前回のあらすじは・・・
スギョンのトップシークレットの全容が明らかに。そして長老は道術が上手く使えなくなり、精気も感じなくなったことから人間になる日も近いのではないかと喜ぶ。しかし喜んだのもつかの間、窓に映る自分の姿から手が消え、終わりが近いことを感じるのだった。
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【韓国ドラマ】九尾の狐とキケンな同居 第15話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第16話(最終回)のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
長老が口にした「終わりが近いようだ」という言葉を、もうすぐ人間になれるということだと思ったダムは大喜び。
一方、ヘソンも長老は人間に近付いていると思っていたが、長老から消滅しそうなことを打ち明けられる。
消滅する前に早く玉を青く染めて人間になってと言うヘソン。
そしてダムは、アーチェリーをやっている弟のダンが、大会が近いのに調子が悪いため、数日家に戻りサポートすると長老に話す。
すると行かないでと言う長老。
ダムと一緒にダンに会いに行き、アーチェリーのアドバイスをすることに。
その甲斐もあってダンは記録を更新。
弟さんが大丈夫なら君はここにいられると言って、その日の夜からダムと一緒に眠ることに。
翌日、ダムに学校をサボらせてデートする長老。
その際、つまずいたダムを支えようと長老が手を差し伸べるも、意図せず一人で瞬間移動してしまう。
不安に思う長老。
すぐにダムの所へと戻るが、ダムからは何も言わずにいなくならないでと言われる。
家に戻ると、ヘソンから言われた「このまま同居を続けて、あなたが消える姿をダムが見たらショックが大きい」と言う言葉を思い出し、一人取り残され泣くであろうダムを心配する。
そこで翌日、弟さんの側にいた方がいいと言って、長老はダムを実家まで送り、家に戻ると一人で涙する。
そして、突然ヘソンの部屋に現れ、お前がいて良かったと言って、これまでの感謝を伝える。
別れの挨拶みたいだからやめてと言うヘソン。
長老はダムに事実を伝えようと思うといい、頼みがあると言うのだが・・・
一方、実家にいたダムは、2人のツーショット写真から長老の姿が消えたため、あわてて家を飛び出す。
その頃長老は、ダムへの想いをしたためた手紙を書いて涙を流していた。
長老の家へと向かいながら長老へと電話するダム。
「終わりが近づいてるってどういう意味?」と聞くが、次の瞬間、大きなクラクションの音がしてダムの前にはトラックが!
しかし、ダムは弾き飛ばされトラックの前には長老が倒れていた。
長老に駆け寄るダムだったが目の前で長老は消滅。
涙が止まらないダム。
長老の家へと行き、遺された手紙を読むが、ここでも涙が止まらない。
一旦は実家へ戻り泣いていたダムだったが、スマホに長老の写真が残ってるのを見て、長老が消滅していないことを確信。
長老の家へと戻り、ここで長老が戻るのを待つことに。
そして時が過ぎ、ヘソンは長老からダムが苦しんでいたら玉で記憶を消してくれと頼まれていたことをダムに話す。
その玉と言うのは、ヘソンが人間になった時に、最後に山神がヘソンにくれたチャンス。
たった一度だけ青い玉が願いを叶えてくれるらしい。
しかしダムは拒否し、大泣き。
そのダムの鳴き声が、暗闇の中にいた長老の耳にも届く。
山神から言われていた人間になる条件。
それは、愛を知り、犠牲を知り、生きる理由を見つけたら、お前のことを待つ人がいるなら獣から人間になれるだろうというもの。
翌朝、ダムが目覚めるとソファには長老の姿が!
幸せいっぱいな2人。
そして人間になった長老といろんなことをして人生を楽しむことに。
一方で、ジェジンは1週間後に入隊しなければいけないことをヘソンに言えずにいた。
以前、元カノに軍隊に行くと言ったら振られたため、怖くて言えないのだ。
そしてソヌはいよいよ留学に出発。
兄の出発がさみしい妹だったが、街中でひったくりに遭い、そこに居合わせたダンがアーチェリーを使いバッグを奪取。
妹はダンを好きになってしまう。
長老とダムとヘソンは、長老が人間になったことをお祝いするが、以前のように幼稚な言い争いをする長老とヘソン。
ダムがそれを止めラブラブモードな2人はそのままどこかへ。
一人になったヘソンのところへジェジンがやってくる。
思い切って九尾の狐だったことを明かすヘソン。
そんなの気にしないと言うジェジン。
そして明日から軍隊にいくことをようやく告白。
ヘソンも待ってると答える。
翌日、ソヌの妹は強引にダンの彼女に!
