ご紹介するのは、韓国ドラマ「リンク:ふたりのシンパシー」
話数:全16話
現在、ディズニープラスにて配信中(2022年6月現在)
物語は、主人公である有名シェフのウン・ゲフン(ヨ・ジング)が、18年ぶりに感じたシンパシー(感情の共有)をきっかけに動き始めます。
なぜ18年ぶりかと言うと、ゲフンにはテレパシーを感じる双子の妹・ゲヨンがいたのですが、18年前に行方不明に。
それ以来途切れていたシンパシーが再び蘇り、その感情の主を捜し始めるのです。
冒頭、「冷蔵庫は意外と多くを語ってくれる」というナレーションで始まるのですが、この先、一体何を語ってくれるのか?
主人公のウン・ゲフンを演じるのはヨ・ジング
シンパシーを感じるお相手のヒロイン、ノ・ダヒョンをムン・ガヨンが演じています。
それでは、第1話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
第1話 リンク-つながる
有名シェフのウン・ゲフンは、仕事中に誰かの感情とつながり、涙を流すと気を失って倒れてしまう。
それは18年ぶりの感覚。
それ以来、クールだったゲフンは、感情的になる場面が増えまわりを戸惑わせる。
そのことについて、それは共時性といって意味のある一致だと説明するゲフン。
簡単に言うと双子のテレパシーみたいなものだと言うも理解してもらえない。
ゲフンにはかつて双子の妹・ゲヨンがいた。
妹の喜びや悲しみをいつも共有していたゲフン。
18年前に妹が行方不明になるまでは。
そして現在、ゲフンは街ですれ違っただけの女性にシンパシーを感じる。
その女性、ノ・ダヒョンは、仕事を辞めてバイト生活。
そのことを母親にも言えないでいた。
その後、グルメフェアで出会う2人。
ゲフンはシェフとして、ダヒョンは給仕のバイト。
偶然、人気のない場所で一緒に休憩をとるのだが、シンパシーを感じる相手が彼女なのかどうかを確かめたいゲフン。
子供の頃に住んでいた町や年齢を聞いてみるも、ダヒョンにおかしな人だと思われてしまう。
そして仕事を終え、ダヒョンが帰ろうとすると、ゲフンから今日出していた料理の差し入れが届いていた。
しかもなぜか使用済みスカーフと一緒に。
帰り道、偶然ゲフンと会ったダヒョンは、料理を突き返し、使用済みのスカーフをくれるなんて変態じゃないの?と言って去って行く。
しかしスカーフには心当たりのないゲフン。
ダヒョンが一人で夜道を急いでいると、後ろから同僚の男、ジングンに声をかけられる。
けれどやけに馴れ馴れしい。
翌朝、ドアの前にはプレゼントが置かれていた。
しかもその日だけでなくプレゼントは何度も贈られてくる。
ゲフンからだと思うダヒョン。
プレゼントは全てゴミへ。
一方、同僚のジヌから独立しようと提案され、地図を見せられたゲフンはチファ洞を指さす。
そこはゲフンが育った町であり、妹が行方不明になった町。
そしてチファ交番にはチ・ウォンタク巡査が配属される。
ファン巡査部長が指導することになるのだが、実はウォンタクの元カノ。
2人が顔見知りであることはみんなには内緒に。
ゲフンは店を出すためにジヌと一緒にチファ洞へとやってくるが、町は廃れていた。
ボロい店に、立小便する男、住民たちは警官を相手に文句ばかり。
それを見て変わってないなと思うゲフン。
妹・ゲヨンに想いを馳せる。
18年前、ゲヨンの感情が感じられなくなり、ゲヨンが死んだと自覚した時のこと。
結局、遺体も犯人も見つからず妹の事件は未解決。
そして今、18年ぶりに再発したこの現象は何なんだろう?と戸惑っていた。
するとまたしてもダヒョンと再会してしまったゲフン。
ダヒョンは母親に会社を辞めたことがバレ、実家に連れ戻されていたのだ。
