夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

アイランド 第1話&第2話 あらすじネタバレ感想

ご紹介するのは、韓国ドラマ「アイランド」

話数:?

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コチラは、済州島を舞台に繰り広げられるダークファンタジー。


半人半妖(半分人間、半分妖怪)のバンを演じるのは、キム・ナムギル。

財閥のお嬢様で情炎鬼に狙われるウォン・ミホを演じるのはキム・ダヒ。

そしてかなりデキる神父ヨハンを演じるのがチャ・ウヌ(ASTRO)


それでは、第1話と第2話のあらすじと感想です。

  出典元:https://www.amazon.co.jp/

あらすじネタバレ

第1話

プロローグ

昔々、平穏の地だった「耽羅タムラ」⇒ 現在の済州島

けれど神と鬼が混在する混沌が到来し、それを哀れに思った神人が自分の子供46人を以て地穴を封印し混沌を静めたらしい。

現在もそこにはトルハルバンと呼ばれる石像が立っているのだが異変が!

そこを訪れた新郎新婦がトルハルバンの前で写真を撮ろうとすると、石造は崩れ、情炎鬼に体を奪われてしまったのだ。

体からはトゲのようなものが生え化け物のようになり、カメラマンを襲う新郎。

その新郎を後ろから剣で突き刺し退治したのが半人半妖のバン(キム・ナムギル)だった。

神父ヨハン

修道院では、司祭服にヘッドフォンにスニーカーという出で立ちで悪魔祓いをしていた神父ヨハン(チャ・ウヌ)

修道院に保管されている絵に異変が起こり、ある女性を手助けするため済州島へと行くようにと指令が下る。

絵に異変が起こったのはこの世が再び危険に陥る兆候で、その女性が唯一の救世主らしい。

ウォン・ミホ(救世主⁉)

財閥、大韓グループの一人娘で後継者。

大韓ホテルの社長でもある叔母とは折り合いが悪く、叔母が仕掛けた罠にかかり路上で男を投げ飛ばした動画が報道され非難を浴びる。

ほとぼりが冷めるまで済州島で教師のボランティアをすることになるミホ(キム・ダヒ)

しかし済州島に着くと、空港の駐車場で新婦の体を乗っ取った情炎鬼に襲われる。

それを救ってくれたのが黒いスーツの男、バンだった。

男を見ると大きく胸が脈打つミホ。

そして気を失ったらしく、目覚めるとそこはこれから過ごすことになる崖にある要塞のような別荘の部屋だった。

半人半妖のバン

ミホを駐車場で救った翌日、老婆(ベクジュ様?)と会うバン。

老婆はバンの過去や正体を知っている様子。


はるか昔、済州島がまだ「耽羅タムラ国」だった時代。

バンは情炎鬼の襲撃を受けた村で生き残った子供だった。

ベクジュ様(老婆?)が反対するのも聞かず、情炎鬼に対抗するためテジャン宗のジョンリョンは、大義のためであり使命だといってバンを祓魔ふつま僧にしようとする。

情炎鬼というのは悪の気運で形を成し、あらゆるものを殺戮する妖怪。

耽羅タムラ国」はそれらを封印するためにできた神の地だったのだが、もう人間の力では止めることができないらしい。

そこでバンは、情炎鬼の血を体内に入れられ半分人間、半分妖怪の祓魔ふつま僧にされてしまったのだ。

これに耐えられたのは、バンともう一人グンタンという少年だけだった。

再び襲われるミホ

親友のスジンが教師をしている耽羅高校で相談担当をすることになったミホ。

日が暮れ、スジンと待ち合わせしたカフェに側近のカン室長が運転する車で向かうのだが、そこでカン室長が叔母とグルになりミホを貶めた裏切者だったという連絡が!

