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コッソンビ熱愛史 第15話&第16話 あらすじネタバレ感想

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コッソンビ熱愛史 第11話~第14話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ


それでは、第15話と第16話のあらすじと感想です。

あらすじネタバレ

第15話

サン(リョウン)の放った矢は王様の胸に命中するも、追っ手が迫ってきたためとどめを刺すことができずに逃走。

その際、山から転げ落ちたサンは、ダノ(シン・イェウン)に貰った五方嚢オバンナを落としてしまうのだが気付かず。

頭を負傷するがチウンの助けもあり無事にダノの元へと戻る。


一方、二花院イファウォンでは、シヨルが腕を負傷するもホンジュを狙った刺客を追い払い。

そこで初めてホンジュの許嫁がチャン判官の息子・ヒョンだったことを知る。

彼を殺しホンジュの人生を台なしにしたのが自分だと知り愕然とするシヨル。


そして王イ・チャン(ヒョヌ)の容体はというと、傷が深く意識不明の重体。

王様に会えないチャン判官は、禁軍衛将に接触し、左議政ウォノ(アン・ネサン)と大妃(ナム・ギエ)がイ・ソルに付き、ソンギル(イ・ジュニョク)も手を貸していることを暴露。

大妃が即位の教旨を下せばイ・ソルは王座に就けることに懸念を示す。


翌日、いつも通り出勤したサンだったが、番を代わってもらったことを追及され、犯人が落とした五方嚢オバンナを見せられ。

それを見た同僚のユン・グナムは、サンが刺客であることに気付くがサンが犯人の可能性はないと証言。

サンは禁軍衛を罷職されるも無事解放される。


そしてサンとユハはウォノの手引きで大妃に会いに行く。

本物の廃世孫がサンであることを明かし騙したことを謝るユハ。

サンは今まで会いに来なかったことを詫びるが、大妃は会いに来てくれたことに感謝し涙を流して喜ぶ。


その頃シヨルは、番人を育てる寺を訪れ、主君をお守りしたのでこの仕事から手を引くと住職に伝えていた。


そして翌日、これからのことを話すため竹林に集まった4人。

元気のないシヨルを気遣うサンだったが、シヨルは訳を話そうとはせず。

サンは大妃様が新王を即位させる教旨を準備していると言い、それが公表されてしまえば、王が目を覚まそうが何もできないことを伝える。


一方、チャン判官はとうとうシヨルが番人であることを突き止め。

六人会を前に、今夜番人とイ・ソルを討ち取るようにと命じ。


ウォノと大妃は、明日の朝、今上を廃位し新王を推戴するという教旨を公表する準備を進めていた。


シヨルはというと、ホンジュのことを避けていた。

気に障ることでもしたのかと尋ねるホンジュに「始まりから終わりまで間違っていたのは僕だ」と言うシヨル。

一緒にいられないことを伝えるが、私を置いて行かない約束だと言ってホンジュはシヨルの手を握る。

しかし気持ちが変わったと言われ手を放すホンジュ。

2人の目からは涙が。


一方サンは、ダノにペアのリングを見せ、「これが俺の未来でたった1つの計画だ」と言って笑い、互いに指輪をはめる。


そして宮廷では、昏睡状態だった王が目を覚ますのだった(゚д゚)!

第16話

目を覚ました王イ・チャンは、ソンギルにイ・ソルを裏切り命を繋ぐか、忠臣として死ぬかの選択を迫り、ソンギルはイ・ソルは二花院イファウォンにいるチョン・ユハだとウソを言って命乞いをする。


