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それでは、第14話のあらすじと感想です。
あらすじネタバレ
第14話 平凡な悪
ゲフンに会いに行ったドンナムだったが、ゲフンを前にするとゲヨンの幻覚が消え去ったため、何も言わずに帰ってしまう。
一方、ダヒョンの前に現れたヨンフン(犯人)も、ダヒョンが自分のことを覚えていないようだったので、何事もなく。
ダヒョンが帰宅すると、家の前で祖母が待っていた。
大泣きするダヒョンを抱きしめる祖母。
そして一人飲み続行中のダヒョン母は、アン警部補を呼び出していた。
ダヒョンがゲヨンと一緒だったことを聞き、それはあり得ないと言うアン警部補。
実はあの日、まだ男が死んだことを知らなかったダヒョン母。
翌日、アン警部補から男が死んだことを聞かされ、その死体もアン警部補が片づけていたと事後報告。
自首すると言ったダヒョン母を止めたのはアン警部補だった。
そして現在、ゲヨンとは関係ないと思われていたがそれが 覆され、自首してちゃんと捜してたらゲヨンは救えていたと悔やみ、自分のこともあんたのことも許せないと口にする。
その頃、ダヒョンは公園で祖母から母も苦しんでいたことを聞いていた。
自首しようとしては戻ってきたと言って謝る祖母に、おばあちゃんは悪くないし、お母さんのことも恨んでいないと言うダヒョン。
ただゲフンに何て言っていいかわからず申し訳ない気持ちになる。
そんなダヒョンの気持ちにリンクしたゲフンはダヒョンに電話。
祖母と戻ってきたダヒョンはゲフンの店へ。
優しくしてくれるゲフンに事の顛末を説明し、母が自首していれば、私が記憶を失わなければゲヨンを見つけられたかもしれないと謝る。
翌日、ジヌに引っ越そうと切り出すゲフン。
今思えば、町を出たのが正解で、戻ったのは間違いだったと言う。
そこへダヒョン母が謝罪にやってくる。
しかしもうこれ以上何も聞く気はないと言うゲフン。
僕が怒鳴って責めればあなたは楽になるからしないと言い、死ぬまで後悔して苦しむようにと言って追い出す。
その様子を店の外から見ていたダヒョン。
ゲフンと目が合うが背を向けられたため、店には入らずにそのまま帰る。
交番では、チ巡査が辞職願を出していた。
ファン巡査部長は彼の後を追いかけ。ソ所長に謝ろうと言うも、死んでもイヤだと言って帰って行くチ巡査。
その後ファン巡査部長は、廃品のピアノを弾いているハンを見て、ある弾き方がチ巡査と同じことから、彼がチ巡査の父親であることに気付き、これまでのことを思い出して涙を流す。
一方、アン警部補はダヒョンに会いに行き謝罪。
現在ドンナム夫妻が住んでいて、当時は空き家だった地下室に閉じ込められていたことを聞く。
交番に戻ると、18年前、ドンナムが住んでいる区域の捜索を担当していたのが誰だったのかをソ所長に確認。
すぐにはわからず、ヨンフン’(犯人)と居酒屋で飲んでいるところへ、ソ所長から連絡があり、お前が担当だったと知らされる。
雨の中、ヨンフンと店を出たアン警部補は、あの日、ヨンフンに捜索を手伝ってもらったことを不意に思い出す。
赤い門の家はヨンフンが調べたのだ!