ミホを裏切ったのではなく、最初から叔母側だったカン室長。

ミホはカン室長を投げ飛ばすと、退職金だと言って車のキーをカン室長に投げ、夜道を歩いていく。

チャン執事に迎えを頼むが電波が悪く切れてしまい。

しばらくすると情炎鬼に体を乗っ取られたカン室長がミホの前に現れる。

様子がおかしいことに気付き走って逃げるミホ。

そして林の中で追い詰められたところを、またしてもバンに救われるのだった。

第2話

ウォンジョン(救世主)

はるか昔、祓魔ふつま僧にされたバンとグンタンを気の毒に思った少女ウォンジョンは、2人を檻から出して3人で逃げ出す。

しかし、逃がそうとしたときに驚いたバンに噛まれた傷が痛みだし、結局寺へと戻る3人。

ウォンジョンは再び檻に入れられた2人に会いに行くと、結界を張るための修行が必要だからここを発つと言い、修行が終わったら必ず助けに来ると約束する。

済州島に到着した神父ヨハン

済州島に到着したヨハンが会いに行ったのはチャン執事だった。

実は神父だったチャン執事。

ずっとミホのことを見守っていたのだ。

「どうするつもりだ?」と聞くチャン執事に「守って覚ます」と答えるヨハン。←ミホは何も覚えてないから

チャン執事は、そのうち私の甥だとお嬢様に紹介すると告げる。

そしてその夜、カン室長と別れたミホから迎えに来てと電話を受けていたチャン執事。

逃走するミホ

林の中でバンに救われたミホ。

そして情炎鬼は死ぬと一つの小さな石に形を変えていた。

死にたくないならここから逃げるなと言って去っていくバン。

その直後、捜索隊を連れたチャン執事がやってくる。

しかし捜索隊は、妖怪だ悪魔だと支離滅裂な話をするミホの話を信じようとはせず。

一度は別荘へ戻ったミホだったが、ソウルへ帰ろうと空港へ。

けれど保護命令が出ていたため警備室で足止めを食らう。

しかもそこへ情炎鬼に体を乗っ取られた職員が再びミホを襲いに来る。

車で逃走するも逃げ切ることもできずに車は横転。

絶体絶命のミホを救ったのはまたしてもバンだった!

2人のバトルを食い入るように見ているミホ。

バンは傷を負ってもすぐに回復し、情炎鬼を倒して小さな石に変える。

昔のことを何も覚えていないミホに情炎鬼の存在を教えるバン。

なぜ情炎鬼が私をつけ回してるのかと聞くミホに、お前の運命がそいつらを呼んでいると言い、どこへ行ったって追いかけてきてお前を殺そうとすると告げる。

翌日、海女をしている老婆(ベクジュ)と会ったバンは、ミホがウォンジョンなら印があるはずだと話していた。


そして神父ヨハンは、林でバンが退治した情炎鬼の痕跡を見つける。

チャン執事に電話をかけ、記録の跡を追ってるが調査がままならないと話すヨハン。

黒い服の男について尋ねると、一度だけ見たことがあると言うチャン執事。

彼に会えば、今の興奮は恐怖に代わると警告するチャン執事だったがヨハンは気にもせず。


真夜中、別荘の部屋にいたミホの前にバンが現れる。

情炎鬼が怖くて仕方ないミホは、散々バンに愚痴った挙句、ボディガードとして雇うと取引を持ち掛け、雇用契約の書類を用意する(* ´艸`)

