あらすじネタバレ
起
トッドから、フィロリーに危機が迫っていて、全員に死が訪れるとブタ男が言っていたと聞いたジュリアは、この件をトッドから丸ごと引き継ぐことに。
フィロリーの危機なら闇の王の仕業だというマーゴ。
しかし闇の王に気があるエリオットは懐疑的。
2人は先にフィロリーに戻ることに。
そしてブレイクビルズでも問題が!
学生部長代理のリプソンがバリアを調整したのだが、月の移動の影響で環境変化が起きていた為、警備システムに攻撃され昏睡状態に陥ったのだ。
月の影響で魔法は使えないのに、学内は爆発が起きたりと予測不能で危険な状態。
一刻も早くシステムを切る必要があるのだが、その方法を知るのは学生部長のヘンリーのみ。
教授たちが集まる会議に遅れたペニーは、学生部長代理に任命され(←押し付けられた)ヘンリーが操作するときに使っていた鍵を託される。
一方、フィロリーに戻ったマーゴとエリオットは別行動。
マーゴは風上の森へ行ったフェンを捜しに行く。
ブレイクビルズでは、部長代理であるペニーの元に続々と学生たちが相談に現れペニーはウンザリ。
そこへアリスがやってくる。
環境変化には順応するしかないと言い、魔術に修正を加えると言うアリス。
まだまだ魔力が多く、急騰が起きたら大変なことになるという。
ヘンリーの机の引き出しからは、小さな箱に入った赤い非常ボタンが見つかり、ジュリアがそのボタンをアッサリと押す。
フィロリーでは
エリオットは意識下に置かれたチャールトンと一緒に行動。
城では金塊が盗まれており、国王の首席補佐官のビックは、妖精の仕業だからセンチュリオンと共に行き、妖精が盗んだ金塊を捜すと言う。
しかしエリオットは反対し、外交的に解決できると王に進言。
ビックに同行し、交渉する時間を1時間もらう。
一方、マーゴは森でフェンと会うことができたが妖精からは恨まれていた。
かつて和平を結んだ女王だったとマーゴは言うが、歴史は歪められていた為、妖精の国を壊し妖精狩りを許した人物だと誤解されていたのだ。
そこへ伝言ウサギが現れ「ビックが来る、急いで隠れろ」というメッセージが。
その直後、センチュリオンを連れたビックとエリオットがやってくる。
隠れて様子を見守る妖精たちとマーゴ。
マーゴは妖精たちを逃がし、何食わぬ顔でセンチュリオンに合流。
ビックはテントから金塊を見つけ撤収する。
ブレイクビルズ
ブレイクビルズでは、呼び出しに応じたと言ってエーテル界からヘンリーが戻ってくるが、なぜか手にはやけどの跡が。
ヘンリーは私ならシステムを切れると言うと、鍵をもらい部屋を出て行く。
一方、図書室で魔術の計算をしていたアリスに計算が間違っていると声をかける男。
男は植物学の教授職に応募したヘイミッシュ・バックス。
そしてバックスの言う通り計算は間違っていた。
また環境が変わっていたのだ。
その頃、フィロリーを救うためジュリアは迷わずフィロリーに行くと言い、そのことでペニーとケンカになる。
ペニーの望みはジュリアとの人生。
しかしジュリアはフィロリーを選びペニーに別れを告げる。
しかし次の瞬間、警報装置が鳴り響きブレイクビルズは閉鎖され、安全のため部屋にとどまるようにとアナウンスが流れる。
ヘンリーは、ジュリアとペニーには動くなと言い、トッドに手伝いをさせるが、トッドの様子がいつもと違うことに不審を抱くジュリア。
学生部長にも疑いの目を向けペニーと共に調べることに。
図書室では、アリスが正しい修正方法をヘンリーに知らせようとするが、環境が変わり続けているため魔法も使えない。
そこでバックスはバリアを解き外にでるが、システムに攻撃されケガをしてしまう。
医務室が遠いため、温室に行きクスリになる植物を探すことに。
温室には、別の世界の花が咲いていて、環境を整える装置があった。
その装置を使い魔法が使える環境にするというアリス。
そしてそれは成功し、ヘンリーに紙飛行機を飛ばす。
一方、部屋を出たペニーとジュリアはトッドと遭遇。
トッドがシナバー(辰砂)を手にしているのを見て怪しむペニー。
慌てて去ろうとしたトッドは地雷を踏み爆発。
そこへもう一人トッドが現れる。
本物のトッドが言うには、別のトッドに縛られて閉じ込められていたらしい。
すると、死んだのは別の時間軸のトッドだというペニー。
なぜなら辰砂は時間の魔法で使うから。
だとしたらヘンリーも別人の可能性が。
