夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

【アマゾンプライム】2021年5月 視聴済映画のご紹介(ネタバレなし)

ご紹介するのは、2021年5月現在アマゾンプライムで配信されている視聴済みの映画3作品。

ネタバレなしでご紹介します。

魔界探偵ゴーゴリ

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出典元::https://www.amazon.co.jp/

コチラはロシア国内興収No.1のダークファンタジー3部作

  • 1作目が「暗黒の騎士と生贄の美女たち」(1時間45分)
  • 2作目が「魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚」(1時間38分)
  • 3作目が「蘇りし者たちと最後の戦い」(1時間46分)

舞台となるのは、1929年のウクライナの小さな村、ディカーニカ。

この村では、若い女性ばかりが殺害されるという猟奇殺人事件が起きていた。

犯人は背中から角の生えた黒い騎士(゚д゚)!

その捜査に乗り出したのが、やり手の捜査官グロー。

彼はこの村に来る前に、サンクトペテルブルクでの殺人事件を担当し、そこで捜査の書記官をしていたゴーゴリと出会う。

駆け出しの作家でもあるゴーゴリは、事件現場でたびたび失神し、意味のわからない何かを書き留めていた。

しかしそれには理由があり、彼自身もまだ理解してはいなかったけれど、闇の世界と繋がる力を持っていたのだ。

グローの次の事件現場がディカーニカだと知り、ついて行くと志願するゴーゴリ。

グローもゴーゴリの不思議な力を見抜き彼を同行させるのだったが・・・


田舎の小さな村で起こる事件だけあって、村は保守的で雰囲気はとっても暗い。

でもこの暗い雰囲気がこの映画のいいところ。

最終的に、黒い騎士の正体を暴くという結末へ向けて物語は進んでいくんだけれど、もちろんそれだけじゃ3部作も持たない。

引き続き女性たちは殺害され、ロマンスや不信感、ミスリードもあり、そして悲劇もある。

もちろん、ゴーゴリが闇の世界と繋がる理由も明かされる。

しかし、私がいちばん気に入ったのは、最後のシーン。

ありがちかもしれないけれど、なかなか洒落ていて、全てはここへ結びつける前振りにさえ思えてしまいました。

ゴーゴリにとっても嬉しいサプライズだったのでは!?

どんなラストシーンだったか気になる方は、ぜひご覧ください(*^^*)

運び屋

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出典元:https://www.amazon.co.jp/

上映時間:1時間56分

コチラは実話を元に製作された、クリント・イーストウッドが監督・主演を務める作品。


家族を顧みることなく仕事に打ち込む人生を送っていた、80代のアール・ストーン(クリント・イーストウッド)。

家族とは険悪で疎遠な状態。

その上、事業は立ち行かなくなり家は差し押さえられてしまう。

しかし、アールがこれまでに一度も車で違反切符を切られたことがないと聞いた男が、車で物を運ぶだけの高額な仕事を紹介。

やがて運ばされている物がメキシコのカルテルのコカインだと気付くが、アールは運び屋をやめない。

なぜなら家族との関係を修復するためにもお金が必要だったから。

そうこうするうちに捜査の手も迫ってくるのだったが・・・


人生の晩年を迎え、家族との関係を修復しようとするアールのことを身勝手だと思う反面、それを行動に移せるアールのことがうらやましくもあるちょっと複雑な心境。

一方で、運び屋としてのアールの印象はとっても普通でリラックスしている。

ドライブをして、駐車場に車を停めてその場を離れ、戻ってきたら車内のコンソールボックスには大金が入っている。

いけないことだとはわかっていても、それに手を染めるのがいかに簡単なのかってことを強く感じるし、終わりもないんだということも強く感じる。

恐ろしいのはそれが日常だってこと。

私としてはドキドキハラハラって気持ちはなかったんだけれど、強いて言うならば最後まで見せられた、これがしっくりくるかな。

気付いたら映画が終わってました。

それは主演がクリント・イーストウッドだったからかもしれませんが・・・

ちなみに、アールを拒絶する娘役を演じているのは、クリント・イーストウッドの実の娘さんだそうです。

スノーホワイト/氷の王国

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出典元:https://www.amazon.co.jp/

上映時間:1時間53分

コチラは「スノーホワイト」の続編なんだけれど、白雪姫は出てきません。


描かれるのは邪悪な女王ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)の過去。

彼女にはフレイヤ(エミリー・ブラント)という妹がいたんだけれど、フレイヤは既婚男性と恋に落ち妊娠。

しかしその男が生まれた娘を殺してしまう。

すべてはラヴェンナの策略なんだけどね。

深く傷付いたフレイヤは、強力な魔法の力を得ると、氷の王国をつくり子供たちを攫って最強の軍隊を作るように。

やがて子供たちは成長し、愛し合うようになったエリック(クリス・ヘムズワース)とサラ(ジェシカ・チャステイン)は2人で王国から逃げようとするのだが・・・


最初に書いた通り、白雪姫は出てきません。

見どころはと聞かれたら、シャーリーズ・セロンの美しさと、エミリー・ブラントの儚さ。

それ以外は、王道の「白雪姫」に完敗。

女性にとって美しさは、個人差はあれど気にかかるもの。

でもラヴェンナは世界で一番美しい存在でないと意味がないんですよね。

そして世界でいちばん美しいと言われても、異議なしと言いたくなるだけの美しさを放っていました。

本当にめちゃくちゃキレイ(≧▽≦)

日頃よく耳にする「●●過ぎる××」っていうのにハズレが多すぎることに腹が立つくらいにキレイ。

全然「白雪姫」なストーリーではなかったけれど、2人の美しさは見る価値あり。

私は2人の美しさにため息がもれちゃいましたよ。


以上、3本の映画をご紹介しました。

2021年6月現在、アマゾンプライムで配信中です。

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