夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

マジシャンズ シーズン5 第10話 テイカーの森

あらすじネタバレ 

暗い森の中で闇の王に捕らえられたジョシュは、首からメダルをかけられる。

そして闇の王が呪文を唱えると、地中からテイカーが現れジョシュは地中に引きずり込まれてしまう。


一方、信号音の部屋にいたペニーとプラムの前には男が現れる。

男はタイムトラベラーだと言い、プラムに対し、君が危険にさらしている時空を守っていると話す。

もう過去は変えないから解放してと頼むプラム。

すると男はある装置を見せ、プラムの能力を無効化することを提案。

タイムトラベルの能力は失われるがその後も瞬間移動は可能とのこと。

なんでも、プラムとその男は突然変異らしく、特別な血漿因子を持っていると言うのだ。

しかも能力は有限で、時間移動すると減っていくらしい。

ただ、その装置を使うかどうかは強要することができず、プラムが同意しないと魔術は効かないという。

即答で断るプラムに、気が変わったら装置に腕を入れてくれと言い、男はエリファスだと名乗ると消える。


そしてアパートではアリスとケイディがカップルへの復讐を誓っていた。

アリスの指はくっつけてもらったようだが、魔術を使うのは無理な状態。

ジョシュと妖精の目玉

ジョシュが引きずり込まれた場所はテイカーの森だった。

そこでテイカーに襲われるが、闇の王が首にかけたメダルを触れるとなぜか死んでしまうテイカー。

そしてジョシュはマーゴに助けを求めるべく、妖精の目玉であたりを見回す。

するとアパートにいたマーゴはその映像を見て鼻血を出してフラフラに。

このままでは危険だが、月が怒っているため魔術で助けるのも危険。

するとアイデアがあるというアリス。

フィロリーの地下牢

地下牢に囚われていたジュリアとエリオットだが、ジュリアのお腹はかなり大きくなっていて動揺が激しく、エリオットが宥めようとしても効果なし。

するとジュリアにもチャールトンの声が聞こえるようになり、エリオットは彼が頭の中にいると説明。

しかしその声はすぐに聞こえなくなってしまう。 

チャールトンの声が聞こえたのは心霊的な発作で、赤ん坊の父親によるものだと推測。

赤ん坊もトラベラーの能力を持っている可能性があるため、どういう状況になればその能力が発揮できるかを調べるため、チャールトンはエリオットが授業を受けていた時の思い出を確認しに行く。

