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ジョンニョン:スター誕生 第1話&第2話 ネタバレ感想

ご紹介するのは、韓国ドラマ「ジョンニョン:スター誕生」

話 数:全12話

製作年:2024年


コチラは声に天性のものを持つジョンニョンが、国劇のトップスターを目指すサクセスストーリー。

主演のユン・ジョンニョンを演じるのはキム・テリ。

そのライバルのホ・ヨンソをシン・イェウンが演じています。


それでは、第1話&第2話のネタバレ感想です。

出典元:https://www2.myjcom.jp/

ネタバレ感想

第1話

プロローグ

1931年、パンソリを歌うことに人生を捧げ生活に困窮した父に連れられ、イム・ジン先生のところへ預けられることになった娘ゴンソン(後のジョンニョンの母)

学校にも行かせてあげると言われたゴンソンだったが、私は歌を習いたいと言い、イム・ジン先生はゴンソンの歌を聴いてみることに。

ゴンソンの歌を聴き、その実力にそこにいたソボク(後の梅蘭国劇団の団長)も驚いている様子。

それから時は流れ・・・

出会い

1956年、母と姉・ジョンジャと貧しい暮らしをしていたユン・ジョンニョン(キム・テリ)

木浦の市場で姉と二人で魚を売っていたのですが、みかじめ料のことでチンピラに絡まれ、歌を披露することでチンピラたちを追い払います。←激うまだから!

その様子を、最近何もかもつまらないと感じていた梅蘭国劇団の男役トップスターのムン・オッキョン(チョン・ウンチェ)が目撃していました。


誰に歌を習ったのかと尋ねますが誰にも習っていないと言うジョンニョン。

オッキョンはジョンニョンに公演のチケットを渡し、また会おうと言って帰っていきます。


その時、お金大好きジョンニョンは、どうせならお金がよかったと思うんですよね。

国劇にも興味がなくオッキョンのことも知りませんでしたから。


大変なのは家に帰ってからでした。

なぜなら母はジョンニョンが歌を歌うことを禁止していたから。

ジョンニョンは足をぶたれ、二度と歌わないと約束させられます。

観劇

しかーし、歌うことは禁止されたが観劇を禁止されたわけではないので、心配する姉の手を引き劇場へ。

それは国劇に興味があったからではなく、国劇が本当に大金を稼げるかどうかを見るためでした。

けれど観劇後、すっかり感銘を受けた様子のジョンニョン。

家に帰ると劇のセリフを暗唱し、オッキョンの真似をしていたんですよ(* ´艸`)


一方、オッキョンは「国劇団スターにアヘン疑惑」という記事のせいで、団長のカン・ソボク(ラ・ミラン)からしばらくのあいだソウルから離れているようにと指示されます。

もちろん本人は否定してましたけどね。

挑戦

翌日、ジョンニョンは宿舎にオッキョンを訪ねます。

うまく言葉にできないジョンニョンに、「春香伝」の台本を渡し音読するようにというオッキョン。

するとこれが見事な棒読み(´∀`*)

けれど一度見たら覚えられると言うジョンニョンに、昨日見た劇の音読をさせてみるとなかなか様になってるんですよね。

オッキョンはうちの団員は歌と踊りと演技の3つをこなさなければならないことを話し、踊りと演技はダメだけど歌がある。

ジョンニョンには天口声(先天的に優れた荒くも澄んだ声)があると言い、団員になれる保証はないが、見込みがあることを伝えます。


後日、覚悟を決めたジョンニョンはオッキョンを訪ね、二度と歌わないと母に誓ったが見込みがあるなら自分の才能で大金を稼ぎたい、ソウルに行く方法を教えてくださいと頼みます。

