前回のあらすじは・・・
新編集長に就任した凛々子は、根津と共に芸能人の離婚の真相を突き止め記事に。一方で言葉が足りないため根津とはうまくかみ合わず。何を求められているのかわからない凛々子だったが、偶然カフェで会った笹目の助言もあり、根津に「ありがとう」と伝えるのだった。
前回の感想はコチラ
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○ 第2話 あらすじ感想 凛々子のガン見は破壊力抜群(* ´艸`) - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第3話のかんたんなあらすじと感想です。
あらすじ
ネットでは、人気の覆面女子高生シンガー「AOI」の正体だとする動画が話題になっていた。
PVが稼げそうだと踏んだ凛々子(黒木華)は、AOIの素顔を暴くべく、早速、椛谷(野間口徹)と共に取材を開始。
女の子が映るライブハウスへと足を運び、彼女の正体が青野郁(上國料萌衣)という女子高生であることを突き止める。
そしてレコード会社にその事実確認をしに行くのだが、以外にもアッサリと認めるレコード会社。
しかし、取材で得た情報から、同じ人物なのに印象が違うことに違和感を抱く凛々子と椛谷。
AOIの正体が本当に青野郁なのかどうか科学的検証を始める。
一方で椛谷は、同居する中学生の息子・涼太(大西利空)との関係が冷え切っていた。
そして偶然、AOIのフォロワーの中に息子のアイコンを見つけるのだが。
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感想
今回は、覆面女子高生の正体が実は、昔一度だけヒット曲を飛ばしたおじさん・MIZAC(濱津隆之)という落ちでしたね。
でもそんなことはどうでもよくて、なんだかいろんなことが繋がってることに、私はざわざわしながら観てました。
椛谷の記事を見てクスノキ出版に入りたいと思った凛々子。
かつては週刊誌のエース記者だった椛谷。
そして人が変わる理由について「取り返しのつかない過ちとか」と口にした笹目。
凛々子にも問いかけてましたね。
凛々子にもそういう取り返しのつかない過ちがあるのかどうかを。
けれど私が気になったのは、その後に笹目が言った「人は本質的には変わらない」という言葉。
今回、椛谷は自分の署名記事を書きました。
あんなにヤル気がなく、息子の夕ご飯を作るために5時半きっかりに退社する男がですよ。
息子の父親に対する辛辣な書き込みをみたせいかもしれません。
AOIの正体であるMIZACにほんの少し自分を重ねたのかもしれません。
本当のところはわかりません。
でも、かつて口にし、凛々子の心にも届いた「知りたいんです」という言葉。
これが彼の本質ではないのかなぁと思うんですよね。
根津は椛谷のことを「糸が切れた」と表現し、凛々子は「切れた糸はまた結べばいい」と言ったけれど、糸は最初から切れていなかったのかも。
私の今回のベストシーンは、カラオケボックスでの凛々子と椛谷のシーン。
凛々子:私も知りたいんです
椛谷:何を?
凛々子:事実を。
この3行のやり取りに目が釘付けになり、引き込まれてしまいました。
一瞬だけ、スゴイ社会派ドラマなのかと誤解しそうになりましたよ。
覆面女子高生の正体を暴くトーンじゃなかった(* ´艸`)
まぁ、すぐにドラマゴシップに戻りましたけどね。
そして心をくすぐってくれるのは薬膳カフェ。
良い食べ物で身体を癒やし、言わずとも食べたいものを出してくれるなんて最高なのに、なんでいつもガラガラなんでしょう。
椛谷も以前はよく来ていたというのには驚き。
世間は狭いですね。
カフェでの凛々子との「笑った」「笑っていない」のやりとりは、お前が言うなって感じでちょっと解れました。
そしてそして心配なのは凛々子と仁和の関係。
完全に仁和に飼い馴らされてるようにしか見えなくて、その様子はまるで教祖様と信者のよう。
大丈夫かなぁ。
それに笹目のこともやっぱり気になる。
凛々子とどんな関係があるんだろう。
凛々子が事実に固執したことで何か良くないことがあったとか?
それとも真逆でウソが関係してるとか?
いずれは凛々子が暴かれる側になるんだろうけれどそれはなんだろう?
もしかして笹目にとって凛々子は取材対象者でもあるのかもしれない。
どちらにしろ、今回の笹目からはちょっと悪意を感じました。
第4話の感想はコチラ
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○ 第4話 あらすじ感想 下馬の懐柔も終了⁉ - 夜更けに海外ドラマ