ご紹介するのはアマゾンオリジナル映画「呪われた老人の家」(原題THE MANOR)
アマゾンプライムビデオで配信中(2021年11月現在)
製作年:2021年
監 督:アクセス・キャロリン
時 間:1時間21分
コチラはアメリカで制作されたホラー映画。
原題の「MANOR」には、荘園や領地などの意味があるそうですね。
そして荘園とは・・・
公的支配を受けない(あるいは公的支配を極力制限した)一定規模以上の私的所有・経営の土地である。(https://ja.wikipedia.org/wiki/より引用)
とのこと。
この映画には、この説明がいちばんしっくりするような気がします。
それでは簡単なあらすじと感想です。
あらすじ
70歳の誕生日を迎えたジュディス・オルブライトは、庭で誕生日パーティーを開いてもらっていた。
集まった子供たちにバレエを教え、楽しんでいたのもつかの間、脳卒中で倒れてしまう。
それから3か月後、娘と孫のジョッシュに自分が衰える姿を見せたくないジュディスは「ゴールデン・サン・マナー介護施設」への入居を決める。
しかし入居初日から、携帯は禁止だと言われ没収。
相部屋の女性もまともな様子ではなく「木が見ている」と不気味な言葉を呟いていた。
そして翌日、看護師の案内で森を散策。
そこには木漏れ日を浴びた美しい木が!
その後、入居者のルースとトリッシュ、ローランドと仲良くなる。
けれど、夜になると相部屋の女性がうなされ目が覚めたジュディスは、怪しい影を目撃。
必死でそれを訴えるも、逆にジュディスのほうがおかしくなったとみなされてしまう。
それから数日、身の危険を感じこの施設はおかしいと確信したジュディスは・・・
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感想 ~女性が強いのか、それとも男性が不要なのか~
施設は最初から怪しさしかなかったけれど、いちばん驚いたのはそのからくり(゚д゚)!
そっちの道を行くのね、って感じで私はちょっと笑ってしまいました。
終わってみれば、いろんな意味合いのホラーが垣間見れた作品。
しかしその前に、私はとにかく主人公のおばあちゃん・ジュディスのことをちょっとウザいと感じてしまいました。
そういうイヤな感じを出す役柄でもないんだけど、なんか鼻につくというかね。
17歳の孫の少年と仲がいいのが自慢みたいだけれど、その話を聞かされるほうはねぇ。
それに私はまだまだ若くてキレイでしょ、あなたたちとは違うのよ空気が流れてるというか・・・
そういう役でもないと思うんだけれど、そう感じてしまってとにかくジュディスに同情する気は全く生まれず。
むしろジュディスの娘が、ジュディスが施設に入るのを反対しなかったことに、なんかちょっとわかるわぁ~って思ってしまった。
息子はおばあちゃん子みたいやしね。
そして施設での怪現象の全容が明らかになるんだけれど、ドラマはその後に待ってるんだよね。
それが年寄りへの誘惑としてはこれ以上のものはないのではないかと思える誘惑。
女性がいかに現実的で建設的かとということを強く感じる作品でもありました。
間違えても愛情とか呼ばないで!
まさかこんなラストになるなんて思っていなかったので、意外性だけで言えば、ラストだけは二重丸。
注目すべきはラスト5分のみ。
中盤過ぎまではちょっと退屈なので、途中まで倍速で観るのもいいかもしれませんね。
コチラの作品はアマゾンプライムで配信中(2021年11月現在)
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主な出演者
- ジュディス・オルブライト:バーバラ・ハーシー
- ローランド:ブルース・ディヴィソン
- トリッシュ:ジル・ラーソン
- ルース:フラン・ベネット
- ジョッシュ:ニコラス・アレクサンダー