するともうすぐ梅蘭で研究生を募集するからオーディションを受けてと言うオッキョン。

それからは踊りと演技の稽古をつけてもらいなんとかみられるまでに上達したのですが・・・

母に台本を隠し持っていたことがバレてしまうんですよね。

国劇団に入るために稽古をしていたことを白状するジョンニョン。

激怒する母に今回は許してほしいと懇願しますが、歌は「破滅の道だ」と言って許してはくれません。

それどころか物置に閉じ込められてしまいます。

私が許可するまで出さないようにと姉にもきつく言う母。

ジョンニョンは木造の物置に何度も体当たりし肩をケガしてしまいました。

旅立ち

翌日、ジョンニョンが現れなかったためジョンニョンの姉に会いに行ったオッキョン。

姉はオッキョンから明日が入団試験で今夜発つことを伝えてほしいと頼まれていました。

一度はジョンニョンに諦めさせようとした姉でしたが、母が出かけた隙に物置のカギを壊しジョンニョンを解放します。

旅館の前ではオッキョンが待っていました。

この先、母に怒られるであろう、一人で商売し苦労するであろう姉にごめんと謝るジョンニョン。

けれど姉は「夢があるって幸せなことよ」と言ってジョンニョンを送り出し、ジョンニョンはオッキョンの車で出発。

涙、涙の別れとなりましたが、翌日のオーディション受付にはぎりぎり間にあったのでした。

第2話

オーディション

試験では肩の痛みのせいでうまく踊れなかったジョンニョンでしたが、演技では戦時中に亡くなった父のことを思い出し静かに泣く演技を見せます。

そして歌の試験で本領を発揮し、その歌声を聴いた団長は遠い昔のことを思い出していました。

試験結果は補欠合格。

正規ではなく補欠合格にしたのは、オッキョンが連れてきたから合格したと言わせないためで、猶予期間中に自分で実力を証明しなさいと団長に言われます。

その際、母の名前を尋ねられ、ソ・ヨンネだと答えるのですが・・・間違いないかと念を押されるジョンニョン。


オッキョンからジョンニョンの歌声の感想を聞かれた団長は、昔一緒に歌を習っていた友人を思い出したと答えます。


オッキョンが連れてきたため、ジョンニョンに対してみんな興味深々。

同期で正規合格した3人は木浦の魚売りだったジョンニョンを見下してイヤな感じ全開です(# ゚Д゚)!

けれど、先に研究生となっていたホン・ジュラン(ウ・ダビ)だけは親切で、コネで受かったと思われてるから気を付けてと忠告してくれました。

女王様

偶然稽古中のホ・ヨンソ(シン・イェウン)の歌声を耳にしあまりのうまさにびっくりするジョンニョン。

そして授業が始まり団長に呼ばれたジョンニョンとヨンソは研究生たちの前で歌を披露することに。

2人が歌ったあと、団長は互いの感想を聞き、いい資質を持っていても努力しないかぎり上達はしないと伝えます。

授業が終わり、ジョンニョンはヨンソを呼び止め仲よくしようと手を差し出すのでしたが・・・

自分は国一番の歌い手ユ・ギョンハク名人の元で10年近く歌を学んでいて、市場で歌うような人と同レベルだと思わないで、友達にはならないわと言って去ってしまいます。

ええ感じで傲慢ですわ(*`艸´)


その後、歌はうまいのに性格は最悪だとジュランに愚痴るジョンニョン。

そこでヨンソは女王様だと教えてもらう。

母親はソプラノ歌手のハン・ギジュで、姉は幼い頃から声楽の神童。

そして部屋に戻ったジョンニョンはようやく2人部屋のルームメイトがヨンソであることを知るのでした。

ここでもまったく相手にされないんですよ(´∀`*)

