような気がする。
それにヘラクレスは、ケルベロスをまた冥府へと戻してるからね。
凛々子は経理部から放たれたけれど、凛々子の役目が終わったと仁和が判断すれば、凛々子もどうなることか分からない。
けれど凛々子は主役。
だから私は、凛々子は正義の女神テミスなんだと信じたい。
そして同期の根津道春(溝端淳平)は、今のところいいところはなし。
私は仕事するのにヤル気なんて必要ないと思ってるけど、役目は果たせと言う考えなので、気に入らないからと腐っているだけなのは気に入らない。
根津が凛々子にイラ立つのは凛々子の言葉が全て的を射てるからだよね。
毒づくのは凛々子に敵わないから。
本当にカッコ悪い。
ついでに言うと、溝端淳平がイケメンなことがカッコ悪さに拍車をかけていると思うんだな。
その上、素直じゃないんだよねぇ。
まぁ、素直じゃないという点においては、他の編集部員たちもだけどね。
凛々子のような人が社会で受け入れられるのは確かに難しい。
笑顔もなく遠慮もなく自分の探求心を満たす様子は、まわりからしたら、無視されてる、バカにされてると感じると思う。
そういう役を、無理なく過剰な嫌味なく自然に浸透するように演じられている黒木華ちゃんはやっぱりすごい。
とりあえず、1話完結しつつ、凛々子の知りたいことも追っていくという展開になるのかな?
いきなり編集長役の生瀬勝久さんとはお別れっぽいけど、この役が合っていたからちょっと残念。
凛々子の良き理解者となりそうだっただけにね。
でも薬膳カフェの黄味子(りょう)さんがその役割を果たしてくれそうですね。
久しぶりにりょうさんを拝見しましたがいつみても素敵です。
第2話の感想はコチラ
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○ 第2話 あらすじ感想 凛々子のガン見は破壊力抜群(* ´艸`) - 夜更けに海外ドラマ
主な出演者
- 瀬古凛々子:黒木華
- 根津道春:溝端淳平
- 下馬蹴人:野村周平
- 椛谷静司:野間口徹
- 一本真琴:石井杏奈
- 笹目虎太郎:筧一郎
- 黄味子:りょう
- 仁和正樹:安藤政信
- 山田礼二:生瀬勝久