夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン3 第5話 他人はお構いなし

あらすじネタバレ 

前回、スレマからウナイを殺したのはアナベルだと聞いたアルタグラシアは、アナベルを後ろからメッタ刺しにするのだったが・・・

アナベルが殺害され、捜査に訪れたカスティージョ警部。

早速ソレの尋問が開始され、アナベルのいた監房ではガサ入れが始まる。

するとソレのベッドから凶器が見つかる。

殺人犯は普通凶器を始末するものだと言うカスティージョ。

しかしソレは何も言わない。


一方、外出したメルセデスは、娘のアリシアを迎えに行くが、スクールバスに娘の姿はなく、教師からは学校で預かったと言う一通の封筒を渡される。

中には、「警察に連絡するな」と中国語で書かれたカードが!

刑務所に戻ってきたメルセデスとスレマの企み

刑務所に戻ったメルセデスは、娘が心配なあまり憔悴し、パニック発作を起こす。

すると、すかさず手を貸すスレマ。

娘が中国人に何かされたのかと尋ねると、なぜわかるの?というメルセデス。

しかし少しすると娘を連れた母親が面会に訪れる。

実は娘を誘拐していたのはスレマだった。←正確には誘拐にみせかけていた!

アリシアの祖母のフリをして、同級生の母親に電話をかけ迎えを頼み、お泊りさせてもらっていたのだ。

「警察に連絡するな」という中国語の脅迫もスレマの仕業だった。

テレ

テレはアナベルのために運動場にアナベルの思い出の品を飾ろうとしていたが、そこで本の背表紙をくり抜いて隠されていたクスリを見つけてしまう。

誘惑に負け、トイレでクスリを注射。

気を失っているテレをアントニアが発見する。

アルタグラシアとフルートス

アルタグラシアは監視室にいたフルートスのところへ行き、ウナイのロッカーに隠されていた大金を見せる。

その額5万ユーロ。

彼は買収されていたと言い、必ず真相を突き止めると話すアルタグラシア。

しかし、実はフルートスはアカメたちとグルだった(゚д゚)!

アカメのところに行き、問題が起きたから殺すしかないというフルートス。

すると、あんたには大金を払ってるから自分で殺してと言うアカメ。

リソスとロハス警部補

ロハス警部補はリソスと個室で面会。

死ぬほど会いたかったと言うロハス。

女性が初めてなわけではなく、手術後に裸を見せるのは初めてだと言って少し緊張している様子。

するとリソスは、ロハスの胸の傷跡にそっとキスをする。

そしてキスを交わす2人。

カスティージョとソレ

凶器からは指紋が発見されるが、それでもソレは無実だと思っているカスティージョは、助けたいから否定してくれと訴える。

しかしソレは、頭の中で何度もアナベルを殺したと言い、証拠はあるし容疑者はここだと言って、否定しない。

スレマとメルセデス、そしてアカメ

メルセデスは、スレマと2人で洗濯室にいるアカメのところへ行く。

脱獄は2週間後だと言うアカメに、昇格が台無しになるからいかないというメルセデス。

ただしスレマは一緒に脱獄し、コンテナまで案内すると言う。

そしてコンテナの番号はスレマが外に出てから教えると話す。

アカメたちが去ると、番号を手に入れたらあなたを殺す気だとスレマの身を案じるメルセデス。

しかしスレマには策があった。

外部との連絡で爆薬を用意していたのだ。

現地まで一緒に行き、案内すると言って先に車を降りたら閉じ込めて爆破する気らしい。

サライは相変わらずリソスに夢中だったが、リソスからは好きな人が出来たと告げられる。

今までとは違い、彼女となら将来を想像できるというリソス。

一方でロハス警部補は、医師から半年の余命宣告を受けていた。

腫瘍が頭頂葉にまで広がり頭痛もあると言う。


アントニアに救われたテレは、グループセラピーで再びクスリに手を出したことを話し始めるが、そこでメダルなんてバカげてると話す。

ドラッグをやめられないことを認めたら、心が解放され、心の底から自由を感じたと本音を打ち明けるテレ。


そしてスレマは、巨漢女囚の持ち物からマッサージ枕を見つける。

報酬がこれならそれなりの仕事のはずだと言うと、誰の殺しを頼まれた?と尋ねる。


監視室では、フルートスがカメラでアルタグラシアを追っていた。

シャワー室で覆面をした囚人数人に襲われるアルタグラシア。

トイレに引きずり込まれると、首を吊られそのまま置き去りに。

囚人たちが廊下に出てくると、その間の映像を削除するフルートス。

そしてもがき苦しむアルタグラシアを助けたのはスレマだった。

スポンサーリンク

 

