あらすじネタバレ
起
ソレの移送をきっかけに勃発した暴動は、囚人たちが制圧。
医務室に逃げ込んだサンドバルをマカレナとスレマが追い詰める。
しかし、リソスのことが気になるマカレナは、スレマに銃を渡し懲罰房へ。
一方ゴヤは、一人で別行動しサンドバルのオフィスへ。
2つあるワイングラスを見て、机の下に隠れていたオーナのクルスを見つける。
何でもあげるから危害を加えないでと懇願するクルス。
その他の囚人たちは、破壊の限りを尽くしやり放題。
懲罰房では、マカレナとリソスが再会を喜んでいた。
承
サンドバルと対峙したスレマは、サイコパスの特徴を聞き、その特徴に自分が当てはまることを認めた上で、あんたもサイコパスだと告げる。
一方、刑務所の外には介入部隊も到着。
カスティージョが俺が交渉すると申し出るが、指揮官は自分だと言って、介入部隊の隊長はそれを拒否。
刑務所内では、ソレが館内放送でみんなに呼びかけ、幸せだということ、みんなのことが大好きだということ、そして感謝の言葉を伝えていた。
懲罰房では、互いにもう吹っ切れたと思うと話すマカレナとリソス。
しかし再会すると気持ちが揺らぐ様子の2人。
マカレナは、この物語はここで終わるべきだと話し、リソスも納得する。
そこへサライが現れ、お別れの時間だからソレが呼んでいると呼びに来る。
一方サンドバルは、今の君があるのは私のおかげだと言って、スレマにある話をする。
それは100年ほど前にアメリカ人がタラの輸出を始めた話で、生きたまま水槽で運ぶだけでは味が落ちるため、水槽にナマズを入れ、常にタラに緊張を強くことによって、身が締まり美味しさをキープしていたという話。
タラの味を保つには常に恐怖に晒す必要があったと言いたかったのだ。
するとスレマは、「あんたはナマズ?」と聞き、その話を逆手に取り、この外にはタラの群れが泳いでるから、あんたの命はあいつらに預けると告げる。
その頃ゴヤはというと、クルスに囚人服を着せて遊び、なぜ黄色い服を選んだのかと質問。
いちばん安かったと答えるクルス。
それを聞いたゴヤは、傑作だと言って大笑い。
転
なかなか突入しない介入部隊に業を煮やしたカスティージョは、銃を手にすると一人で刑務所内へ。
一方、ソレはマカレナたちに囲まれてベッドに横たわっていた。
眠って何も感じなくなると言って、ソレに注射を打つテレ。
ソレはみんなに礼を言い、サライは枕を手にすると後ろ手にソレの顔に押し当てる。
耐え切れずにサライは歌い出し、みんなも歌いだす。
そしてソレが旅立ち涙にくれていると、食堂に来てと囚人が呼びに来る。
そこにはスレマに連れられたサンドバルの姿が!
まずは後ろから、次に前から次々とサンドバルを刺す囚人たち。
最後にサライが何度もサンドバルを正面から刺し、スレマに凶器を渡す。
サンドバルは刺されている最中も、お前らは底辺のクズで何の価値もないと最後まで吐き捨てていた。
そしてスレマがサンドバルを銃で一突きするとサンドバルは倒れ、スレマは雄叫びをあげる。
一方、クルスを連れまわしていたゴヤはカスティージョに見つかり、クルスは解放される。
結
運動場では、ソレがマカレナたちの手によって荼毘に付されていた。
陽は落ち、大人しく座りソレを見送る囚人たち。
その様子を見ているカスティージョ。
焚火で燃やして欲しいと言っていたソレの望み通りの最期だった。
そして静かに介入部隊に包囲される。
それから12年後、テレはピティと結婚し2人の子供にも恵まれ、ソーシャルワーカーとして刑務所に 出入りしていた。
パラシオスは所長に、ルナは客室乗務員に、ゴヤは倉庫の責任者、アントニアは料理人に。
サライも娘を取り戻し、新しいパートナーもいるみたい。
リソスだけが刑務所の常連となり、出たり入ったりを繰り返していた。
そしてマカレナはスレマと一緒に宝石強盗。
テレ曰く、ニュースでしかマカレナを見ないとのことでした。
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感想 ~テレが幸せなら私は満足です~
私はずっとサンドバルの闇の正体が見たいと思っていたんだけれど、サンドバルは単なるつまらないバカでしたね。
自分のことを賢いと過信し、全てをコントロール下に置いているつもりのバカ。
とどめは、囚人に刺され死の淵にいるというのに、囚人たちのことを底辺のクズで何の価値もないと言い残したこと。
それが本音か!と思うと、本当にガッカリしました。
そう、私はサンドバルにガッカリしたんですよ。
サンドバルの言葉に、「お前の母ちゃんデベソ」と同じ価値しか見いだせなかった。
最高にかっこ悪い最期だった。
囚人たちからのメッタ刺しは、サンドバルにとって優しい最期だったと思う。
一方、みんなに見守られ逝ってしまったソレ。
サライは約束を果たし、ソレの顔に枕を押し当てましたね。
ソレはこのドラマでいちばんズルいと思う。
優しくていい人という表の顔と、アナベルの金庫番という裏の顔も持っていた。
結局マカレナたちに守られ今回の最期に至ったわけだけど、私は素直によかったなとは思えない。
アナベルの金庫番だとわかってからはどうしてもソレのことが好きになれなかった。
そして今回楽しませてくれたのは、ゴヤ。
オーナーのクルスを人質に取ってからは笑かせてもらいました(*`艸´)ウシシシ
ゴヤのチャーミングさが炸裂。
クルスのメイク道具でゴージャス美女に変身。
アッサリとカスティージョに見つかるっていうのもゴヤっぽくていい。
ゴヤは笑い飛ばしたけれど、黄色い服を選んだ理由が安かったからだとクルスが答えたとき、私には心が痛む音が聞こえました。
なんか、ああ、っていうね。
それからいきなり12年後に時は進むわけだけれど、テレが幸せで本当に良かったε-(´∀`*)ホッ
元カレのピティと結婚して子供にも恵まれ、クスリも断てた。
まさかテレにこんな風にスポットが当たるとは思ってなかったから、その分余計にうれしかったです。
そしてゴヤたちが更生し社会生活を送っている中、マカレナがスレマとつるんでいるのにはちょっとびっくりしました。
マカレナにとってスレマは、両親が殺される原因であり、お腹の子供を殺した張本人。
なのに強盗仲間だなんて(*`艸´)ウシシシ
マカレナが普通に生きるにはいろいろとあり過ぎたってことですかね、それとも新たな扉は抗えないくらい魅力的だったのか?
さらに言うならば、2人は刑期を終えて外にいるのか、はたまた脱獄でもしたのか?
真実はどうなんでしょうねぇ(;´・ω・)
ファイナルシーズンの感想はコチラ
ロック・アップ:オアシス 第1話 別れの始まり - 夜更けに海外ドラマ
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
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