前回のあらすじは・・・
午前3時に待ち合わせをして初詣をする久能整(菅田将暉)とライカ(門脇麦)。帰り道、焼き肉屋に立ち寄った2人は、店の主人が本当は押し入った強盗であることに気付き、捜査協力して事件は無事解決。一方で、ライカは千夜子が解離性同一性障害であり、自分はその人格の一人であることを告白。千夜子が回復したためもうすぐ自分も消えると言い、整に別れを告げるのだった。
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ミステリと言う勿れ 第10話 あらすじ感想 初めては、美味しくてしょっぱくてほろ苦い - 夜更けに海外ドラマ
それでは、第11話のかんたんなあらすじと感想です。
あらすじ
遡ること4か月前。
整はバスジャックのせいで行きそびれていた美術展を鑑賞するために大阪へ行き不在。
そして大隣署では、芝浜署から連続殺人事件の応援要請が入り、風呂光聖子(伊藤沙莉)が向かうことに。
遺体はいずれも交差点の真ん中に両手を広げた状態で放置されており、猟奇殺人事件とみられていた。
そんな中、3人目の遺体から被害者とは別のDNAが検出される。
それは22年前に羽喰玄斗に殺害された女性・辻十岐子のものと一致。
再び羽喰玄斗が犯行を始めたのではと疑いを持つ捜査本部。
風呂光は、備前島操警部(船越英一郎)から猫田十朱(松本若菜)と組むようにと言われ彼女と行動を共にする。
一方、ジュートを探していた犬堂我路(永山瑛太)は、倉庫街にある闇カジノにたどり着き、そこで働いていた横田留美(夏子)から愛珠(白石麻衣)がカジノでバイトしていたことを聞かされるのだった。
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感想
今回は、エピソード2.5ということで、第3話と第4話の間の出来事のようですね。
そして整は不在。
風呂光にスポットが当たり、犬堂我路がドラマの支配者でした。
でも全ての謎を解いたわけではなく、まだまだ謎解きの途中。
闇カジノ情報を風呂光に電話で伝えた時、最後に言った数字の羅列、私にはチンプンカンプンでした。
と同時に、あんたも暗号使うんやねと思ってみたり。
そして愛珠の寄木細工にからくりの仕掛けがあったため寄木細工ミュージアムへ。
そこで対応してくれた学芸員の辻浩増(北村匠海)の少し特徴のある足取りを我路は見逃しませんでした。
一方、芝浜署に応援にやってきた風呂光でしたが、連続生き埋め殺人犯の煙草森のことをまだまだ引きずっていました。
犯人を逮捕したからと言って全てがスッキリするわけじゃない。
不安を感じたり恐ろしく思ったりするのは、人として普通のことだと思います。
むしろ、いちばん近くで見ているのにそれを感じないほうが私には恐怖です。
私は原作を読んでいないので、風呂光さんのキャラに対しては別になんの不満もありません。
逆に頑張ってるほうだと思います。
整に恋心を抱いてるのも別に不快ではないし、等身大の若い女性だなぁって微笑ましくみていたのですが・・・
今回の刑事としての風呂光はダメダメ。
なんで一人で闇カジノに行った?
辻浩増がジュートだと気付き、猫田十朱に連絡したけど電話が繋がらなかったとき、なんですぐに地元の警察に応援を呼ばなかった?
そもそも刑事さんって二人一組で行動しないといけないんじゃないの?
大体のドラマでそう言ってる!
「お客さん体質」って備前島操警部の言葉。
助けを求められない人のことを指してると聞いて、正直なところ私も耳が痛いです。
人に何かを頼む気になれない性質なもので。
でも風呂光はちゃんと警部に連絡しましたね。
猫田さんは刺されたあとだったけれど、風呂光さんを後ろから捕まえたのはオトヤっぽかった。
そして我路は、ジュートと思われる辻浩増を確保。
どんな真実が明らかになるのかはわかりませんが、今回の謎解きに関しては、というか風呂光さんとの謎解きに関しては、わかりやすかったです。
そしてそして、一人で美術展を満喫したであろう整。
とくに活躍もしない普段の整を見て、ちょっとウザいタイプであったことを思い出しました。
独り言が大きい!
最後に美術展の切符が飛ばされたときの表情は、まるでアニメ「ウサビッチ」のプーチンのようでした(* ´艸`)
ちなみにプーチンはとっても癒しキャラです。
第12話(最終話)の感想はコチラ
ミステリと言う勿れ 第12話(最終話) あらすじ感想 謎の答えは謎でした - 夜更けに海外ドラマ