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百人力執事 願い、かなえます 第11話＆第12話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第13話と第14話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
第13話 真実と向き合う姿勢
起
病院の廊下で顔を合わせたキム執事とヘアン。
実は、キム執事は加害運転手が意識を取り戻したら連絡して欲しいと、当時の担当だったソル刑事に頼んでいたのだ。
そこで初めてヘアンが加害男性の弟だと知り何も言わず立ち去るキム執事。
ヘアンがその後を追いかけ声をかけると、ヘアンの兄が弟ジュノを轢いた加害者であることを告げる。
初めてそのことを知ったフリをするヘアン。
キム執事は
泣きながら兄を止めなかった自分の責任だと話すヘアン。
あの日、警察学校の首席だとわかり、酒を飲んで祝っていたこと、その後に事故がおきたことを告白。
ヘアンの幸せを祈っていた兄。
再び謝罪するヘアンだったが、キム執事は事務所を後にする。
ドンジュ X キム執事
仕事を終え帰ろうとするドンジュをソラが呼び止める。
キム執事が集中治療室の前で昏睡状態の飲酒運転の加害者を見ていたというのだ。
そして患者の保護者を睨んでいたと聞きキム執事に電話するドンジュ。
屋台で飲んでいるところへ迎えに行き、加害運転手の弟がヘアンだったことを聞かされる。
酔いつぶれたキム執事を百人力へ送るドンジュ。
翌日
翌朝、お世話になりましたと置手紙を残してヘアンは百人力ハウスを去っていた。
そしてキム執事は警察署へ出向き、事故の映像を見せて欲しいと頼むも、事故の映像が見つからずサーバーエラーだと説明される。
復旧次第連絡すると言われ帰るキム執事。
葬儀場では、主任の元カノの子供パク・ソハ2歳が亡くなったと知らせを受ける。
主任を頼る元カノだったが、2人が一緒にいるところを目撃した元カノの父は激怒し、主任に全部君のせいだと酷い言葉を！
主任と元カノの様子を遠くから見てしまったソラは呆然としていた。
キム執事 X ヘアン
後日、ヘアンと会ったキム執事は、苦しい胸の内を吐露。
あの日、ジュノが何か言わなかったと聞く。
けれど、もう少し早く着いたら何か聞けたかなと言うだけで「助けて」と言われたことは言わないヘアン。
よりによってなぜジュノがテヒさんの弟で、ソ・ヨンチョルが俺の兄なんですかね、と口にする。
席を立つヘアンをキム執事は呼び止め百人力ハウスへ連れ帰る。
屋台
その後、屋台でドンジュと飲むキム執事。
ドンジュは、ヘアンを百人力ハウスへ連れ戻したキム執事を「よくできました」と言って誉め、ヘアンに対して悪いなんて思う必要ないと明るく言う。
キム執事にも笑顔が戻り楽しそうな2人。
「ありがとう、息ができるようにしてくれて」と礼を言う。
結
翌日、百人力を訪ねたソラはドンジュには内緒でキム執事に何かを依頼。
葬儀場では、納骨を済ませた主任の元カノが「一生忘れない」と主任に礼を言い、元カノの父も主任の手を握り軽く頭を下げる。
その後、ドンジュに内緒で主任を呼び出したキム執事は、ソラから預かった子供用の手袋を渡す。
一方、病院ではヘアンの兄のヨンチョルが息を引き取る。
その知らせはキム執事にも届き、ドンジュは葬儀を担当することに。
何か聞けるかもと期待するキム執事に、誰かを殺したり自ら命を絶った人には会えないから今回は会えないと思うと伝えるドンジュ。
そして納棺。
ドンジュがヨンチョルに触れると納棺室が化粧室に代わり驚くドンジュ。
自分が死んだことにも気づいていないヨンチョルに亡くなったことを告げ、2年前の交通事故を覚えているかを聞く。
「あの子は助かったのか？」と聞くヨンチョルに「いいえ」と言い、「あなたは殺してませんね、だれが殺したんですか？」と尋ねる。
その頃、兄の遺影の前にいたヘアンは、うっすらと笑みを浮かべているのだった。
第14話 あなたに非はない
起
