あらすじネタバレ
前回、カップルに種とページと環境パネルを手に入れられたアリスたちは・・・
起
アパートで、マリナからネーブホテルでの強盗劇の一部始終を聞くアリスたち。
カップルがこのホテルに住む理由は2つあり、その一つが「魔法界一安全な場所」だから。
そしてホテルを運営しているボーイはゴーレムで、魔術でエンパス(←共感能力が高い)になっているとのこと。
もし悪事を行う意図を察知されてしまったらとんでもないことになるらしい。
2つ目の理由は、破るのが困難な地下金庫。
収束の間はもろくなるはずだったが、収束はアリスたちが阻止したため起きず。
収束なしで金庫を破ったものの、そこに世界の種はなく、一人は死亡、ギャヴィンは病院送りに。
ちなみにマリナは遠隔操作で指示を送っていたため無傷!
フィロリー語が読めるフェンは、ページを見て、情報不足だったと言い、世界の種が生きられるのは、「気温が37度、湿度99%」だと言う。
寒い金庫にあるはずがない。
一方、ジュリアはペニーの母親に会いに行こうと計画するが、ペニーは反対する。
新たな強盗計画
強盗ブック「幸せがいっぱい」を開くと、それは飛び出す絵本が進化したみたいに立体的に展開(゚д゚)!
そして室温が高い部屋を見つけ、世界の種がある部屋に当たりを付ける。
しかし持ち出すとなると温度が変わり種は枯れてしまうため、まずはカップルが不在の時に種を保温する特製バッグを盗むことに。
そして空調を切り、焦った護衛が外へ出た隙に種を奪いバッグで外に持ち出そうと計画。
みんなへの連絡は、ゼルダの提案で指揮者の魔術を使うことに。←指揮者の声だけが皆に届く
アパートから指揮をとるのは、ホテルのことに詳しいマリナに決定。
するとアパートの外からブタの男(エフィンガム卿)の声が!
魔術の圏内にいたため彼にも魔術がかかってしまったのだ。
ブタの男がアパートにやってきたのは、ジュリアを殺してもらうために英雄に銃を渡すため。
しかし、女性陣からは非難轟々(# ゚Д゚)
突然歌って踊りだすブタの男!←Cruel to Be Kind ♪
それに続きみんなも歌って踊り出す!
そしてダンスを終えると、ブタの男はジョシュに銃を託して帰って行く。
ゼルダによると、突然ミュージカルが始まったのは、高まった感情で魔術に不具合が出たからで、歌ったのは指揮者の魔術だかららしい。
これではボーイに盗みを察知されてしまうため、「感情のビン詰め」を使うことに。
計画の行方
ピートにも協力してもらい、ピートの持ち込んだトランクからホテルに侵入するエリオットたち。
マーゴ、ジョシュ、フェンの3人はバッグを手に入れるためカップルの部屋へ。
しかしヘンリー17が現れ閉じ込められてしまう。
マリナから指示を受けたエリオット、アリス、ケイディが助けに向かうが、ボーイに足止めを食らい、アリスは誤って感情のビン詰めを飲み干す。
感情があふれ出し歌いだすアリス。
するとエンパスが過負荷を起こし気を失う。
混乱するアリスに寄り添うため、エリオットも一口だけ感情のビン詰めを飲み、アリスの本音を聞く。
カップルに指を切られたとき何もできなかったと話すアリス。
そして歌い出す2人。
一方、カップルとその彼女が部屋に戻ってくると、フェンはページの翻訳が間違っていることを指摘。
仲間を解放してくれるなら手伝ってもいいと取引を持ち掛ける。
2人と移動しながら新しい世界を創りたい理由を聞くフェン。
なぜなら種に説明しないと育たないから。
ウソをつくのもダメらしい。
すると、地球では強力な者たちを敵に回したせいで呪いをかけられ、子供を持てないため新しい世界で家族を持つと言うカップル。
そしてケイディはジョシュとマーゴが捕まってる部屋へ行くと、わざとヘンリー17に捕まり、ヘンリー17がスキットルに入っているウィスキーを飲むように仕向ける。
中には「アーチー」が入っていたためヘンリーはエーテル界送りに(* ´艸`)
一方で別の問題が勃発。
ピートがホテルから追い出されたため、アリスたちは脱出経路(トランク)を失ったのだ。
すると、考えがあると言って紙飛行機を飛ばすアリス。
ペニーの母
精神科病院に、ペニーの母親に会いに行ったジュリア。
しかし、ペニーの母は入院患者ではなく看護師だった。
おかしなところはなく普通。
そのことをペニーに話し、ペニーも母と再会。
自分も父親になるため、母の身に起きていた症状を詳しく聞く。
するとあなたと離れている間に幻聴は消えたという母親。
しかし話しているうちに、母親に再び幻聴が始まり、ジュリアはペニーと母親が光の糸で繋がってるのを見つける。
そのことをペニーの母に伝え、自分たちは魔術師だと明かすジュリア。
私に解決させて欲しいとお願いするが、つらすぎて無理だと断られてしまう。
結
アパートには強盗ブックを保管していたアナがやってきて、マリナが強盗に関わっていることに激怒。
マリナが手にしていた指揮棒を折ってしまい、みんなとの通信が一時的に途絶えてしまう。
一方、ジュリアはこれを預かってきたと言って、ペニーに子供の頃の写真を渡し、あとは光の糸を解決すればいいだけだと話す。
そしてアリスとエリオットは計画通り室温を下げるため地下へ。
するとそこへボーイが現れたため、感情のビン詰めを飲み干すエリオット。
その頃、保温バッグを持っている、ケイディとマーゴ、ジョシュの前にもボーイが!
