シーズン4のラストのおさらい
クエンティンが怪物姉弟を鏡の世界の継ぎ目に葬り、その時にそれを阻止しようとしたエヴェレットを道連れに命を落とす。
クエンティンを失った悲しみで魔法を取り戻したジュリア。
一方、エリオットとマーゴはフィロリーに来ていたのだが、そこはすでに300年後でフェンとジョシュは失脚。
フィロリーはダークキング(闇の王)が支配する世界になっていた。
あらすじネタバレ
ジュリアはペニーと一緒に地球の裏側へトラベルし、そこで流れ星を見ていた。
すると魔力の変動が起き流れ星は暴発。
部屋に戻ると、魔力の急騰は予測不能で、あの変動を魔法で直すべきだとジュリアは主張。
そこへ突然ヘンリー(学生部長)が現れる。
ペニーに用があると言い二人はブレイクビルズへ。
エヴェレットの死で膨大な魔力がばら撒かれたせいで、能力が出現しやすくなり、合格者が増えたというのだ。
しかも命ある粘土の盗難まで起きているという。
ペニーを呼んだのは、珍しい専門の学生が増えたので、指導を頼むためだった。
書類を渡し、法的にも魔法的にも免責されると言って、半ば無理矢理指導を引き受けさせる。
一方、300年後のフィロリーでは、コスプレした集団が自由解放祭のパーティーへ行くため、ホワイトスパイア(白塔城)へ向かっていて、エリオットとマーゴも一緒に向かうことに。
城では、300年前の出来事が上演されていた。
内容は、テイカーという怪物が現れるがジョシュとフェンは無策。
そこへダークキングが現れテイカーを退治すると王に。
その後、ジョシュとフェンが処刑されるというものだった。
しかもダークキングは不死らしく、その日が自由解放記念日となったという。
マーゴは時を正すため、フィロリーの中心にいる時計の管理者の時計ドワーフに会いに行くが、時計を逆回しにしたらフィロリーが滅亡するため、300年前に時を戻すことはできないと言われる。
時を戻すことが出来ずイラつくマーゴに対し、エリオットは酒におぼれ現実を否定していた。
呆れたマーゴは、少し一人になりたいと言ってエリオットと別れるが、そこで兵に殴られ牢に閉じ込められる。
アリスはママの家で無気力な生活を送っていた。←図書館からの度重なる誘いも無視!
そこへジュリアが訪ねてくる。
クエンティンの降霊術をしようと言いに来たのだ。
しかし危険過ぎると言うアリス。
すっかり参ってしまっているアリスに、ジュリアはクエンティンの遺品である「壁の中の世界」という本を渡す。
一方、ペニーは初授業を開始するが、命を落とす可能性もある瞬間移動に対する生徒たちの危機感のなさに嫌気がさし、教室を後にする。
そしてヘッジは、リードの印が消せなくて困っていた。
魔力はあるんだから印の除去方法を探そうとピートに提案するケイディ。
そこで、忠誠心のない図書館員から「ナイザーランド図書館医療便覧」に載っているという情報を仕入れる。
アリスは、ジュリアから譲ってもらったクエンティンの本を読み、図書館へ。
分館はほぼ閉館で、冥界には連絡もつかないという図書館員。
そこにはゼルダの姿もなかった。
アリスの仕事は、分館の目録を白紙に変えたリン光術師が死んだため、それを解除すること。←解除しないと目録は白紙のままだから
アリスは女性がトイレに行った隙に、本を1冊盗み図書館を後にする。
一方、ヘンリーはペニーを訪ね、サインさせた書類は辞職を禁ずる雇用契約書だったと言い、裁判で戦ったとしても君に勝ち目はないと言い渡す。
ジュリアが部屋に戻るとブタの男がいた。
男はエフィンガム卿だと名乗り、地球とフィロリーの運命がかかっているため、クエンティンを探して欲しいという。
クエンティンは死んだと答えるジュリア。
取り乱すエフィンガム卿に、私が世界を救うというが、冒険にふさわしい英雄は男でないといけないと言うと帰って行く。
ケイディとピートはある場所に来ていたが、そこにはあるはずだったビルがない。
ケイディが確かめるとバリアの残像があり、誰かがビルを盗んだという。
どうやら相当の魔術を使う競争相手がいるらしい。
一方ジュリアは、世界の終りの原因を調べ食い止めるとペニーに話していた。
ペニーもブレイクビルズに戻り、生徒たちを連れてトラベルする。
そこは地図にも載っていない場所で、力を制御できればどんな世界にも行ける、学ぶかどうかはよく考えろと生徒たちに委ねる。
そこで女生徒のメリットから、信号音のようなものが聞こえると言われ、ペニーもそれを聞いてみることに。
しかしそれは強烈でペニーにも制御することができなかった。
牢で目覚めたマーゴは、そこでジョシュの幽霊を見る。
それは300年前、処刑寸前の不安を口にするジョシュの姿だった。
そしてアリスも家に戻っていた。
図書館から盗んだのはクエンティンの物語の本。
等身大の粘土の人形を前にし、魔術を使おうとしているのだった。
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感想 ~魔力はあればあるほどいいってもんじゃないんやね~
エヴェレットがため込んでいた魔力はばら撒かれ、魔力の変動という悪さを起こしてたんやね。
これで一つ、前シーズンでの謎が解けた。
ヘンリーはだまし討ちのような形でペニーをブレイクビルズの教授にしちゃうし、やっぱりちょっと悪い人よね。
そしてペニーはというと、女生徒に聞こえると言う信号音を制御することができなかった。
これは何やら事件の予感。
その一方で、まだまだクエンティンを失った悲しみが癒えないアリス、ジュリア、エリオット。
特にアリスは重症っぽいなぁ。
ブレイクビルズで盗まれたと言ってた命ある粘土、っていうのは、アリスの目の前で人形の形してたやつのことよね?
魔術を使ってゴーレムの進化系みたいなものを作るつもりなのか、それとも本人を作る気なのか?
だって命ある粘土なんだものね。
そして一気に300年という時を進めたフィロリーでは、フェンとジョシュの処刑の演劇が結構衝撃的だった!
エリオットはまだちょっと使い物にならないし、マーゴが頑張るしかないんだけれど、いかんせん牢の中。
本当にもうジョシュとフェンを取り戻すことができないのかどうかが気になるところ。
一方、ヘッジもリードの印の件を解決すべく始動。
でもビルごと盗める魔術師がライバルだなんて、せめて敵ではないことを祈るばかり。
それにしてもケイディはいつ見ても献身的だなぁ。