ヨンチョルに「あなたは殺してませんね？」と問い詰めたドンジュだったが、俺が泥酔運転で殺したと言われ事故の真相を聞くことは叶わず。
キム執事に対しては、ヨンチョルに会えたけれど、許してもらえるよう何度でも謝ると言っていたとウソをつく。
それを聞くために会えたんだね、と礼を言うキム執事。
そしてあの日、車を運転していたのはヨンチョルではなく実はヘアンだった(ﾟдﾟ)！
酔っている兄を見て、父のようだとイラつくヘアン。
言い争いをしながら運転をし、事故を起こしたというのが真相。
一方、ソル刑事はヘアンがヨンチョルの弟であることを思い出す。
葬儀場には、ヨンチョルと特別な関係にあった同僚の女性ミヨンも訪れる。
あの晩、ヨンチョルに車検証の写真を送ってと頼んだとドンジュに話すミヨン。
翌日
翌朝、出勤するドンジュを車で送るキム執事。
しかしその様子をドンジュの父が目撃！
ヴィンセントに声をかけられたドンジュ父は、
ヴィンセントはしどろもどろになりながらもなんとか話を合わせてごまかし一つだけ真実を。
ドンジュがテヒと付き合い始めたことを伝える。
相手がテヒで嬉しそうな表情を見せるドンジュ父。
一方、納骨をするヘアンに、一緒にお供えしてくださいと言ってドンジュはタバコとライターを渡す。
その後、ベンチでミヨンと話したドンジュは事故の日に撮ったという写真を見せて欲しいとお願い。
2人の様子を遠くからみながら、ドンジュが兄が好きなタバコの銘柄を持ってきたことが気にかかる様子のヘアン。
家に戻ったドンジュは、警察に写真は証拠にならないと言われたと言ったミヨンの言葉が気になる。
そして写真は昔の携帯に入っていると言ったミヨンからのメールを待っていた。
しかしその前にキム執事からキムチチムのお誘いがあり、すぐに百人力へと行くドンジュ。
実はこのキムチチム、ドンジュ父からキム執事への差し入れだったのだが、ドンジュ父は今日来たことは2人には内緒にしておいてほしいとヴィンセントに頼んでおり、ドンジュから打ち明けられるまで知らないフリをとお願いしていたのだ。
3人で鍋を囲み、父の味にそっくりだと言うドンジュ(* ´艸｀)
ヴィンセントはそれをごまかし、2人が付き合ってることをドンジュ父が知ったら喜ぶんじゃないかなぁと、交際をオープンにすることを勧める。
その夜、父に電話するドンジュ。
しかしキム執事との交際のことは打ち明けず。
電話を切った父は、遺影の妻に向かってドンジュは恋をしているようだといい、相手はドンジュにピッタリの好青年だとうれしそうに話していた。
そしてミヨンから写真が送られてきたので、写真は証拠にならないと言われた件で電話をかけ質問するドンジュ。
でも実際は、写真はヘアンに渡しており、ヘアンからそのように聞いたというミヨン。
その後ドンジュは、キム執事にヨンチョルの同僚のミヨンから事故の1時間前に彼から写真を受け取ったけれど、運転席に見えなかったという話を打ち明ける。
彼女がヘアンに伝えたら、警察は証拠に使えないと言っていたと言われたと聞いて、気になったけれど確証がなくて言えなかったと話す。
すると、明日調べてみると言うキム執事。
事故の真相
翌日、ソル刑事を呼び出したキム執事は、事故が起きた時の同乗者の有無を確認。
同乗者もいなかったしドラレコも取り外されていたと聞かされ疑念が膨らむ。
実はあの日、防犯カメラの位置を気にしていたヘアンは、兄を運転席に移して細工。
動き出した車は壁に激突し、トラックのドラレコを外していたのだ(ﾟдﾟ)！
そしてボンス警察署の交通事故調査に配属されたヘアンが最初にしたことは、あの事件の映像の削除という証拠隠滅だった！
結
ドンジュは神父のところへ行き、殺人を犯したり自殺した人は祝福に値しないと言っていた神父の言葉は正しいと思うと言うと、ヨンチョルは犯人じゃないかもと口にする。
あの晩、ヨンチョルはたぶん助手席にいたと言い、犯人は私の知ってる人だと思うけれど、ドラレコの映像がないと。
その会話を、仕事で偶然教会に来ていたヘアンが聞いてしまう。
一方、キム執事は昼間にソル刑事に会った時に、ヘアンが提出した写真がなぜ証拠にならなかったのかを聞いていた。