3人とも感情のビン詰めを飲み干しボーイは気絶。
種のある部屋では、カップルと彼女が見守る中、フェンはページの翻訳をしていた。
すると部屋の室温が下がり始め、ケイディはカップルの彼女を捕まえナイフを突きつけ部屋の中へ。
カップルもフェンを人質に。
種をバッグに入れようとするマーゴだったが、バッグにも不具合が発生(-公-;)
マーゴが、誰も死ぬことなく種も枯らさずに行きましょうと言うと、互いにナイフを捨てるカップルとケイディ。
するとマーゴがカップルに発砲!
種はどこかに転がり、感情のビン詰めを飲み干したフェンは、種は持ったと叫ぶ!
そしてエリオットたちと合流。
種はどこ?と聞くマーゴに、温かくて湿ってる所だというフェンΣ(゚Д゚)
アリスが用意した逃げ道は屋上だった。
紙飛行機は北極のサンタクロースへのメッセージで、頭上には鈴の音と共にソリが現れるのだった。
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感想 ~歌って踊って、とうとう見納めなんですね~
忘れた頃にやってきたミュージカル!
しかも今回は真っ当な理由がある。
高ぶった感情で魔術に不具合が起きたから。
しかも指揮者の魔術だから歌うという、もう歌うしかない状況。
いきなりだけど歌う理由はしっかりと積まれている!
そして肝心の話の筋はと言うと、とうとう世界の種を盗みましたね。
しかも大胆に!
いや、大胆だったのはフェンか!
まさか女性の一番大事なところに入れてしまうとは(;´・ω・)
高ぶる感情で迷いなしだったのかな。
一方、カップルが世界の種を使い新しい世界でしたかったことが家族を作ることだったなんて、かなり意外。
血塗られた手で家族を作ると言われてもねぇ、アカンやろ!
地球で誰に何をしたか知らんけど、あんたが悪いんちゃいますのん。
人の指を斬り落とすような人が親になりたいだなんて、絶対にアウトです。
そういえばマーゴに発砲されて手の平に穴を開けてたね、いい気味(*`艸´)ウシシシ
そして世界の種を中心に物語が進む中、ペニーと母親に繋がれた光の糸も気になっちゃう。
光の糸で繋がれてるなんてすごい絆を感じるけれど、違うんだよね。
この光の糸は親子の人生を狂わせ2人を遠ざけるだけだった。
母親が抱える罪悪感も、子供が抱えていた寂しさも消えることはないと思う。
つらすぎて協力しなかった母親の気持ち、私には推し量ることはできないけれど、もし私だったら、うまくいかなかったときが怖いと感じてしまうかもしれない。
また傷つけてしまうことを恐れてしまうかもしれない。
でも結局は自分を守るってことになっちゃうのかな。
そして次回はいよいよ最終回。
世界の種も、ペニーの問題も、ジュリアの出産も、ダークキングも、ブタの男も、図書館も、全てはどこに向かうのか?
フィロリーの運命は???
民を箱舟に乗せ、破壊することが救いだなんてちょっとモヤッとしちゃうけど、別の道を期待してはダメかしら?
あと1話で足りないのなら、もっと続けてくれてもいいんだけどなぁ。