ヨンソの母

帰国した母ギジュに会うため実家に帰ったヨンソ。

母はヨンソがオペラから国劇に移ったことに不満はありましたが、移ったからにはいちばんになりなさいと言い、ヨンソもできるだけ早く主役になると答えます。

そしてパンソリはオペラに劣ると思っていたけれど、昔 ゴンソンという真の歌い手がいた話をし、なぜ急にゴンソンが姿を消したのかたまに気になると言うのでした。

台本

練習着のことでパク・チョロクに意地悪されたジョンニョンは、チョロクたち同期3人と言い争いに。

そこでチョロクの口車に乗せられ、数か月後の定期公演オーディションの台本を入手できなかったら梅蘭を去ることを約束してしまいます。

しかしその台本は簡単にもらえるようなものではなく、台本を管理しているドエン先輩に直談判。

10日後に行われる研究生の慈善公演「春香伝」に出て、そこでの演技を見て台本を渡すかどうか判断すると言われます。


早速研究生たちの練習部屋へ行き、舞台に立たせてくださいと言う厚かましいジョンニョン。

ヨンソはちょうど1日だけ代役が必要な房子役(主人公の召使の男性)をジョンニョンに与えました。


そして次の練習で演技を披露したジョンニョンだったのですがこれが全然ダメ。

ヨンソに何度もやり直しと言われ、問題点を言ってと食ってかかるジョンニョンでしたが、ヨンソは自分が房子を演じて見せ、その素晴らしさに何も言えないジョンニョン。

自分が房子を演じる準備がまったくできていないことを痛感します。


何が房子らしさなのか全くわからず悩んでいると、オッキョンが自宅に呼んでいると言われジュランと一緒にオッキョン宅へ。

オッキョンに男役を上手に演じる秘訣を聞くジョンニョンでしたが、秘訣なんてない、重要なのはあなたらしい房子を観客にどう納得させるかよと言われ余計に混乱(* ´艸`)


すると近道を教えようかと言って定期公演のオーディションの台本を差し出すオッキョン。

目標は私の地位を競い合う男役になることよ、誰よりも早く、誰よりも高い地位に上るの。

あなたには才能があるから研究生の公演で実力を検証する必要はない、私に従って近道で行こうと言うのでしたが・・・

研究生たちにオッキョンの後ろ盾があると思われていることなどが脳裏をよぎるジョンニョンなのでした。

最後に

2話までみてわかったこと・・・

それはまだまだジョンニョンの考えが甘くて、欲望に向かって一直線に突き進んでいくんだなっていうこと。

歌の実力は申し分ありませんが、他の研究生たちがやっかむのも仕方ないかなって思える部分もありましたね。

そしてこの先、ライバルとなるヨンソの存在が自分に足りないものを自覚させてくれそうです。


そのヨンソはというと、すべてにおいて実力は抜きんでていますが、問題は国劇団よりも母との関係にありそうです。

どうみても母は神童と言われたソプラノ歌手の姉贔屓、ジョンニョンが自分の歌の才能でお金を稼ぎたいと思うのと同じで、ヨンソは母の歓心を得るためにも頑張っているのかもしれません。

ヨンソ役のシン・イェウンちゃんの、家にいるときと国劇団にいるときの雰囲気がガラッと変わるのもいいですね。


そして、ジョンニョンに厳しく歌を禁止していた母。

なぜあんなに頑なに禁止していたのか、その理由も気になります。


ジョンニョン役のキム・テリちゃん、今はまだ肌も浅黒く服装も田舎臭さ全開ですが、垢ぬけてソウルに馴染んでいくのかどうかも楽しみ。


そしてそして、私、キム・テリちゃんの演技を見ていて、イム・シワン君を思い出しましたよ。

シワン君好きなせいなのかしらね。


第3話&第4話の感想はコチラ
ジョンニョン:スター誕生 第3話&第4話 ネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ

主な出演者

  • ユン・ジョンニョン:キム・テリ
  • ホ・ヨンソ:シン・イェウン
  • カン・ソボク:ラ・ミラン
  • ムン・オッキョン:チョン・ウンチェ
  • ソ・ヘラン:キム・ユネ
  • ホン・ジュラン:ウ・ダビ
  • パク・チョロク:ヒョン・スンヒ