夜更けに海外ドラマ

海外ドラマのあらすじと感想を中心に、時々映画や国内ドラマの感想も書いています。

映画「さんかく窓の外側は夜」あらすじ感想 岡田将生X志尊淳主演

ご紹介するのは映画「さんかく窓の外側は夜」

現在huluで配信中(2021年12月現在)

製作年:2021年

監 督:森ガキ侑大

時 間:1時間42分

原作はヤマシタトモコ先生の同名コミック。


心霊探偵バディが呪いの謎を解くということなのですが・・・

霊を払える除霊師・冷川理人(ひやかわりひと)を演じるのは岡田将生さん。

彼のバディで霊が視える男・三角康介(みかどこうすけ)を志尊淳さんが演じています。

冷川は霊を払うことはできるのだけれど、ハッキリと霊の姿が視えているわけではなく、三角に触れることによって霊の姿をハッキリと視ることが出来るというバディもの。


映画の宣伝でお2人のことをテレビで何度か拝見した記憶があるのですが、その時の2人の雰囲気とは一変、普段とは全く違うギャップも楽しめますよ。


それではかんたんなあらすじと感想です。

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出典元:https://www.hulu.jp/ 

あらすじ

幼いころから霊が視えることに悩まされていた三角康介(志尊淳)

そしてある日、人ごみの交差点で霊を見かけ動揺している彼を、除霊師の冷川理人が見つける。

書店でバイトしている三角のところへ行き、彼に触れ霊の姿をハッキリと捉えると、霊を浄化して見せる冷川。

「君は僕の運命だ」と言って三角を助手にスカウトする。

霊が怖くて仕方ない三角は「僕といれば怖くなくなりますよ」という冷川の言葉を信じ彼の助手になることに。

契約書を交わす。

そして2人のところに、刑事の半澤日路輝(滝藤賢一)から連続未解決殺人事件の調査依頼が。

調査を進め遺体を発見するがその遺体には呪いがかけられていた。

そして自殺した犯人の霊から「ヒウラエリカにだまされた」というメッセージを受け取る。

これまでに何度もその名前を聞いたことがあると言う冷川。

ヒウラエリカとは・・・

どうやら呪いを操る女子高生のようなのだが。

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感想 ~ブロマンスとは聞いてなかった~

とりあえず謎解きは置いておいて、なかなか楽しめる作品でした。

霊が視えることを恐れる三角(志尊淳)に、半ば付け入るようにバディとしての契約を交わした霊を払う冷川(岡田将生)

出会いからして距離感が近く、ボディタッチなくしてはバディは成立しないだなんて、一体何ハラと呼べばいいのかしら?

しかも見るからに冷川は社会不適合者。

最初は、ちょっとホームズっぽいなって思ったんだけれど、すぐに全然違うことがわかりました。

彼には、善悪の概念というものがないんですね。

それについていけない三角。

だって霊が視えること以外は割と普通に育ってきたっぽいから。

けれど冷川がそうなってしまったのには訳が。

彼の過去は壮絶なもので彼自身にはその時の記憶がなく、未解決事件を追ううちに彼の過去と交錯し、記憶も戻り、彼がしたことも明らかになっていくという展開。


そして平手友梨奈さんが演じる呪い屋の女子高生・非浦英莉可(ひうらえりか)の存在も忘れてはいけません。

彼女のバックには宗教団体がいて、父親はかなり教祖様に傾倒している様子。

彼女は望んで呪いをかけていたのか?

彼女が担ってきた役割なども明らかになっていきます。


正直、最後まで観たからと言ってスッキリするでもなく、私はちょっとモヤッとしています。

そんな中で、いちばん印象に残ったのが「見つけてくれてありがとう」って言葉。

この言葉の重みだけはわかる。

普段の生活の中で「ありがとう」って言葉はイヤってほど耳にするけれど、本当にその言葉を伝えないといけない時に言えないってことがあるからなんか印象に残りました。


そして主演の2人の匂わせかたがズルい!

BLとまではいかないけれど、ブロマンスですよね。

冷川役の岡田将生さんが三角役の志尊淳さんを後ろからガシッと掴んで胸に手を当てて霊を視るんだけれど、そこにはいやらしさしかない!

もうねぇ、とにかく岡田将生さんがエロいんですわ。

それを受ける側の志尊淳さんもあざといんですわ。

それともそんな風に見てしまう私が悪いのか!

いや、そんな風に思った人は他にもいるはず・・・だと思いたい。

この映画のキャスティングに感謝します( ᴗ̤ .̮ ᴗ̤人)

主な出演者

  • 冷川理人:岡田将生
  • 三角康介:志尊淳
  • 非浦英莉可:平手友梨奈
  • 非浦松男:マキタスポーツ
  • 半澤日路輝:滝藤賢一
  • 半澤冴子:桜井ユキ
  • 三角則子:和久井映見