夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン3 第4話 壁にかけられた旗

あらすじネタバレ 

洗濯機に閉じ込められたスレマをソレたちが助けにやってくる。

ソレたちと対峙したアカメは、これは戦争だから覚悟しろと宣言。


一方、娘に電話したメルセデスは、娘から贈った覚えのない自転車の話をされ青ざめる。←自転車を贈ったのはアカメ

助けられるのは自分だけだとメルセデスに声をかけるスレマ。

アカメが脱獄し、中国マフィアの金を奪おうとしていること、メルセデスの役目がコンテナの番号を探ることだということを聞き出す。


そして運動場で、サライとスレマは金網越しに話をする。←サライは懲罰房からまだ出れてないから

サライは子供は産むと言い、脱獄する計画があるなら私も交ぜてと言うと、ここで唯一管理されないニワトリを使った計画があることをスレマは明かす。

ソレにかけられた疑惑

ソレの元にはカスティージョ警部が面会に現れ、夫殺害の実行犯が逮捕されたことを聞かされる。

実は事件前日に、刑務所から男に電話があったらしく、電話を使用した囚人リストにソレの名前もあったのだ。

この電話の記録と遺産を相続したことから、判事はソレを首謀者だと疑っているというカスティージョ。

夫殺しの罪に問われるからいい弁護士を雇えと言うと帰って行く。

アルタグラシア

アルタグラシアはウナイのロッカーの奥行が二重になっていることに気付き、そこに大金が隠されているのを見つける。

フルートスに、ウナイ殺害当日、誰がシフトを変えたのかを聞くと、シフトは上が決めたという返事が。

不審に思うアルタグラシア。

アナベル

アナベルはジャンキーの囚人から、中国人がニワトリ小屋に何か隠しているという情報を仕入れ、アカメのニワトリ小屋を探る。

しかしそこへスレマが現れたため、適当にごまかしその場を去るアナベル。

スレマがアカメのニワトリ小屋に手を突っ込むと、血の付いたウナイ殺害の証拠品のワイヤーを見つける。

メルセデスの外出

メルセデスが娘と一緒に公園にいるところにホン・ファンが現れる。

実は既にホン・ファンとの接触を果たしていたメルセデス。

ホン・ファンは、メルセデスが自分の姉であるアカメの指示で近付いてきていたことを見抜き、コンテナの番号を渡し、俺が気付いていること以外は全部伝えろと指示。

ホン・ファンはアカメを殺すつもりなのだ。


アカメはメルセデスが何か隠し事をしていることに気付き問い詰めていると、そこへスレマが現れる。

自分は代理人だと言って、あんたが欲しがってるコンテナの番号を持っていると告げるスレマ。

そして交渉開始。

あんたは大金を手に入れ、私はここを出て自由に、彼女は静かな暮らしが望みだと言うと、取引に響くから休戦をしようと持ち掛ける。

アカメもそれを承諾。

しかしメルセデスは、スレマを追いかけ、この件から手を引き警察に全て話すと告げる。

するとスレマは、1~2日よく考えてと助言する。 

調理場

調理場にいたソレが、夫殺しの犯人にされそうだとプルーデンに話していると、そこへテレがやってくる。

2か月間絶っていたクスリに手を出しそうになり助けを求めにきたのだ。

ソレはテレが持っていたクスリを預かろうとするが、プルーデンはそれに反対。

人の指図ではなく自分でやめるしかないと言ってテレを励ます。

スレマとサライ

サライはようやく懲罰房から一般房に戻ることに。←1か月以上の懲罰房行きだった

早速スレマの監房に行き、ニワトリを使った外部とのやり取りの方法を聞く。

タンポンの中にヤクや現金を入れ、それをニワトリに入れて外部との荷物の受け渡しをするというスレマ。


その後、ニワトリの一度目の運搬テストがうまく行った話をしていると、それを盗み聞きしたアナベルが自分にも輸送スペースを分けてと持ち掛ける。

もちろんスレマは拒否。

するとアナベルは、ニワトリ当番から外せると脅し、去って行く。