ダンの意見は無視。
別れの時が近づいていたヘソンとジェジンだったが、一人で残される君のことを思うと行きたくないと言って泣くジェジンを見て、ヘソンは大事な青い玉を使うことに。
そしてスギョンとチョン・ソクの間にもアクシデントが!
つまずいたスギョンをチョン・ソクが支え、チョン・ソクの赤いセーターの袖口の綻びが、赤い糸のようにスギョンの指輪に引っかかったのだ(〃艸〃)
最後は長老とダムのツーショット。
見つめ合う2人の小指には、正真正銘、赤い糸が結ばれたのでした。
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感想 ~誰かを好きになるっていいですね~
いろいろハッピーエンドで本当によかった(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
999歳のこじらせ狐の長老は、自分が消滅しそうだと悟ると、片時も離れたくないとダムに甘えて見たり、かと思えば、自分がいなくなる姿を見せないために、実家にダムを帰したりと、短絡的な行動に。
でも、人間見習いのようなものだから、それが長老の精一杯のダムへの愛情なんだよね。
一人で涙を流す姿は本当に切なかった(TдT)
そしてダムを救うため、自分が犠牲となりトラックの前へ。
結局一度はダムの前で消滅しちゃうんだよね。
思わず山神ぃ~~~~(# ゚Д゚)って思ったのは私だけかしら?
けれど、これだけの大変な試練が長老には必要だったのかも。
長い間、心を閉ざし過ぎたから、誰かと過ごす尊さと執着、そして悲しむ人がいるということを、身を持って知るためにも、一度消えることが必要だったのかもしれません。
長老が必ず戻ってくると信じたダムは偉い!
ダムがいたからこそ長老は戻って来れたんだもの。
待つ人がいる、これも人間になるための条件の一つ。
こうして終わってみると、ダムに夢中な長老に、第1話目の長老を見せてあげたい!
かなりクールで事務的だった頃の狐の姿をね。
一方、このドラマの魅力は長老とダムだけではない。
とってもチャーミングなヘソン姉さん抜きでは語れませんよ。
決して仲がいいわけではないけれど、千年を前にして人間になれない長老を心配していたヘソン。
長老が消滅することを覚悟した時に「今までありがとう」ってヘソンに言ったけれど、きっと最初で最後のヘソンへの言葉にする「ありがとう」なんじゃないかと思う。
ヘソンは録画して永久保存版にしておくべきやったね。
たぶんこの先もまだまだバカにされると思うから(* ´艸`)
その時はしっかりとジェジンがヘソンを守ってあげないとね。
なにせヘソンの大切な青い玉を使わせた男なんだもの。
2人も幸せで何よりです。
そして幸せかどうかは定かではないけれど、強引にダンの彼女に就任したソヌの妹。
ダンは割と優良物件だと私も思う。
結局この兄弟は2人してイ兄弟に恋しちゃったんだよね。
ソヌがこのことを知ったら何を思うんでしょう?
そしてそして、スギョンにも春???
しかも相手はあのソク先輩。
ソク先輩、悪い人じゃなさそうだし、こうなったらスギョンの面倒を見てあげて欲しい!
スギョンだけパートナーがいないとなると、ますます勉強するか、それとも酒量が増えるかしか想像できないんだもの。
ジェジンとダムのことをいつも心配してあげていたのに、スギョンを心配するダムとジェジンって観なかったような気もするから、ここらでちょっといい思いをしてもいいと思う。
とりあえず、主要メンバーは全員ハッピーってことでいいのかな?
ただしソヌを除いてね。
とにかく、ハッピーエンドでよかったと思える作品。
そう思えるのは、長老役のチャン・ギヨンさんが狐役にハマっていて、ダム役のイ・ヘリちゃんもスゴイふり幅でダムを演じてくれたから。
途中、殺人事件が起きたりもしましたが、終わってみれば後味のよい心温まるドラマでした。
最後までお付き合い下さりありがとうございます。
次に何を観ようか迷っているなら、イ・ヘリちゃんが出演するコチラの作品もオススメですよ。
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