約束なんてしないと言って帰ろうとするバンだったが、ミホは今夜だけは一緒にいて欲しいとお願いしそのまま眠ってしまう。

眠ったミホの胸に傷あとがあるのを見つけ、老婆(ベクジュ)が言った「ウォンジョンなら印があるはず」という言葉を思い出すバン。

ミホが目覚めると、サインした雇用契約書が残されていた。


そしてバンはというと、はるか昔、自分がウォンジョンの胸を突き刺し殺したことを思い出し、ミホが全て忘れていることを恨むべきか感謝すべきか自分に問うのだった。

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感想+α

とりあえずわかったこと

原作は読んでいないのでこの2話でわかったことを少しだけ整理。

  • 始まりははるか昔の「耽羅タムラ
  • 人々は情炎鬼に苦しまされており、それに対抗するために情炎鬼の血を注入され半人半妖の「祓魔ふつま僧」にされたのがまだ少年だったバンとグンタン。
  • 情炎鬼というのは悪の気運を吸い形を成したあらゆるものを殺戮する妖怪。
  • 人間に寄生し体を乗っ取る。
  • 殺されると小さな石になる。
  • 結界を張る救世主だったのがウォンジョン。
  • 理由は分からないけどウォンジョンを刺し殺したのはバンみたい。
  • そして現在、何者かがトルハルバンの封印を解き情炎鬼が現れる。
  • 情炎鬼が狙うのは、ウォンジョンの生まれ変わりの救世主ウォン・ミホ。
  • でもミホは、前世のことなど何も覚えていない。
  • そしてミホを手助けするため済州島に派遣されたのが神父ヨハン。

背景としてはかなり端折ったけれどこんな感じかな。

バンは半分妖怪だから生まれ変わりとかではなくずーっと生き続けてるんだよね。

気になるのは、トルハルバンに血をたらし封印を解いて情炎鬼を復活させている人物。

バンじゃなければ、まだ出てこないもう一人のグンタンが怪しいってことになるのかな?

ミホ、罠にかけられる

財閥、大韓グループの唯一の後継者であるミホ。

なんだけれど、ホテルの社長をしている叔母さんの罠にかかり自粛を余儀なくされ済州島へ。

そこでわかったのが側近だったカン室長も叔母とグルだったという事実!

最後にミホと話した時に「まだ始まってもいない」と意味深なことを言ってました。

この言葉が何を意味しているのかが気になります。

チャン執事

ミホに長年仕えているチャン執事は、実は救世主のミホを見守っていた神父でもあったんですね。

ミホは何も知らないけど。

今のところ、ミホが本当に信頼していいのはこのチャン執事だけかな。

そしてミホを手助けするために現れた神父ヨハンを見て若いことにかなり驚いているようでした(゚д゚)!

ヨハンを見ていると、まだミホと会ってないせいもあるかもしれませんが、ミホを助けるというよりも情炎鬼や黒いスーツの男に興味津々と言った感じなので、チャン執事はちょっと苦労しそうな気もします。

逃げるミホ

情炎鬼に遭遇するたびに逃げることになるミホなんだけれど、これが実によく走るんだよなぁ。

何がいいかっていうと、弱々しさを微塵も感じさせないところ(* ´艸`)

めちゃくちゃピンチでめちゃくちゃ怖がってることもわかるんだけれど、一発食らわせて逃げたりするたくましさや、ギャーギャーわめくだけのウザい女子とは違うところ、私は好きです。

情炎鬼に襲われたことよりも、その話をチャン執事以外の人たちに信じてもらえないことに腹を立てるところとか。

なんかわかる!と共感してしまいました。

バンは無敵⁉

半分妖怪のため、傷を負ってもすぐに治癒するバン。

なので生き続けているのことにも納得。

ミホのボディガード契約にサインしたバンでしたが、それはミホがウォンジョンの生まれ変わりの印を持っていたからなのかなぁ?

見る限りでは、バンに誰かを守るという意識があるように見えなかったんだけれど。

ただ、ミホの出現で運命が動き出したのは確かみたい。

この先の展開にバン自身も興味が出てきたって感じかな。

最後に

情炎鬼を見ていると、口を開ける姿がちょっとヴェノムやスパナチュで見るリヴァイアサンを思い出させてくれます。

そしてバンとの戦いでは切り刻まれることになるんですが、不思議と私はグロいとは感じず。

直視できる残忍シーン。

まだまだ神父ヨハンの出演シーンも少なく、グンタンも現在には登場していないので、序章という感じの2話でした。


第3話と第4話の感想はコチラ
アイランド 第3話&第4話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ

主な出演者

  • バン:キム・ナムギル
  • ウォン・ミホ:イ・ダヒ
  • ヨハン神父:チャ・ウヌ(ASTRO)
  • グンタン:ソンジュン