送ると言うヨンフンの車の中は重い空気に包まれ、ヨンフンは「思い出したろ」と言うと、車を停止しアン警部補に襲い掛かる。
そして、ゲヨンの幻覚に悩まされていたドンナムは再びゲフンのところへ。
俺を助けてくれ、君の妹が消えてくれないと告白。
その頃、ドンナムの妻はダヒョン一家のところへ。
先日、ダヒョンが家に来たのはゲヨンの件でしょと言い、うちの夫がゲヨンを殺したみたいだと話す。
しかし、ドンナムがゲフンにした告白は違っていた。
18年前のあの日、町にいなかったことになっていたが本当は町にいたドンナム。
1か月ぶりに帰ってきたのに妻は不在、しかも家は散らかり放題。
そこへ仕事のトラブルの電話がありイライラはピークに。
そんな中、ゲヨンが車の前に飛び出してきたのだ。
「助けてください」というゲヨンをそのまま置き去りにして走り去ったドンナム。
後で君の妹だと知ったと話す。
一方、アン警部補はヨンフンに椅子に拘束されていた。
そこで事の顛末を知ることに。
アン警部補が埋めたあの男は、ヨンフンにとっては捨て駒だった。
あの日、逃げ出したゲヨンがドンナムに助けを求めるのを見て終わったと思ったヨンフンだったが、置き去りにされたためゲヨンを捕獲。
「殺したのか?」と聞かれ頷くヨンフン。
アン警部補に力を貸すと言って赤い門の家に入って行った時点ではゲヨンは生きていた。
それを聞いて、僕を殺してくれと言って涙を流すアン警部補。
その頃、助けを求めるゲヨンを置き去りにしたことを知ったゲフンは、涙を流しながらドンナムを責めていた。
しかしドンナムは、「なぜそんな目で見る、何の罪もない俺を、なぜお前の妹はいつまでも苦しめ続ける」と文句を口にする。
そして、ドンナム妻の告白を聞いたダヒョンはゲフンの店へ行くが彼の姿はなく。
代わりにゲフンの感情とリンクし涙が。
前と同じ感覚にとまどい不安になったダヒョンはゲフンに電話。
ひと言「会いたい」というゲフンの元へ向かい、一人で立ち尽くしていたゲフンのことを抱きしめるのだった。
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感想 ~ゲヨンちゃんがとにかく不憫すぎる(´;ω;`)~
やっとあの日の出来事が明らかになりましたね。
あと足りないのは、ゲヨンの遺体と、ゲフンとダヒョンがリンクする理由くらいかな。
それとゲフンの父の失踪ね。
そしてドンナムは最低だった。
もちろん連れ去ったヨンフンがいちばん悪いんだけれど、疲れ切っていたからって、あんな小さい子が助けを求めてるのに置き去りにするなんて。
ありえへん。
でも、口では文句を言いながらも18年ものあいだ、ゲヨンの幻覚が消えないってことは罪悪感があるからだよね。,
誰にも言えず、ただただ付いてくるゲヨンの幻覚に怯える日々。
楽ではなかったはず。
ゲフンが町に戻ったことで、ようやくそのことを告白したけれど、罪の意識に耐え切れずというよりも、自分が楽になりたかったっていう身勝手な理由がなんか人間くさかった。
一方、同じく最低なのがアン警部補。
最低というよりも最悪やね。
アン警部補は善人なんだろうなぁ、ってことはわかる。
でも善人って時に厄介なことがある。
その現れ方はいろいろだけれど、今回はダヒョン母を逃がし勝手に死体を埋めてしまったこと。
ゲヨンを助ける最後のチャンスとダヒョン母が自首する機会を奪ってしまったんだもの。
アン警部補は、刑務所行きだって言ってたけれど、過剰な防衛でもないアレが正当防衛だと認められないのだとしたら、法のほうに問題があるんじゃないかと思ってしまう。
それにもう一つムカついたのは、ヨンフンに僕を殺してくれと言ったこと。
そしたら残されたダヒョン母はどうなるの?
ダヒョン一家にだけ重い荷物を背負わせるなんてやっぱり最悪。
いい人なんだろうけれど、残念な人でもあると言わざるを得ない。
そしていちばんやりきれない想いを抱えているのはゲフンでしょうね。
助けを求めたゲヨンの姿を想像するのは簡単だったはず。
なのに置き去りにした男が目の前にいる。
しかも身勝手なことばかり口にしている。
怒り、落胆、後悔、置き去りにされたゲヨンの絶望を想像したら涙も止まらなくなるよね。
で、最後にすがったのがダヒョンなんだ。
それでもダヒョンを選ぶことに私はビックリなんだけど。
こうなってくるとリンクを理由に依存しているように思える。
もしリンクしていなかったとしても、ゲフンはダヒョンのことを好きになったかなぁ?
私はなってないと思うな。
そもそもリンクしていなければダヒョンに興味をもつこともなかったし、関りを持とうと思わなかったと思うから。
この先、2人が付き合いを続行したとしても別れたとしても、一生モヤモヤは付きまとう気がするなぁ。
第15話の感想はコチラ
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