前回(第2話・ファッチマ編)のあらすじは・・・
夫と子供二人と暮らす普通の主婦だったファッチマ。しかし隣に越してきた警官・ドウグラスの犬が息子を襲ったためファッチマはその犬を射殺。ドウグラスが仕返しにファッチマ家の庭に麻薬を仕込んでハメたため、ファッチマは麻薬所持で逮捕。7年の刑期を終えて出所したのだが、子供たちの行方はわからず・・・
前回(第2話・ファッチマ編)の感想はコチラ
ジャスティス 彼らの選択 第2話 あらすじネタバレ感想 良識あるペットを飼う人たちにも謝れ - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第6話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ #6 ファッチマの再起
真夜中に、ドウグラスの家から火が上がっているのを見たファッチマは、鎮火しドウグラスを救う。
妻のケレンに去られボロボロのドウグラス。
助けなくても良かったのにと言い、ケレンがセルソの店に移ったことや彼女への未練を口にする。
その姿を見て笑うファッチマ。
翌日、ドウグラスから、マラヤなら海辺でスージーと名乗り働いていると聞き、早速海辺へ。
しかしマラヤを見つけることができず。
その後、エリーザに会いに行くファッチマだったが、既に別のメイドを雇っていたため、最後の月の給料をもらい帰ることに。
その際、子供たちのことを聞かれ、2人ともすごく元気だとウソをつくファッチマ。
マラヤが見つからなかったと聞いたドウグラスは、ウソつき扱いされたくないと言ってマラヤを捜しに行く。
一方でファッチマは、海辺でパイを売っていたレジーナを見て、自分もお弁当を売ることを思い付き、まずは試食品を配ることから始める。
海辺で、マラヤがセルソのナイトクラブにいると聞いたドウグラスは、ケレンの件で個人的な恨みもあり、海辺のセルソの売店の前で悪態をつく。
その頃ファッチマはひったくりに遭っていた。
しかもひったくり犯の少年は息子のジェズス。
アジトに帰りバッグの中身から持ち主が母親だと気付いたジェズスは、仲間の元を去りバスに乗って家へと向かう。
ドウグラスはファッチマを訪ね、娘はこのクラブで働いていると言ってメモを渡す。
そして夜更けになり、物音に気付くファッチマ。
するとそこにはジェズスの姿が!
お姉ちゃんも捜してまた3人で暮らそうと言って、生きていたことに感謝する。
翌日、マラヤがいるという場所に一人で向かうファッチマ。
マラヤと再会することはできたのだが、帰らないと言うマラヤ。
ケレンに雇われたらしく、彼女はスージーがマラヤだとは気づいていないらしい。
マラヤは、ケレンに家族を壊された恨みを果たそうとしていたのだ。
過去は忘れたほうがいいと説得を試みるファッチマだったが、マラヤの決意は固く、裁きを下したいと口にし、私から会いに行くからもう来ないでとファッチマに告げるのだった。
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感想
ドウグラスにハメられて刑務所で7年の刑期を終えたファッチマですが、彼女の健全さに私はちょっとグッときました。
もちろんドウグラスに対して腹は立てているようですが、子を想う母として生活を立て直すことから始める姿。
表も裏もないんですよね。
路上生活をしていた10歳の息子ジェズスは、ファッチマのバッグをひったくることになるんだけれど、ファッチマにとってはこれが出所後に訪れたいちばんの幸運。
行方知れずだった家族と再び暮らせるきっかけとなったから。
一方、17歳になったマラヤは売春婦としてセルソの店で働いていました。
そしてそれを突き止めたのはなぜかドウグラスなんですよね。
ファッチマのことをハメて刑務所送りにした張本人なのに、図々しくもしょっちゅうファッチマの前に姿を見せるドウグラス。
しかも、妻のケレンに去られた自分こそが哀れで同情すべきなんだと言わんばかりの態度。
ファッチマも最初の再会の時に怒りを見せただけで、それ以降は声を荒げたりとかは一切ないんですよね。
彼を許すとかそういう次元の問題ではなく、彼女が見ているのは前だけ。
それができる人ってなかなかいないんじゃないかなぁ。
誰かのせいにしない姿勢に彼女の強さを感じました。
そしてスージーと名乗っているマラヤとも再会を果たすのですが、マラヤは恨みを捨てることはできないようで、ケレンに裁きを下したいと思ってるんですよね。
残念ながら「過去は忘れたほうがいい」と言ったファッチマの言葉は彼女には届かなかったようです。
ケレンは顔からして陰険さが滲み出てるからマラヤのことがちょっと心配。
早くファッチマが家族3人で穏やかに暮らせることを願わずにはいられないけれど、それはまだまだ先になりそうですね。
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