あらすじネタバレ
起
看守たちは宣言通り真夜中の抜き打ち検査を実施。
サンドバルはひざまずかせた囚人たちの前を闊歩し、全てはスレマがアルタグラシアの居場所を言わないせいだと言って、スレマが囚人たちからの恨みを買うように煽る。
しかも、移送初日のファティマを名指しし、スレマの娘であることを暴露!
翌日、シャワー室でゴヤに絡まれ体を洗えとセクハラされるファティマ。
見兼ねたリソスがそれを止めるがスレマは知らんぷり。
一方サンドバルは、娘が苦しむ姿を見ればスレマがアルタグラシアの行方を吐くと確信している様子。
承
サンドバルや看守たちと捜査会議をするカスティージョ。
アルタグラシアに2発撃たれたことを話し、脱獄犯が刑務所近くにとどまるのは不自然だとし、何か企んでいるのではないかと疑う。
その頃アルタグラシアは、サンドバルの元妻の車に乗り込み彼女を誘拐(゚д゚)!
実はアルタグラシア、メキシコにいた頃は、身代金目的の誘拐を得意とする一匹狼で、かなり残忍だったらしい。
一方食堂では、ファティマがスレマに「助けてほしい」と声をかけるが、移送されてきたのは私を脅すためだと言われ、失せろと冷たくあしらわれる。
そしてスレマはサライの所へ。
知っていたのはあんただけで、18歳の子が殺されたらあんたのせいだと言って罪悪感を植え付ける。
転
サンドバルの元には、アルタグラシアから元妻の写真が貼られたハゲのバービー人形が届き、元妻が誘拐されたことに気付いたサンドバルはスレマのところへ。
殺してやるから覚悟しろと吠えるが、スレマは意に介さず。
アルタグラシアのことは売らないと言い、今日電話がかかってくるはずだからまた奥さんに会いたいなら従ったほうがいいと愉快そうに話す。
一方リソスは、サライがサンドバルと取引した理由が、自分(リソス)を守る為だったことを知る。←ヤクの取引現場をサンドバルに見られていた
そしてゴヤの部屋に入っていくファティマを目撃すると、パラシオスにゴヤの部屋にヤクがあると密告し、ゴヤの毒牙からファティマを守る。
サライの元には赤ん坊の病院関係者がやってきて、サライの娘に最高の治療を施すことを条件に、匿名の寄付200万ユーロ受け取ったことを告げる。
心当たりはないかと聞かれ、封筒を見せられるとそこにはサソリの絵が!
結
ニワトリ小屋でスレマのニワトリを殺そうとしていたファティマ。
そこへスレマがやってくる。
誰も助けてはくれないから、狩る側にならないとダメだと言って、みんなが怖がっているゴヤを叩きのめせと助言。
ニワトリの骨で作った自作の武器をファティマの手に握らせ、血を分けた私の娘だから大丈夫だと励ます。
一方、サンドバルにはアルタグラシアから電話があり、イエロの運転でスレマを外へ出すようにと指示。
スレマはイエロの運転する車で刑務所の外へ。
しばらく行くと車を停止させ車外でイエロに服を脱ぐようにと命令。
思った通り腹部に傷があるといい、それが幼少期に父親から蹴られて膵臓を潰されたものであることを見抜く。
そして20分間誰も追ってこなければサンドバルの元妻は解放すると言って、一人で車に乗り込み逃走。
アルタグラシアに電話し、自由を手に入れたと思った次の瞬間、警察が道路に仕掛けたスパイクの罠にかかり包囲される。
スレマが捕まったことを知ったアルタグラシアは、取引は中止だと告げ、両手を縛った元妻をプールの飛び込み台から突き落とす。
その映像を見ていたサンドバルは発狂!
一方刑務所では、ファティマがゴヤに襲い掛かる。
しかし返り討ちにされ2階から下に突き落とされるのだった(;゚Д゚ )
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感想 ~やっぱりスレマのことは好き~
サンドバルとスレマの戦争がいよいよスタート。
サンドバルはファティマを手元におくことで、スレマの母性を刺激したかったようだけど、スレマだって負けてはいない。
いや、むしろ一歩リードしている。
早々にアルタグラシアを使って元妻を誘拐!
サンドバルも元妻のことは大事みたいやね。
そもそも何がサンドバルを今の鬼畜へと変えてしまったんだろう?
きっかけがあったなら教えて欲しい。
だって登場した時にはすでに変態だったんだもの。
今回、アルタグラシアに元妻を殺害され、どんな変化を遂げるのかも気になるところ。
一方、監獄の女王様のスレマ。
サンドバルの思惑通り、ファティマは囚人たちからは冷たい視線を浴び、ゴヤにはすでに軽くお手付きされている(;´・ω・)
ファティマの存在をバラしたサライもちょっと罰が悪そうね。
リソスの件がなければ密告することはなかっただろうけれど、過ぎたことは仕方がない。
でもね、知ってしまうんだなぁ。
娘に最高の治療を受けさせる条件で病院に200万ユーロを寄付していたことを!
サソリのマークはちょっとズルいと思うけど・・・
匿名の意味が全くなし(* ´艸`)
だけどサライに何も言わずに援助するところがスレマっぽくてなんか好き。
もし寄付があることを知っていたら、リソスは売人になることはなかったし、サライもファティマのことをサンドバルにバラしはしなかったはず。
けれどこのスレ違いがドラマを生むんだよね。
ゴヤに2階から突き落とされたファティマだけれど、こっちは助かりそうかな!?
そして地味だけれどカギを握っていそうなイエロ。
今のところはサンドバル側の人間だけど、スレマにかなり翻弄されてもいる。
彼がこの先、何を選択するかも気になります。
そしてそして、自分ファーストなスレマですが、なんだかんだで情がある。
自分の娘のことだって気にかけてるし、サライの娘の件だって気にかけてる。
矛盾しているけれどそれがスレマ。
やっぱり愛すべき存在だなぁ。