そしてユハは、ファリョンの元を訪れてかんざしを贈り、地方で塾を開くつもりだと話していた。

一緒に来るかいと誘われ喜ぶファリョン。


サンはというと、二花院イファウォンを去るシヨルから、とうとうその理由が六人会だったチャン判官の息子を殺したのが自分で、彼がホンジュの許嫁だったことを聞く。

ホンジュが生きていることをチャン判官に知られたため、2人を守って下さいと頼んで去って行くシヨル。


目を覚ました王様から密書を受け取っていたチャン判官は、六人会を連れて二花院イファウォンへ。

密書には、チョン・ユハが廃世孫イ・ソルだと書かれており、彼を捕らえ番人の首を斬るつもりだったが士人3人の姿はなく。

ダノとホンジュを連れて行く。

二花院イファウォンに返ってきたサンとユハは、ユクホからチャン判官が3人を呼び出していることを知り、シヨル抜きで2人が捕らえられている場所へ。

剣を抜いて戦うサンだったが結局は捕らえられ。

清へ渡ろうとしていたシヨルは、チウンから番人が来たら全員を解放するという知らせを受けるも関係ないと言い・・・


宮廷では朝議が始まり、いよいよ廃世孫イ・ソルを復位させるという教旨を読み上げる左議政ウォノだったが、そこへ王様が姿を見せ、反逆者として全員捕らえられてしまう。

王様は一度も自分の味方をしてくれたことのない大妃にも怒りをぶつけ軟禁。


そしてチャン判官に捕まっていたサンたちだったが拘束を解き、サンが一人を人質に取ってチャン判官の前へ。

自分がイ・ソルだと言い、皆を解放しろと要求。

しかしチャン判官が刀を向けたのはユハだった。

ユハも自分がイ・ソルだと言い、チャン判官は番人をおびき出すためにユハを斬ろうとする。

そこへ、誰もいない二花院イファウォンでシヨルに宛てた手紙を読んだファリョンが駆け付け、ユハを庇って斬られてしまう。


そしてとうとう黒ずくめのシヨルが現れる。

サンと2人で六人会を倒したシヨルだったが、番人だということがダノとホンジュに知られてしまい。

チャン判官の口から、許嫁を殺したのがシヨルだと知ったホンジュはショックを受ける。


その隣では、息絶えそうなファリョンのことを母上と呼ぶユハ。

ファリョンは「幸せになりなさい」と言って息を引き取る。


そしてそこへ、禁軍衛が兵を率いてやってくるとチウンが知らせに!

ユハは自分が捕まれば皆が追われずに済むと考え、サンたちを逃がそうとするのだが、サンは納得せず。

そこでユハは、未来のために生き延びて助けに来いと言い。

シヨルがサンを連れて行く。

そしてユハは、禁軍衛に捕縛されるのだった。

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感想+α

ちょっと失速(´-ω-`)

なんだかここにきて、話の展開がちょっと粗くなってきたように感じます。

王が昏睡状態だったときも、王が目覚めてからも、いろんなことを簡単に済ませすぎ。

ラブ史劇のラブの比重が重くなるのは別にいいんだけれど、これまでの展開とのバランスがちょっと悪い。

私としては、もう少し左議政ウォノや大妃が頑張っても良かったと思うし、王様だってもうちょっと追い詰められてもいいように思うんだけれど、チャチャッと片付けられてしまった感がスゴくある!

その辺がちょっと残念です。

シヨル X ホンジュ

そしてツラい恋となってしまったのがこの2人ですよね。

許嫁を殺されたホンジュと殺したシヨル。

ホンジュと許嫁だったヒョンは互いに想い合っていたし、ヒョンがまたいいヤツっぽいんですよね。

シヨルがヒョンを殺すことになる前日の茶屋で会っていたエピソードも、シヨルにとってはよりツラさを増すものだと感じました。


シヨルが寺で住職に語った「昔は知りませんでした、この手で多くの人生を奪うことになるとは」と言う言葉。

数年前のシヨルはまだ幼さの残る少年だったし、日々強くなり主君を守ることが誇りでもあったと思うからそんなの気付かなくて当然だよね。

ホンジュに出会うまでは、主君が人生のすべてだったんだろうし、何かを疑問に思ったり迷う必要もなかったのではないかなぁ。

そしてこの言葉の本質をわかってあげられるのも、主君であるサンしかいないと思う。


ホンジュは本当に気の毒だとは思うけれど、シヨルのツラさのほうが闇が深いですね。

ユハ X ファリョン

コチラの2人はこれから互いを知り生きていけるはずだったのに、ユハを庇って斬られたファリョンが亡くなってしまい。

ユハの命もどうなることやら。

誰かが亡くなるだろうとは思っていましたが・・・

そしてファリョンはあくまで1人目の犠牲者。

このまま犠牲者が1人で済むとも思えず。

ユハは自分がソルだと思われていることを逆手に取り、自分が捕まることでサンたちを逃がしました。

サンがこのユハの想いにどう答えるのかも気になります。

チャン判官の執念!

そしてやっぱりチャン判官の番人への執念が凄かった!

シヨルが番人であることを突き止め、ホンジュの前でシヨルがヒョンを殺したという真実を暴露した時のどうだ感!

シヨルを討ち取ることはできなかったけれど、悲願だった番人の顔を拝むことができて満足そうな顔をしていました。

憎まれ役ではありますが、チャン判官の存在はこのドラマにとってはやはりいいスパイス。

最後に

ここにきて、ダノXサンのカップルよりも、シヨルXホンジュのカップルのほうが俄然気になる私。

どう考えてもいくら考えても2人のハッピーエンドを思い描くことができず。

いちばん起きて欲しくないことが頭に浮かんでしまい、シヨルの無事を願わずにはいられません。

残すところあと2話。

私は今回、ちょっと失速したと感じていたので、今一度丁寧な展開で盛り上げてほしいところ。

王とサンがどう決着をつけるのかにも注目したいです。


第17話と第18話(最終話)の感想はコチラ
コッソンビ熱愛史 あらすじネタバレ感想 第17話&第18話(最終話) - 夜更けに海外ドラマ