夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン2 #9 疑惑の夫婦

あらすじネタバレ

17歳の少女、アマイア・ヒメネスが行方不明だったという案件は、それが誘拐であったことが発覚。

2日後に、20万ユーロ払わなければ娘を殺すという脅迫状が届いたという。

そのアマイアを誘拐したと思われる夫婦が、それぞれ収監されたのだが、少女は行方不明のまま。

2人とも少女のの居場所を言わないらしい。

そこでカスティージョ警部は所長とサンドバルに協力を要請する。


新しく収監された囚人の内、2人はスレマのいる監房へ。

その一人が少女誘拐の共犯、妻のスサナだった。


一方、マカレナはサライのサポート役として行動を共にするため、サライと2人きりの監房へと移動する。

「死ぬ気なんてない、やっと両想いになったしね」というサライ。

そしてリソスとのの出会いを話し出す。←それを聞かされるマカレナ

サライがリソスは私のものだと言うと、さすがにそれにはマカレナも反論。


アナベルはというと、マカレナに穏便に話し合いたいと言ってプレゼントを渡し、試合の件は水に流すことに。

アナベルの様子にスレマと顔を見合わせて笑うマカレナ。

サライはスレマがマカレナとつるんでいるのが気に入らない。

あんたはもう恐れられてると言うスレマ。

あなたも恐れるべきねというマカレナ。 

夫は黙秘を貫いているため、妻から少女の行方を聞き出したいカスティージョ警部。

精神科の診断書によると、妻のIQは50を少し超えるレベル。

共感力に乏しく抑制が利かない典型的な従属者タイプらしい。

サンドバルは、夫の支配力が強すぎるため、心を開かせることができるのは夫だけだと言う。

彼女のようなタイプは誰かに依存するため、支持を出すリーダーが必要だという。


一方、バンビはマカレナに助けを求めてやってくる。

アナベルに奴隷にされ、娼婦みたいに監房を回って身体を売らされてると言うのだ。

そこでマカレナは、あなたを買う女を痛い目に遭わせろと助言。

そうすればあなたは売られることになり、みんなではなく一人に従うことになると言う。←ある意味究極の選択やね


そしてファビオは、礼拝堂でスレマと同室になったもう一人の囚人・エレナに声をかける。

実は彼女、ファビオの元同僚で潜入捜査をしていたのだ。

彼女が捜査官だと知るのは所長とサンドバルの2人だけ。

スサナから少女の居場所を聞き出すよう指示を受けていた。

バンビはマカレナの助言通り、客に歯向かい売られることに。

アナベルがオークションを開始し、見兼ねたマカレナが2000ユーロで落札。

礼を言うバンビ。


一方、ファビオは、カフェでカスティージョ警部を待ち伏せ。

なぜエレナが潜入捜査をしてるかを聞く。

もちろん捜査の内容は明かさないカスティージョ。

邪魔をするなと言い、2人は言い争いに。

そこへ新しい相棒のひよっこが、エンカルナ(マカレナの母親)が一人で夫の車に乗り出かけたと報告にくる。

その車はモスクの近くに停まっているという。


そしてエンカルナがエジプトの遺灰を持って出かけたことに気付いたレオポルドは、カスティージョに助けを求める。


刑務所ではマカレナがリソスのところへ行き二人きり。

リソスに迫るマカレナ。

ずっと待たせてたけど、それももうおしまいだと言ってキスをする。


その頃エンカルナは、モスクでラナ(エジプトの母親)と会い、ビジャブを被ってモスクの中へ。

息子と少女の死は私たちのせいじゃないというラナ。

争いを起こすのは男で、女だけが平和をもたらせると話す。

そして、あなたは約束を守った、私もそうすると言う。

しかし、エンカルナがエジプトの遺灰を渡すと、これじゃあ洗って布に包めないから天国に行けないと険しい顔になる。

サライの特別面会が始まり、夫にギターを弾かせ歌うサライ。

その頃マカレナとリソスはというと、エッチの真っ最中。


モスクでは、中の様子を探るため、捜査官が隠しカメラを持って中へと潜入。

ラナとエンカルナの姿を、映像で確認するカスティージョ警部。

そして何かを感じ取ったラナは、エンカルナにビジャブを交換すると言う。

礼拝が終わり人々が立ち上がったため、2人の姿を一瞬見失うカメラ。

そこでカスティージョ警部が突入を命じる。

混乱するモスク内。

潜入した警官は、ラナは黄色のビジャブだと無線で告げる。

そしてそこへレオポルドからエンカルナへと電話がかかってくる。

それを取ろうとしたエンカルナは、カスティージョ警部に撃たれ、亡くなるのだった。

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感想 ~またしても起こる悲劇に終わりはくるのか⁉~

マカレナとエッチを終えたリソスも、夫とエッチを終えたサライもなんか微妙な顔してたね。

2人は互いのことを想っているのかな?

リソスの心は完全に揺れてるよね。

サライはずっとリソスに惚れ込んでるけど、ちょっと報われそうな兆しが見える。

でも夫との子作りには励まないといけないなんて、辛いよなぁ。

家族のために頑張るサライ。

そこは本当に偉いと思う。

そして家族というシステムには本当に腹が立つ。


一方、少女誘拐事件の行方は、刑務所での潜入捜査にかかってる。

でも、スサナがボスに選んだのはなんかスレマっぽいよね。

本当はその役目は、エレナにやって欲しかったんやろうと思うけど、スレマを見るスサナの目がちょっとキラキラしすぎ( *´艸`)

作戦はうまくいくのかな?


そして最後にカスティージョ警部が大変なことをやらかしたよね。

マカレナのママを撃っちゃうなんて(;゚Д゚)

意外と2人のママに任せておけば、上手く幕が引けたのかもしれない。

レオポルドもあんなに感情的になってるカスティージョに助けを求めるなんて、さんざん今までロマンと2人で好き勝手やってきたのに、なんでそこは助けを求めたかなぁ?

それに、最後のカスティージョ警部の証言録取、あれがまた腹立つねん。

すごく言い訳臭過ぎて。

もう既に相棒を二人失くしてるし、次の相棒のひよっこも命を落とすんじゃないかと嫌味のひとつも言いたくなる。


そしてそして、マカレナが刑務所のボスってことで本当にいいの?

バンビのことは守ったけど、そういえばバンビってまだ19歳なんやってね。

ますますアナベルが立ち上がれないくらいの天罰が待ち遠しい。

その時はぜひぜひ凄いのをお見舞いしてほしいなぁ。


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ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン2 #10 家族の時間 - 夜更けに海外ドラマ