夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン3 第2話 長いナイフの夜

あらすじネタバレ 

前回、刑務所で看守が殺害されるという事件が起きたのだったが・・・


メルセデスは、アカメから看守殺しの罪を着せたと告げられる。

私じゃないと言うが、証拠があるというアカメ。

そこへマカレナが登場し、彼女は私の仲間だから手を出さないで、私も干渉しないと言うと、アカメは何も言わずに去って行く。

仲間だと言われたことに不快感を露わにするメルセデス。

しかしマカレナは、刑務所では仲間が必要だと言って、必要があれば味方になると告げる。


一方、看守殺しの捜査に来たカスティージョ警部は、看守たちに対し、バカな真似はせず警察に任せてくれと釘を刺す。

しかしカスティージョが去ると、今夜は監視カメラを切り犯人を見つけるというアルタグラシア。

非常用の装備をするようにと指示し、関わりたくない人は家に帰るようにと警告。


そしてカスティージョはマカレナと秘密の面会。

強奪金を返したことが考慮されず、ファビオの計画が失敗して残念だったと話す。

しかし本題は、仲間が殺害され熱くなっている看守たちの動向だった。

携帯を手元に置き、少しでも妙なことがあれば連絡しろと依頼。


看守のロッカーでは、ウナイ(←殺された看守)と不倫関係にあったアルタグラシアがかなり荒れて泣いていた。

元気を出して欲しいなら、ウナイを殺した女の首をもぎとらせてというアルタグラシアに、そんなやり方は間違ってるというフルートス。


殺害現場では現場検証が行われていて、リソスは短髪の女性警部補のネレア・ロハスに声をかけて絡む。

何か思い出したら連絡すると言って彼女の番号をゲット。

 

一方メルセデスは、昇格審査を受けることになり、週に1日外に出られそうだとマカレナに話す。

すると、中国人の目当てはそれだというマカレナ。

連中はあなたを利用するために看守を殺したと言い、何が狙いか探るように言うと、お守りをあげる。


メルセデスはアカメに会いに行き、何が望みなのかを聞く。

中国人の目当てはタオという組織の大金だった。

年に一度、船で中国に送られるらしいのだが、記録上は存在しないお金。

メルセデスの役目は、外に出られるようになったら、組織の幹部のホン・ファンに近付き、コンテナの識別番号と出航日を聞き出すこと。

たとえ強奪したとしても、記録上存在しない金なので警察は捜査しないし、アカメたちは刑務所なので、組織からは疑われないという算段なのだ。

最後にアカメは、看守殺害のワイヤーを見せ、看守とあんたの血がついていると言って脅す。

 