けれどその写真を見たことがないと言っていたソル刑事。
そのことを思い出しているときにソル刑事から電話がありすぐに会いに行くキム執事。
よく見たら妙なものが映っていたと言って防犯カメラの映像をキム執事に見せる。
その頃へアンは、海を見ながら子供の頃のことを思い出していた。
酔った父が母の首を絞め上げて殺したこと。
次にヘアンに手をかけようとしたところを兄が助けてくれたこと。
その後、ドンジュが帰ると建物の前で酔ったヘアンが座っていた。
どうして兄のタバコの銘柄が分かったのかを聞くヘアン。
お兄さんに会ったと答えるドンジュに、ふざけないで本当のことを言えと言ってドンジュの首を絞め上げるのだった。
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感想+α
残酷な真実
まずは、ヘアンが加害運転手の弟だとキム執事が知るという幕開け。
飲食を何度も共にした隣人が犯人の弟だなんて受け入れられなくて当然だと思う。
そして始まりからヘアンは怪しさ満点なんだよね。
キム執事がジュノの兄だと知っていたのに知らないフリをした。
ここでまず「ヘアン？？？」と、私の中で疑念が生まれましたよ。
完全に誠実さが欠けてましたよね。
主任
主任にとっても元カノの子供が2歳で亡くなるというツラい出来事がありました。
けれど最後は、元カノの父にも認められたようで、これまで否定されてきたものが少しは癒されたのではないかなぁ。
新たな一歩を進むいいきっかけになったと思います。
幸い、ソラもいることですしね。
ドンジュの疑念
ヘアンの兄ヨンチョルが亡くなり、会えないものと思っていたヨンチョルと化粧室であったドンジュは疑念を抱くようになりましたね。
犯人はヨンチョルではないと。
ミヨンからは、事故の1時間前に撮った写真があったけれど、警察では証拠として採用されないと聞き、それを取り次いだのがヘアンだと知り、ますます疑念は膨らむばかり。
でもね、私は14話が始まってからはずっとゾワゾワしてたんですよ。
絶対にドンジュが危険な目に遭うはずだと思ってね。
そしたら最後、やっぱり首を絞め上げられてましたやん。
ヘアンの欲
こんなことになったのは、ヘアンも自分でキム執事に言ってましたが「欲」ですよね。
やっと人生がいい方向へと向かいだした矢先の事故。
なかったことにしたい、隠したいと思うのは誰しも同じ。
私はヘアンがボンス警察署へ異動が決まった時、あの事故をもう一度きちんと調べようとしてるんだと思ってました。
でも実際は事故映像を削除して証拠隠滅を図ろうとしたわけで。
でもPCで削除しただけじゃその映像がこの世から消えるはずもなく。
ヘアンは正しい道を進むチャンスを一度失い、そして今、二度目のチャンスも失いかけてる。
ヘアンがしたことは犯罪だし、許せることではないけれど、それでもこれまでヘアンが見せてくれていた明るい笑顔を思い出すと、ヘアンの中にある良心を信じたい気持ちが私にはあります。
キム執事
そしていちばんツラいのはやっぱりキム執事でしょうね。
2年間、罪悪感を抱き続け生きているとは言えないような生き方をしていたんだもの。
ドンジュと出会い、やっと明るい気持ちになれたのに、突きつけられる真実は残酷。
今になって事故の真相に近付き、なぜあの時にもっとちゃんと調べていればとか思わなければいいのですが。
最後に
ドラマは今、シリアス路線をまっしぐらですが・・・
癒やしはあります！
ソラの笑顔に、ドンジュの笑顔、ドンジュ父の存在、すねる神父も入れておこう。
彼らの存在が、潤いをプラスしてくれています。
最終話に向かってきっと涙もたくさん零れそうな予感がしますが、それでも温かい最後が待っていると信じたいです。
ドンジュが葬儀ディレクターを続けるのか否か？
こちらも気になりますね。
第15話と第16話（最終話）の感想はコチラ
百人力執事 願い、かなえます 第15話＆第16話（最終話） あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