住民たちが見ている前で、ゲフンのことを変態ストーカー呼ばわりするダヒョン。
おかげでゲフンは住民たちから誤解を受けることに。
後日、バイト終わりのダヒョンは同僚から思いもしなかったことを聞かされる。
それは同僚のジングンと付き合ってるというもの。
どうやらジングンが吹聴したらしい。
バス停でジングンと会ったダヒョンは、交際のウワサを流したのかと追及。
プレゼントも全てジングンからのものだった。
ハッキリと関心はないと告げ、二度と現れないでと言って走って逃げていくダヒョン。
ダヒョンは、一人暮らしの家を完全に引き払ってチファ洞の実家へ。
向かいにはゲフンの店があり、変態扱いしたことを少し反省。
買物帰りに、偶然ゲフンと会ったダヒョンは、「ストーカーじゃなかったんですね」と謝罪し、私が町の人たちの誤解を解いて回ると和解を提案。
数日後、図書館からの帰り道に、ジングンがつけてくることに気付いたダヒョンは、走って実家の店へと駆けこむ。
しかしジングンも諦めず無理矢理店へ入り込んでくる。
机に叩きつけられ気を失うダヒョン。
しかし気付くとなぜかジングンが血を流し死んでいた。
その頃、ゲフンもまた、何かを感じ不安な気持ちに。
警察に行き自主しようとしたダヒョンだったが、結局自首することなく家へと帰る。
すると、母親と祖母が死体を前に座っていた。
正当防衛だったと泣きながら訴えるダヒョン。
お母さんがなんとかするから言うとおりにしてと言う母親。
母親と祖母は死体をシーツでくるむと、表にあった業務用冷蔵庫の中へ。
母親はトラックを取りに行く。
一方、ゲフンとジヌが帰ろうと店を出たところ、その冷蔵庫が目に入り、店に戻す2人。
そしてその様子を見ているダヒョンなのだった。
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感想 ~冷蔵庫は中身を確認しようね~
ミステリーなのか、ファンタジーなのか?
かつて妹に感じていたシンパシーを18年ぶりに感じ取ったゲフン。
とにかくチファ洞という街が怪しいんだよね。
18年前にゲフンの妹が行方不明になった時も、そして現在も。
この街には何かありますよ、っていう匂わせがそこかしこから漂ってくる。
そして偶然リンクしたお相手の女性・ダヒョンもチファ洞が地元なんだよね。
なんでゲフンに彼女の感情が流れ込んでくるのかはわからないけれど、ゲフンがもしかして妹なのかも、って期待する気持ちは分からなくはない。
18年前にリンクが途切れたとき、妹は死んだと感じていたとしてもね。
それに繋がるのは紛れもなく特別なこと。
全てに無関心でロボットみたいだったと言われるくらいだから、一般的な共感力もないはず。
だから繋がるのはやっぱり特別。
それに妹に対しての責任と後悔が今もゲフンの中にくすぶってるんだなぁ。
1話目の展開としては、人物紹介をしつつ、ゲフンの幼少時代の背景を見せながらダヒョンと接点を持たせ、最後にダヒョンがジングンを殺してしまうことで次の扉を開けたって感じかな?
ダヒョン自身が後で気付いたといっていたけれど、母と祖母が死体を片付ける様子が手馴れていたという事実。
もしかして初めてではないの?
でもそれも思わせぶりなんだよね。
それに、街の住民も、チファ交番に配属されたチ・ウォンタク巡査も何かあるんじゃないかと勘繰りたくなる。
そして問題の冷蔵庫、ゲフンとジヌは中身も知らずに店に運び込んだけれど・・・
一体どうなることやら。
ダヒョンも不安とドキドキが止まらない夜になりそうやね(*`艸´)
第2話の感想はコチラ
リンク:ふたりのシンパシー 第2話 あらすじネタバレ感想 - 夜更けに海外ドラマ