ご紹介するのは、韓国映画「シークレット・ジョブ」
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製作年:2020年
監 督:ソン・ジェゴン
時 間:117分
舞台となるのは「ドンサンパーク動物園」
見習い弁護士、カン・テス(アン・ジェホン)に託されたのは、廃業寸前の動物園を立て直すこと。
そこで実行されたのが・・・
職員が動物の着ぐるみを着て動物になりきり客を欺くという奇策(゚д゚)!
その結末はいかに⁉
それでは、簡単なあらすじと感想です。
あらすじ
大手弁護士事務所で修習生として働いていた弁護士のテス。
しかし実際はパシリのような扱いで、同期に対しても引け目を感じて避ける日々。
しかしある日、転機が訪れる。
事務所前で行われていた抗議から代表を守ったことがきっかけでチャンスが!
ガブリエルというプライベートファンドが買収した「ドンサンパーク動物園」の立て直しを命じられたのだ。
期限は3か月。
3か月後には、テスの希望するM&A部門に籍を用意してくれるという。
もちろん喜んで引き受けるテス。
しかしいざ、動物園に行ってみると、集客できそうな人気動物の姿はなく、残った職員も4人だけ。
そこでテスは、動物園には動物がいるのが当たり前だという心理を逆手にとって、着ぐるみを着て本物の動物のフリをし、集客をしようと提案。
呆れる職員たちだったが、元園長がやると言ったためその案は実行に移される。
元園長はホッキョクグマ、獣医のソウォンはトラ、飼育員のゴヌクはゴリラ、ヘギョンはナマケモノを担当することに。
テスが指揮をとる中、動物園は開園するのですが・・・
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感想
アルマゲドン風のポスターからしてかなりふざけた作品かと思いきや、意外とそうでもない。
着ぐるみを着て本物の動物のフリをするという最高のおふざけ以外は結構マジメな展開。
マジメだからこそこの奇策を実行に移しやり切れたんだと思う。
泣いても笑っても後がない崖っぷち!
じゃあやらなきゃ損々って感じかな。
スタッフたちにも軽いドラマはあるけれど、この作品は着ぐるみを着て動物のフリをすることが売りで、そこで映画としての目的をほぼほぼ達成してる。
そこでその着ぐるみの完成度はどうなんだと問われると、これがかなり微妙(* ´艸`)
それでよくお客様の前に参上したなぁってくらいのレベル。
変だとは思いつつまさか偽物だなんて思っていないお客様たち。
油断していたホッキョクグマがコーラを飲んでいるところを見られてしまい、それが話題を呼んで動物園は大盛況!
でも私がいちばん笑ったのは、ヘギョンのクズな元カレの顔が恐怖にゆがんだ瞬間(*`艸´)
もう極上のドッキリやね。
ナマケモノにゴリラ、ホッキョクグマにトラのオールスターが大集合。
声をあげて笑ってしまいました。
そして動物のふりも、始まりがあれば終わりも訪れ・・・
妥当なフィナーレだったと思います。
お客様を騙す行為はいけないことだとは思いますが、今回は例外。
楽しんだことですし、騙されたんじゃなくて騙されてあげたんですよってことで。
主な出演者
- カン・テス:アン・ジェホン
- ハン・ソウォン:カン・ソラ
- 元園長:パク・ヨンギュ
- キム・ゴヌク:キム・ソンオ
- キム・ヘギョン:チョン・ヨビン