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ジャスティス 彼らの選択 第15話 あらすじネタバレ感想 再びローゼにモヤッと

前回(第11話ローゼ編)の感想はコチラ
ジャスティス 彼らの選択 第11話 あらすじネタバレ感想 ローゼにモヤッと( 一一) - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第14話のあらすじと感想です。

あらすじ #15 ローゼの門出

刑務所での恩人・エウニッセが、脱獄しようとして撃たれて死亡したと知り、心を痛めるローゼ。

彼女の赤ん坊を育てるポルターガイスト(エウニッセの妹)が、ヤクの売人なのもどうやら心配な様子。


一方で、セルソと暮らすためにデボラの家を出ることに。

何かあったら遠慮なく言ってねと言うローゼに、レイプ犯を見つけたと言うデボラ。

セルソの仲間に一緒に追って欲しいと頼む。


そして夫を家に呼ぶと、ローゼが出て行ったから戻って欲しいとお願いし、犯人捜しはやめたとウソをつく。

おかげで2人の関係は修復。


後日、犯人捜しはやめたほうがいいと助言するローゼだったが、アイツを刑務所に送ってやるというデボラ。

セルソの仲間たちと一緒に、明日、レイプ犯を追う約束をする。


そしてその夜、ジェシカを抱いたままヤクを売っていたポルターガイストが逮捕され、その現場を目撃したローゼは、咄嗟に赤ん坊は私の娘だと言ってジェシカを連れ帰る。

驚くセルソだったが、「母親は君の命の恩人だろ、一緒に育てる」と言ってジェシカを受け入れる。


一方、デボラとマルセロの仲も順調。

マルセロは、社会福祉士から1か月の赤ちゃんがいると連絡があったと話し、明日、社会福祉士が家に来ると告げる。


そして当日、社会福祉士が来るにも関わらず、セルソの仲間たちとレイプ犯を追うために、理由をつけて出かけるデボラ。


家ではマルセロが社会福祉士とデボラの帰りを待っていたが連絡が取れず。

心配したマルセロは学校へと行き、そこで初めてデボラが解雇されたことを知る。


一方、デボラたちはレイプ犯を捕まえて廃墟で痛めつけていた。

最初は警察に突き出してくれと懇願するレイプ犯だったが、すぐに、出所してまたお前を襲ってやると言ってデボラを挑発。

黙れと言っても黙らないレイプ犯を、デボラは鉄パイプで殴り殺してしまう。


そして、セルソからデボラがレイプ犯を殴り殺し居場所もわからないことを聞かされるローゼ。


家に戻ったマルセロは、部屋に血だらけの服が放置されているのと、デボラが残していた住所が書かれたメモを見つける。

早速その場所へ向かいレイプ犯の遺体を発見。

そばには、彼がレイプ犯であること、復讐ではなく正義の裁きで、自分一人でやったと告白する内容のメモが残されていた。


家に戻ったマルセロは、「メモは捨てた、これで僕も共犯者だ」とローゼに話す。

「私のせいね」と言うローゼに、「君が断っても誰かに頼んだ」と言うマルセロ。


一方、セルソはマウリシオと会っていた。

どうやらマウリシオはレシフェの街を去るようで別れの挨拶をしていたのだ。

そこへローゼがセルソを迎えにやって来る。

マウリシオも大金をカバンに詰めて荷造り完了。

その直後、数発の銃声が響き、バイクで逃げていく人物に発砲するセルソの店の従業員。

車の中には撃たれたマウリシオの姿が!


廃墟では、デボラが殺したレイプ犯の遺体も発見されていた。

取材に訪れたルーシーは、そこにピアスが落ちていることに気付くがそのことには触れず。


ローゼは、セルソとジェシカと共に新居へ引っ越し完了。

とっても幸せそうな2人。


一方、デボラは一人でヒッチハイクをしているのだった。

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感想

ローゼは、7年前に逮捕された時と、現在とを比べてみても、あまり成長していないように感じます。

それはまだまだ若いからっていうのもあるかもしれないけれど、どうしても軽率さが気になるんですよね。


その一つがデボラにレイプ犯を見つけられると言ったこと。

次に妊娠、今回はジェシカを自分の子だと言って連れ帰りましたよね。


悪いことをしてるって言っているわけではなく、その行動に対してどんな結果が待っているかをやっぱり考えることができていない。

7年前もそうだったのに。


デボラがレイプ犯を殴り殺し姿を消してしまった件について、マルセロに「私のせいね」って言ったけれど、その言葉のなんと軽いことよ。

マルセロはローゼを責めたりはしませんでしたが、私がマルセロの立場だったなら怒りをローゼにぶつけてしまうかも。

けれどその前に、マルセロがもっとデボラと向き合えていたならっていうのがあるから、マルセロはもしかしたら自分に怒っていたのかもしれませんね。


ローゼはセルソとの幸せを手にいれましたが、やっぱり私はモヤッとしてしまいます。


ローゼの物語でありながら、デボラの苦悩を追う物語でもありました。

友人としてどうデボラを支えるのが正解なのか私にはわかりませんが、少なくとも軽はずみなことは口にすべきではなかったと思ってしまう。

だから、ローゼの幸せも素直によかったねとは言えないんだよね。


そして最後、マウリシオが何者かに撃たれてしまいました。

大丈夫だとは思うけれど、ヴィセンチが亡くなっているだけに、ちょっと心配です。


第16話(マウリシオ編)の感想はコチラ
ジャスティス 彼らの選択 第16話(最終話) あらすじネタバレ感想 終わりの始まり - 夜更けに海外ドラマ