 

感想 ~裏切りが暴かれる時が来るのが待ち遠しい~

アナベル殺害の捜査に、メルセデスの娘の誘拐、スレマの企み、リソスと警部補は結ばれ、テレは再びクスリで失敗、そしてフルートスの裏切り!

今回もいろいろありました。

フルートスは怪しいと思っていましたよ、私。

でも根っからの悪人かと言われるとそこは疑問が残るのよね。

咳なんてしちゃってちょっと具合が悪そうだし、家族に残すお金のために悪事に手を染めてる気がするなぁ。

アルタグラシアはスレマが救出したけれど、その前に、あの覆面はなんのためだったんだ?とつっこまずにはいられない。

どうせ殺す気なら覆面なんて必要ない。

それにあの巨漢女囚には覆面なんて無意味過ぎる。

おまけに監視カメラの映像はフルートスが削除済。

雰囲気作りか!?

まぁ、いいけどさ。

そしてスレマはどんなスケベ心でアルタグラシアを助けたのか?

助けたからには利用価値があるってことよね。

これは相当高くつきそう。

予告編では容疑者になっていたし、やっぱりスレマのせいかしら?


前回、メルセデスが警察に脱獄を密告しようとしていた時、1~2日よく考えてって言ったのも、圧力をかけ密告をやめさせるためだったのよね。

中国人の仕業にみせかけ娘を誘拐(* ´艸`)

正確には誘拐ではないけれど、メルセデスには十分すぎるほど効果があったしスレマの作戦大成功。

マカレナ不在の今、スレマにはもっと悪知恵を絞って頑張ってもらわないと。


そしてリソスはロハス警部補との新しい恋を成就させたけれど、これは悲恋に終わりそう。

半年の余命宣告を受けてしまったけれど、病気のことがあったからこそロハスはリソスと結ばれる決心がついたのではないかとも思う。

希望を見出したのかもしれない。

リソスはこのことをきっかけに少しは成長できたらいいんだけれど(´-ω-`)


一方、誰もアナベルの死を悲しんではいないのよね。

唯一テレだけがアナベルを偲ぼうとしていたのに、それがアダとなり再びクスリに手を出す始末。

でもテレの優しいところが私は好き。

みんなそれぞれ悩みがあってそれを克服しようとしてるけれど、テレの場合はそれがクスリだった。

そしてクスリをすることによって解放され自由を感じたのなら、たぶんそれは一生逃れられないものなんだろうと思う。

たまたま好きでやめられないものが罪に問われるものだった、そういうことになるのかしらねぇ。


一方、アナベルと夫殺しの疑いがかかっているソレ。

カスティージョの前で偉そうに講釈垂れてだんまりを決め込んだけれど、私は全然納得できない。

悪いことをした人間は刑務所に送られるけど、刑務所の中では悪い奴を入れるところはない、みたいなことを言ってたけど、だから何?って言いたくなる。

マカレナのように強くなるしかないんだよ。

守ってもらうだけじゃダメなんだよ。

2人の殺害容疑を受け入れようとしてるけれど、それじゃダメなんだよ。

別にソレの罪が増えたってなんとも思わないけど、間違いを正す気もないのに偉そうに言われるのはイラッとする。

貪欲に自由を求め戦うスレマの方がいい。

ただ一つ、シーズン1でマカレナを流産させたことだけは許せないけどね。


続きはコチラ
ロック・アップ/スペイン女子刑務所 シーズン3 第6話 6カ月の関係 - 夜更けに海外ドラマ