戻ってきたチャールトンが言うには、母親の不安を感じ反応するらしいので、トラベルするには母親の不安を煽ればいいとのこと。

ジョシュと少女

テイカーの森を彷徨っていたジョシュは、一人の少女と出会う。

友達と一緒に来たけど友達は銀色の洞穴に入れられたという少女。

少女の説明を聞いたジョシュはそれがエレベーターだと言うことに気付き、案内を頼むが大人は嫌いだと言って逃げ出す少女。←少女は怪物だと思ってた

しかしテイカーに襲われる、

ジョシュはメダルを投げてテイカーの気を引き少女を救出。

そしてエレベーターに乗り込む2人。

行き先ボタンには冥界と書かれていた。


冥界でペニー(ケイディの)と再会するジョシュ。

僕らは死んでないと言って、助けを求めるジョシュだったが、ボスのハデスが姿を消したため力にはなれないと言うペニー。

しかし地図師のことを思い出し彼のところへ。

彼もハデスの行方は知らなかったが、地図に描くのを禁じられた場所にいるかもと推測。


そしてペニーとジョシュは聖堂へと行くが、そこにハデスの姿はなく、ジョシュはあるメモを見つけマーゴに見せることに。


その頃アリスたちは、環境の管理が可能な実験室へ移動を済ませ、マーゴの妖精の目玉に映るものを投影させようと準備していた。

作戦はうまくいきスクリーンにはジョシュが映し出される。

ペニーの姿も映しだされそこが冥界だと気付くアリスたち。

ジョシュはハデスを捜せとメッセージを送り「ガーデン通り335番」と書かれたメモを見せる。

ペニーとプラム

信号音の部屋にいるプラムとペニーはもう既に1か月もこの部屋に足止め。

そこでプラムは、チャットウィンの呪いからも解放されると言って、装置に手を入れることを決断する。

天命を台無しにするなと言って止めるペニーだったが、プラムの決意は固く装置に腕を入れる。

フィロリーの地下牢では、エリオットが魔術を使ってうまくジュリアを動揺させ、檻の外へのトラベルに成功。


一方、アリスとケイディがジョシュの見せたメモの番地を訪ねると、そこにはハデスがいた。

冥界にいる友達を助けて欲しいと頼むが無理だと断るハデス。

散らかった部屋の中を見渡したアリスはあることに気付く。

それはクエンティン死後の自分の姿。

ハデスもまた、妻である冥界の女神ペルセポネを怪物姉に殺され傷付いていたのだ。

ジョシュは死んだわけではなく、テイカーの森にいるというアリスに、あそこは地上とは繋がっていないはずだというハデス。

あの森は地上と冥界の間の防壁で、テイカーには生き返ろうとする魂を戻す役割があったのだ。

非情にマズい状態だと判断したハデスは、友達を救ってやるがこの状況を何とかしろと命じる。

もしその者がテイカーをかわせば、地上と死者の間には扉一枚となり、扉が破られたら大量の死者がなだれ込み全ての終わりだと話す。


そしてジョシュは少女と一緒にエレベーターに乗ってフィロリーに戻っていた。

しかし目の前にはたくさんのテイカーの死体が!


一方、信号音の部屋では、プラムが腕にはめたあの装置が、血漿因子を抽出していることに気付くペニー。

プラムの手は震え出し慌てて装置を外す。

そこへエリファスが戻ってくる。

彼の目的は呪いを解くのではなく能力を奪うことだった!

血漿因子が欲しくてプラムを呼び出したのだ。 

時空を守る信念は本当だというエリファス。

プラムがもう帰ると言うと、抽出がまだだと言って引き止める。

しかしペニーが抽出済の血漿因子と引き換えに彼女を連れて帰ると取引をする。

するとエリファスは、タイムトラベルはしないことだと言い、過去をほんの少しでもいじったら私が現れ、それが君たちの最後だと言って、ペニーたちを現在に戻す。


2人が戻された場所はアパートで、お腹の大きなジュリアを見たペニーは驚くのだった(゚д゚)!

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感想 ~テイカーの森が存在する理由がすごく真っ当だった~

ジョシュはテイカーの森に引きずり込まれ、冥界で死んだペニーと再会。そのジョシュを助けるためにアリスとケイディはハデスの元へ。信号音の部屋では、時空を守っていると言う男・エリファスがプラムとペニーの前に姿を見せた今回。


いくつかのことが明らかになりました。

信号音の部屋と言うのは、タイムトラベラーホイホイのようなものだったんですね。

しかも狙いはただ一人、時間移動ができるプラムのみ。

その狙いも有限である血漿因子を奪うため!

チャットウィンの呪いを解くだなんて、完全にだまし討ち。

結局は、エリファス自身の血漿因子が少なくなってきたから補充するためだったんだもの。

酷い話ですよね。

いくら時空を守っていると言われても、それじゃあ仕方ないわね、ってなるかい!

このドラマあるあるのエゴがでちゃう人、新たに登場ってやつね。


一方、テイカーの森の存在理由も明らかになりました。

地上と冥界との間の防壁だなんて、めちゃくちゃ重要ですやん。

そして死者が生き返るのを防ぐためにテイカーが番犬として存在するだなんて、どこにも破綻がなくてすごく納得!

でもそれを破ろうとしてるのが、私情にかられた闇の王ってわけね。

愛情ってつくづく厄介。

別れを受け入れられず、執念深く恋人を求め続けた結果が今の状況を生み出してるから、やっぱり闇の王は悪い王ってことになっちゃうわよね。


そして、無事にフィロリーへと戻れたジョシュ。

ジョシュってば、ジョシュが思ってるよりもマーゴに愛されちゃってる。

それわかってるのかなぁ?

でもわかってるのかわかってないのかわからないのがジョシュの魅力でもある。


一方、荒んだ生活をしているハデスを見て、神でありながらなんて人間臭いんだと思いました。

それだけ妻であるペルセポネを愛していたってことなんでしょうけど、神が死んだらどうなるのか?は、私も気になります。

ただ、この謎は謎のまま終わってしまいそうな予感もしますけどね。


そしてそして、ようやく現在に戻れたペニーとプラム。

ペニーはジュリアの大きなお腹を見て衝撃を受けていたようだったけど、あのお腹の大きさじゃ、いつ出産してもおかしくないくらい。


わけのわからないことの多いドラマでしたが、ここへ来ていろんな出来事が収束の気配を見せ、いよいよ終わりが近いんだなぁとちょっと実感しています。

残すところあと3話。

でも3話もあれば、まだまだとんでもないことを起こすには十分な気もしますね。


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