一方スレマは、マカレナのニワトリを殺害すると、トイレでそれを解体。

骨の先を尖らせナイフにする。

その後、再三嫌がらせをしてきた自称監房の神と名乗るセクハラ巨漢女囚の腹を、ベッドの下に忍ばせて置いた三つ又にしたニワトリのナイフで突き刺す。

この監房の神は、巨漢女囚からスレマへチェンジ。


マカレナの元には、ファビオが面会にやってきて、お前が出所するまで待つと言って指輪を見せる。

しかしマカレナは、それは罪悪感からで誰かを救いたいだけだとファビオを諭し、これ以上責任を感じずに、まずは自分自身を救ってと言う。

あなたが愛した私なら指輪を受け取ったはず、でもその私はもういないのと言って席を立つ。


一方フルートスは、ミジャンと一緒に暴れた中国人を懲罰房へと連れて行くが、そこで一緒に懲罰房に入れられ閉じ込められてしまう。

小窓から覗くとそこにはアルタグラシアがいた。


午後10時になり、カメラが切られアルタグラシアの作戦が始まる。


マカレナは、スレマの所に行くと、生き残り方を教えてくれてありがとうと礼を言っていた。

いい先生だったというマカレナに、大事な教えを忘れてたというスレマ。

新しい刑務所では食物連鎖の頂点とは張り合うなと警告。

中国人は考え方が違うと言い、私の双子に何かあれば悲しいと告げる。


3号棟では次々と囚人たちが監房から引きずり出されていた。

スレマとマカレナは看守殺害時にはアルタグラシアといたためお咎めなし。

マカレナはカスティージョに連絡するため携帯の隠し場所であるトイレに行くが、中国人3人が、洗濯室で待ってると呼びに来る。

スレマは黙ってトイレを後にする。

そしてマカレナは中国人には従わずに戦う。

しかし、アカメのところに行かなければ、明日はあんたの友達を連れて行く、次の日もその次の日もという中国人。

黙って従うマカレナ。

マカレナがトイレから連れて行かれるのを見たスレマは、カスティージョに電話。

詩的に日常を語り始め、監視カメラが切られている、刑務所ではありえないという本題に入る。


一方、大雨の中、中庭に出された囚人たち。

アルタグラシアは、犯人がわかるまで誰も帰さないと言うと、まずは見せしめにテレを拷問。

水を張ったたらいに顔を押し込む。

見兼ねたミジャンは、懲罰房に閉じ込めたフルートスを解放に行く。


カスティージョも刑務所に到着するが、中に入れない。

中庭ではなおもアルタグラシアが囚人を拷問していたが、一発の銃声が鳴り響く。

撃ったのはフルートスだった。←アルタグラシアを止めるための警告


刑務所に入ったカスティージョが、何が起きているのかを聞くと、嵐でカメラに不具合があったが回復したと報告するフルートス。

中庭にはもう誰もいなかった。


一方洗濯室では、アカメがマカレナに、新入りに盾つかれちゃ困る、だからあんたは見せしめだと言うと去って行く。

その後、洗濯室にやってきたスレマ。

洗濯機に目をとめ、中を凝視すると洗濯機を止めマカレナを出す。

意識のないマカレナを救うため、死ぬなと言いながら必死で蘇生措置をするのだった。

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感想 ~マカレナにチョコとバニラのダブルのコーンアイスを食べさせてあげたい~

第2話にしてもしかして起きてはいけないことが起きている???

冒頭から見せてたもんね、回る洗濯機。

もしかして、ってちょっとは思ったけれど・・・

マカレナはこのまま意識を取り戻すことはないの?

そんなことはないと信じたいけれど、ファビオにお別れを言って解放したり、スレマに礼を言ったりして、お別れの予感しかないんだけれど(´;ω;`)ウゥゥ

まだ希望を持っててもいいのかしら?

次回を観るまではコインランドリーの前を通るとマカレナのこと思い出しそう。

組織って恐ろしいね。

仲間とは違うところが恐ろしいよね。


そして組織も恐ろしかったけれど、愛に狂ったアルタグラシアも恐ろしかった( ゚Д゚)

でもそんなに私情を絡めてよくみんなが付いてきたよね、って思ったけど、これも一つの組織、アルタグラシアには逆らえなかったのかな。

唯一物申したフルートスを懲罰房に囚人と一緒に閉じ込めるという暴挙にも出た。

でも結局はそのフルートスに救われた。

でもこれでアルタグラシアが諦めるとは思えない。


結局のところ、中国人は殺す看守はウナイでなくても良かったってことなのか。

本当にメルセデスを仲間に引き入れるためだけに殺したのなら。

でもそうだとも思えないんだけどなぁ。

ウナイは不倫するような男だし、誠実だとは言えない。

仕事に対しても誠実だったかどうかは疑問。


そして、シーズン3でもやっぱりお金が絡むのね。

それもコンテナをいっぱいにするくらいの大金。

記録上存在しないお金。

メルセデスは昇格のチャンスが巡ってきたばっかりにえらいもんに巻き込まれたなぁ。

アカメも組織のお金を狙うなんて、何か因縁があるのかもね。


そしてそして、やっぱり気になる予告編。

スレマとカスティージョ、リソスとアナベル。

それにしてもアナベルは予告編だけでムカつくわぁ(# ゚Д゚)

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ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン3 第3話 裁き - 夜更けに海外ドラマ