手にヤケド跡があるのはサイコだと言うトッド。←自伝の手伝いをしたからすべての時間軸のヘンリーを知っている
時間軸17では大学が爆破されほぼ全員が死亡したと言う。
ヤケド跡は学生部長が犯人という証拠らしい。
結
フィロリーでは、闇の王に金塊があったと報告するビック。
しかしビックには秘密があった。
何百年も前に絶滅したと言われていた黄金のクソをする甲虫を飼っていたのだ。
ビックは絶滅危惧種の保護者だった。
エリオットは闇の王にそのことを報告し、衛兵に連行されるビック。
その後エリオットは、チャールトンと共に暗くなった森を歩いていた。
セブ自身が闇だと忠告するチャールトンに、闇を抱えていても彼が好きだと話すエリオット。
俺と同じだから俺にふさわしいと言う。
一方、ブレイクビルズでは、ヘンリーが温室に現れる。
パネルで温室内の環境を調整すれば魔法を使えると言うアリス。
そこへ辰砂を手にしたペニーとジュリアがやってくる。
彼の正体は時間軸17の学生部長だというジュリア。
正体を暴かれたヘンリーは、ブレイクビルズを時間軸17へ移す計画を明かす。
大学を爆破したのはビーストによる被害を食い止めるためだったと言い、ブレイクビルズを移すのは、娘がいると分かったからだと話す。
地獄と化した時間軸17の事態を収拾し、最高の父親になりたいらしい。
そしてペニーから辰砂を奪い、時間軸を移る装置に投入。
しかし何も起きなかった。
ペニーが手にしていたのはシナモンだったのだ。
魔術は失敗、
封鎖を解いてもらおうというペニー。
その後、ヘンリーは防魔法のクリーンルームで拘束。
アリスの話によると、今のところ魔術の不具合は治せないとのこと。
月の動きが乱れていて、ルナティック流に言うと月を怒らせてしまったらしい。
そしてアリスが部屋を後にすると、ジュリアもフィロリーへと発つ。
フィロリーでは、助けてもらったお礼に真実を教えるという妖精。
マーゴたちが隠れて見ていると、闇の王が現れ金塊を投げ入れる。
そして「死者の世界の扉を開け」と呪文を唱えると、金塊は溶けその下からは何体ものテイカーたちが姿を現すのだった(゚д゚)!
スポンサーリンク
感想 ~悪い奴は後を絶ちませんね~
月の移動による影響は深刻で、ペニーは学生部長代理を押し付けられ、別の時間軸から来たヘンリーはブレイクブルズを移動させようと画策。
フィロリーでも、ビックが妖精を金塊を盗んだ泥棒だとして討伐しようとしていたが、エリオットがそれを阻止。
ビックの悪事は暴かれたものの、金塊を盗んでいたのは闇の王だということが最後に発覚!
しかもテイカーまで生み出しているではないか!
それがフィロリーの危機の正体なのかしら?
それに闇の王が呼び出したいのは本当にテイカーなのか?
「死者の世界の扉を開け」という呪文が気になる。
呼び出したいのは、若くして亡くなったと話していた最愛の彼ではないのかなぁ、とも思うんだよね。
闇の王を単なる悪人だとするのはまだちょっと早い気がする。
エリオットが好きな相手だしね、エリオットのことをあんまりガッカリさせたくはない。
そして、エリオットの意識化にあるチャールトンはどうやら続投みたい。
エリオットにだけ見える友達ってとこね。
このチャールトンがなかなかのキラキラボーイなのよ。
エリオットが闇堕ちしないように支えてくれる存在になればいいのだけれど。
一方、ブレイクビルズも大変だった。
月の移動による環境変化のせいで、一時、学内は危険極まりない無法地帯に陥った。
アリスが魔術の修正をするけれど、絶えず起こる環境変化のせいで今のところ解決策はなし。
ルナティック流に言うと、月は怒っているらしいが、お願いされたから自分の意志で移動したんじゃないんかい!
移動したものの後で沸々と怒りが湧いてきた?
そして湧いてきたと言えば、時間軸17からやってきたヘンリー。
最高のパパになるためにブレイクビルズをマルッと盗もうとするだなんて、めちゃめちゃ個人的理由ですやん。
娘がいるって知らなかったらこんな行動には出なかったってことでしょ?
結局、計画は失敗し拘束されちゃったけどね。
部長代理を押し付けられたペニーは、何かわからないことがあればこのヘンリーに聞けばいいと思ってるようだけど、果たしてヘンリーは誠実かしら?
解決しても解決しても次の問題が出てくるこのドラマ。
ちなみにバックスは採用されたようなのでこの先も出番はありそうです。