ご紹介するのは、Huluにて配信中のドラマ「ラ・ブレア」シーズン1
話数:全10話
舞台となるのはロサンゼルスのラ・ブレア地区。
そこに巨大な陥没穴が突如として現れ、人々を飲み込んでしまう。
底の見えない陥没穴。
その先にあるものとは一体⁉・・・
それでは簡単なあらすじと感想です。
あらすじ
高校生の兄妹、ジョシュとイジー(片足のひざ下が義足)を車で学校へと送り届けようとしていた母親のイヴ。
しかし突如、地面が割れ始め目の前には巨大な陥没穴が広がっていく。
続々と人々は飲み込まれ、逃れようとする3人だったが、小さな少女を助けようとしたジョシュが穴に落ち、次にイヴも穴に落下。
地上に一人取り残されたイジーは、別居中だった元空軍パイロットの父親ギャビンに連絡する。
そしてなんと、あの陥没穴からは絶滅したはずの鳥が群れをなして飛び出してくる。
国土安全保障省の主任科学者、ソフィア・ネイサンは生存者はいないと思われると記者会見で発表。
しかしそれは真っ赤なウソ。
実は3年前にも同じようなことがモハベで起きていて、何かを隠している様子。
一方、ギャビンにも異変が!
3年前に砂漠で墜落事故を起こし幻覚を見るようになっていたギャビン。
それが元で空軍を除隊、酒に溺れるようになり家族とも別居していたのだが、知らない景色だけの幻覚にイヴとジョシュが登場するようになったのだ。
2人が生きていると確信したギャビンは、ネイサン博士に接触し彼女の信頼を得る。
そして陥没穴に落ちたイヴたちはというと、ギャビンの見た幻覚通り生きていた。
空にはオーロラのような光る長い裂け目があり、イヴたちがいるのは紀元前1万年のLA。
人々は互いに協力するが、安全とは言えず、動物に襲われ犠牲者も出てしまう。
地上では、陥没穴に捜索隊を派遣することが決定し、ギャビンの旧友でもあるリーヴァイが捜索機のパイロットを務めることに。
しかし穴の中でコントロールを失い墜落。
リーヴァイはイヴたちと再会することができたのだが、機体は故障していて・・・
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感想
正直なところ、序盤は退屈だった。
巨大な陥没穴が出来てその穴の先は紀元前1万年。
光の裂け目がどうやらポータルのようです。
そこからしばらくの間は、退屈な説明臭い展開が続くんだよね。
もちろん、登場人物たちの背景を知ることも大事だとは思うんだけれど、なんでわざわざそういう設定なんだろう?って思うことのほうが多かった。
10話でなくその半分くらいのほうがスッキリすると思う。
この先、回収される伏線もあるのかもしれないけれど、家族に関するエトセトラはどれも面白いとは言い難く。
危うく視聴を断念するところだった。
その一つの例として挙げるならば、ギャビンと別居中のイヴが実はリーヴァイと浮気していたこと。
あまりにもありがちで、別居中だと旦那の友達と浮気しないとダメなのか?と言いたくなる。
その上、イジーの義足の理由がねぇ・・・
リーヴァイと浮気をしていたため、隣の人にイジーの迎えを頼んだところ事故に遭ったからだと言うんだよね。
イヴは罪悪感を抱いてるけれど、だからなんなん?って感じ。
他にも少なからず問題を抱えてる家族が出てくるし、個人的に問題を抱えた人も。
そういうエピソードに私は全く興味を持てなかった(´・ω・`)
このドラマが面白くなってくるのは終盤。
紀元前1万年の住民たちと知り合い関りをもつようになってから。
そして面白くしてくれるのは、科学者の2人、レベッカとサイラス。
私からみたらどっちも怪しいんだけれど、そうも言ってられないんだよね。
ジョシュとイジーが消えるかもしれないという大問題に直面していたから!
そしてギャビンが紀元前1万年の幻覚をみる理由、それらが一つに繋がってスッキリと合点がいくんだけれど、それからどうなるの?ってところでシーズン1は終了。
ありがたいことにシーズン2への更新は決まっているそうなのだが・・・
グダグダにならないかがちょっと心配。
ちなみに、陥没穴に落ちた落ちた一人、サム・ベレスを演じるのは、「シカゴP.D」のアントニオ・ドーソン役でおなじみのジョン・セダ。
捜索隊のパイロットを務めたリーヴァイを演じるのは、「グッド・ドクター 名医の条件」でニール・メレンデス医師を演じたニコラス・ゴンザレス。
知っている俳優さんが出演しているっていうのは、視聴継続の助けになりますね。
主な出演者
- イヴ・ハリス:ナタリー・ジー
- ギャビン・ハリス:オーエン・マッケン
- ジョシュ・ハリス:ジャック・マーティン
- イジー・ハリス:ザイラ・グレツキ
- サム・ベレス:ジョン・セダ
- ライリー・ベレス:ヴェロニア・セントクレア
- リーヴァイ・デルガド:ニコラス・ゴンザレス
- タイ・コールマン:チャイク・オコンクォ
- メリベス・ヘイズ:カリーナ・ローグ
- ルーカス・ヘイズ:ジョシュ・マッケンジー