洗濯室

ソレは洗濯室にいたアナベルのところへ行き、テレにクスリを渡したことを抗議。

テレに構うなと言うがイヤだというアナベル。

しかも旦那を殺した犯人は、警察に首謀者はあんただと明かすよと言う。

アナベルをなんとかするためスレマはもう手を打っていた。

ウナイを殺した犯人の証拠があると、アルタグラシアに話していたのだ。

監視室で凶器のワイヤーを見せ、犯人はアナベルだというスレマ。

ウナイは特別手当てをもらっていたが、手を広げすぎてアナベルを怒らせたから処刑されたと告げる。


一方ソレは、洗濯室で一人になったアナベルを後ろからアイロンで殴り縛りつける。

焼殺は2度目だと言って、アナベルに薬品をかけていると、そこへプルーデンがやって来る。

部外者だから見物するというプルーデン。

ソレはあんたは死ぬべきなんだと言ってマッチを擦るが、思い直して火を消し、プルーデンと共に去って行く。

その後、アナベルは縄を解き武器を手にして殺してやると呟いていると、そこへアルタグラシアがやって来る。

武器を取り上げ誰か殺す気だった?と聞くアルタグラシア。

まさか、と言うアナベル。

そして次の瞬間、アルタグラシアは、ウナイの敵だと言ってその武器を使い、アナベルを後ろからメッタ刺しにするのだった。

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感想 ~愛情が絡むと恐ろしい、でもそのおかげで私はスッキリや~

アナベルに火をつけようとしていたソレを見て、つけろ、つけろ、つけろ!

と思いながら見ていたんだけれど、結局ソレにはそれができなかったね。

でもしっかりとアルタグラシアが後を引き継ぎアナベルをメッタ刺し。

あのメッタ刺しっていうのが、いかにも愛する男を奪われた激情にかられた女性の恨みっていう感じがしたけど、私としては生きながらにして燃やされ苦しむアナベルというのもみたかった。

なぜかいつも上から目線だったアナベル、そしていい女風に振舞っていたアナベル。

思い返せば本当にイヤな役でイライラさせられムカつくことしかなかったなぁ。

スレマはうまいことアルタグラシアを利用したよね。

そしてメルセデスのことはどうするつもりなんだろう?

血のついたワイヤーは遅かれ早かれ絶対に見つかると思うんだけど(。´・ω・)?


一方で、スレマの休戦に応じたアカメ。

不気味よね

ホン・ファンの元へメルセデスを送り込んだけれど、ホン・ファンはそれを見抜き、逆にアカメの命を狙っている。

そしてスレマはコンテナの金を狙っている。

マネーの女神は一体誰に微笑むのか?


そしてスレマは外部とのやりとりにニワトリを使うことにしたけれど、いつもながらの鮮やかな悪知恵、しかも段取りが良すぎて本当にうれしくてびっくりしちゃう(〃艸〃)


そしてそして、ソレにかけられた夫殺しの疑惑。

アナベルが死んだとなると、ソレの無実を証明するのは難しいんじゃないかしら?

それに私は、前シーズンで、ソレがアナベルの金庫番だったことを知ってからは、ソレを見る目がガラッと変わってしまったのよね。

ソレはこのドラマではいい人で通ってるけど、私は同情しない。

だってソレのズルさに感じた嫌悪感は、ちょっとまだ消えそうにないんだもの。


それともう一つ気になるのは、ウナイ殺害の件。

アルタグラシアもウナイの突然のシフト変更のこと気にしてたけど、私もとっても気になる。

ロッカーからは大金が出てくるし、中国人だけの仕業だと思うのは間違いかも!?

予告編ではアルタグラシアも大変なことになってるし・・・

もはやこのドラマの予告編はホラーみたいになってるね。


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ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン3 第5話 他人はお構いなし - 夜更けに海外ドラマ